人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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視点: 人

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ショウ

…。
それ。
他に誰かが、見たのか?

[今までの違和感と、
彼女の反応とが、
雄弁に答えを物語る]

………還らねぇんだよ。

記憶の中には、在る。
でも。
それだけだ。

[目の前の相手に対してでなく
自分に言い聞かせるように]

(101) 2007/08/06(Mon) 19:33:33

マイコ

…っ

[誰も一緒にはいなかった。視界の中に赤が散る。はなが、さくらが、赤くそまる]

や、だぁ

[本当に幼い子のように、ふるふると首を振って。
記憶の残像]

さく、らが
とった……の

だれ、が……

(102) 2007/08/06(Mon) 19:39:47

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 19:40:07

マイコ


[いないのだという喪失感と
 それをおさえる、だれかの存在。]
 

(103) 2007/08/06(Mon) 19:41:26

マイコ


[否、それは  何か  か?]

(104) 2007/08/06(Mon) 19:47:03

ショウ

舞子、

[真っ直ぐに、相手を見つめる。
彼女への答えは持たないけれど]

…誰がか、なんてわかんねぇ。
でも、これは、夢じゃなくて。

[奪ったヤツが、いる事。
それだけは確かで。

繋ぎ止めようとするように、
目を覚まさせるように、
肩を掴む手に、僅か、力が籠った]

(105) 2007/08/06(Mon) 20:00:23

マイコ

[強い力。
それは一瞬、その感触を――義兄の命が失われた瞬間を思い出す。
だけれど自分を見るその顔は、違う。
その声は、違う。

だって、もう、 し ん で し ま っ た 。]

ゆめって、ハカナイって。

[小さく零れた声は、少し落ち着いているようにも感じられたか]


そっか、ショウちゃんせんぱいにも、わからないんですね。
あの、さくらなら、わかるかなぁ

[クスクスと口唇が笑みを描いて]

ゆめじゃないなら、はかなくないなら……なんて。

[冗談ですよ、と笑って]

(106) 2007/08/06(Mon) 20:06:31

マイコ


うん、ゆめじゃないですね。だってとても苦しいし、とてもかなしいし、とても――

(107) 2007/08/06(Mon) 20:06:41

マイコ、言葉はどこに隠れたか

2007/08/06(Mon) 20:10:44

ショウ

………桜?
お化けみたいな女の子、ってヤツ?

[フユの言葉を思い出しながらも、
一転したマイコの様子に、眉が顰められる。
笑っているのに笑っていないような、
奇妙な感覚が胸を過ぎった]

人の夢で儚い、だっけか。
儚くないなら―――?

[傍らで大人しくしていた子犬が、尻尾を揺らす。
円い眼が、2人を映していた]

(108) 2007/08/06(Mon) 20:13:41

マイコ

うん、そうですよ。
あの桜が知ってるなら、おしえてもらえるかなぁ。

[教えてもらえて、そしてどうするなんて。
口にするわけもなく。
子犬にも伝わるだろうか。
一度壊れたものは、再び組み立てたとて、部品をなくせば戻らない。]

そうそう、それですそれ。人のゆめだからハカナイ。
ハカナクないなら

[にこっと笑って]

(109) 2007/08/06(Mon) 20:17:17

マイコ


はかなくなっちゃえばいいんじゃないかなぁ?って思ったんですよ
 

(110) 2007/08/06(Mon) 20:17:36

マイコ、そしたらユメになるでしょう?と笑う。

2007/08/06(Mon) 20:17:49

ショウ

―――なんだよ、ソレ。

[意味が、取れなかった。
狭い準備室の中にずっといたせいか、
頬から顎へと伝った汗が、地に落ちた]

はかなくなればいい?
わけ、わかんねぇ。

[手から力が抜けかける。

子犬が後退った。]

(111) 2007/08/06(Mon) 20:22:42

ショウ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 20:24:15

マイコ

なんでもないですよ。

[にこっと笑って。
そう、本当になんでもないような顔。]

だって、ユメははかないものって言うでしょう?
はかないものは、ユメなんじゃないかなって

思うんですよ

[抜けた力。体が動く。扉に向かって。
子犬を見て、かわいいなぁと笑って]

ありがとうございました、ショウ、せんぱい

[間が抜けたのは、なぜなのか。彼女にもわからない]

(112) 2007/08/06(Mon) 20:29:08

ショウ

[礼を言われる理由がわからない。
それでも、唇は自然、どういたしまして、と返答を紡いでいた。
音は掠れていただろうか。]

だから、はかなくするのか?

[はかなくする。
どういう事だろうか。
頭の隅で、考える]

(113) 2007/08/06(Mon) 20:33:21

マイコ

[かすれた声は、何の感情か。
そんなこと、彼女にはもうどうでもよかった。

そう――まずはあの桜に聞くことだ。
心の中が、歓喜に踊る。]

うん、そうですよ
現実だっていうなら、ユメにかえちゃえばいいんですもん
だいじょうぶですよ。

みぃんな、ユメになっちゃいますもん

[それじゃあ、いってきます。なんて笑う]

(114) 2007/08/06(Mon) 20:36:45

サヤカ

―食堂・昨夜―
前提……?
逃げて…る?

[ウミの言葉を繰り返し呟けば途方にくれたような表情が浮かんだ。本当はとっくに気づいている。早乙女の消失を受け入れたくないだけだと。御堂もおそらく消失したのだろう。そして、他にも消失した人間がいるのだろうと。]
[再びの溜息の後、まっすぐにウミを見つめ。]

……足掻く、か。
確かにおとなしく殺されるのは嫌だし、そもそも死ぬなんてごめんだわ。

["後少しで、ここからも、開放されるってのに……。"その呟きは言葉にならぬまま。]

(115) 2007/08/06(Mon) 20:38:57

ショウ

………っ、
そんなの、意味ねぇじゃんか!

[声は届いているのに、届いていなくて。
こんなにも近くにいるのに、彼女は遠くて]

夢にしたって、

[―――仕方ないのに。

声が出ない。

止めようと思うのに身体は動かず、
代わりに震える拳を握る。

子犬は身動ぎもせずに、それを眺めていた]

(116) 2007/08/06(Mon) 20:45:25

マイコ

[元凶をはかなく――なくしてしまえば
ここがうたかたのユメになると、本当に彼女は思っているのか。
それとも。
思っていないけれど――ただそうしたいだけなのか]

どっちだっていいじゃない

[ちいさなちいさな言葉は、彼の声に掻き消えるか]

……ほんとうに?

[泣きはらしていた目元はまだ赤く、熱を持っているようだけれど。
彼を覗き見るように、わらった]

(117) 2007/08/06(Mon) 20:49:42

ヨウコ、嬉しそうに笑いながら、ふと歩みを止めた。

2007/08/06(Mon) 20:52:10

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 20:54:59

ショウ

[赤みを帯びた目元に、わらう眼。
何故だか、あの桜のようだと思った]

―――…、

[目を逸らせない。

沈黙は、答えとなるか。
否、真の答えなど、持っていない。

生じる迷いに、止まって。
彼女を無言のままに*見送るだろう*]

(118) 2007/08/06(Mon) 20:57:39

ショウ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 21:00:00

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 21:00:42

サヤカ

―自室・昨夜―
[一ノ瀬に食事の礼を述べた後、自室へと戻り、暗がりの中消耗した身体を横たえたものの目は冴えたまま。]

……現実、なのかな……本当に……。

もし、これが現実だったとして……。


[天井に手を伸ばせば、自分の輪郭すら薄闇に溶けていきそうで。存在を確かめるように彼女は言葉を紡ぎはじめる。]

……現実と非現実のラインなんて誰が決めたの?

そもそも、私が生きていたと思っていた世界だって、確実に現実と言い切れるのか?

私の肉体というオブジェクトは、現実に存在しているのか?
私の存在理由は何か?

――あぁ、私は何者?
そして、私にとっての現実とは何?

(119) 2007/08/06(Mon) 21:05:50

マイコ

[動きを止めてしまったショウに、また笑いかけて]

それじゃ、今度こそ桜のところいってきますね!
あ、今夜もおいしいご飯、期待してます!

[子犬は少しおびえた声をあげただろうか。
だけれど気にせず、身を翻して外へ]

(120) 2007/08/06(Mon) 21:11:35

マコト

─剣道場─

[ヴン、と。重たい音を立てて、大気が断ち割られる。
竹刀よりも重たいそれを振るい続けるのは、さすがに体力の消耗が大きいようで、竹刀を振るっていた時以上の汗が滲んでいた]

……あっつ……。

[思わず、呟けば。風がその熱を冷まそうとするかのように、ふわりと周囲に吹き抜けた]

……こんなとこは、便利なんだけど、ね。

[冗談めかしていうものの、瞳には微か、暗い陰り]

(121) 2007/08/06(Mon) 21:15:57

マイコ

[体育館を出て、一つ息を吸う。
体はすっきりとしていた。

くす、とこぼれた笑い。
それは壊れていないようで壊れているようで。]


さぁて、さくらさくら。
散るまえに、はかなくしちゃわないとねぇ

[そちらへ向かおうとするか]

(122) 2007/08/06(Mon) 21:18:36

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