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フォルカー、
あんまりユリアンの言葉、真に受けない方がいいぞ。
[フォルカーがヘルムートに言う言葉にそう忠告したり。
ハインリヒとローザの様子を目にすると]
なんだかなぁ…。
[天井を仰ぎながらぼんやりと吊り橋効果かとか思ったり]
[廊下を勢いよく歩いていく足音に肩をすくめるハインリヒを一瞥する]
ハインさん、お休み前にちょっとだけ、良い?
[そう声を掛けるのは、ハインリヒが広間を出る前に間に合うだろうか]
―広間―
おじゃまなものか。
[ヘルミーネが言うのには笑いながら答えて。
ただ、ローザの好意に応えられないからか、やや声と表情は暗めだった]
いいか?男は甲斐性のある奴を選んだ方がいいんだぜ?
ほら、こっちのレディもそう言ってるじゃないか。
男の甲斐性って、大事なんだぞ?
[苦笑を見せるローザにそんな風に言葉を向けて、へらりと笑った。
この場にいる学者はどちらも甲斐性なし、ということらしかった]
─浴室─
[浴室に入るとまずはお湯のチェック。誰かが使ったのか、まだ入れるくらいの温かさが残っていた]
よし、冷めないうちに……。
[その後の行動は早かった。服を脱ぐと頭からお湯を被ったり、身体を洗ったり、濡らしたタオルで顔を覆ったり。一人で居ると朝のことが頭を掠めたが、もう泣くことは無かった。思い出す度に、手に力は籠っていたけれど]
[最後にもう一度お湯を被ると、身体の水分を拭き取り持って来た服に着替える。と言っても今までの服とさして変わり映えしないもの。そう言う服ばかり着ているのだ。タオルをしっかり絞ると、それらを持って再び自室へと戻って行く]
[向けられたヘルミーネの真顔に、なんとなく居住まいを正す。
幼なじみが広間を出て行くのは見えたが、先日とは違う勢いに、後を追うことは出来なかった]
……………ないんだ。
[あんまりな言い種>>87に、ちょっぴり同情が混ざった。
仮にも、己の教師たる人物だったが、それでも、混ざった]
そう、なの?
[エーリッヒの忠告>>89には首を捻る。
少年の短い人生にとっては長い付き合い、その言動のいい加減さに振り回されたことも少なくないのに、未だに素直に信じてしまうことは、たびたびあった]
[ハインリヒが部屋に戻る前に呼び止める事に成功したなら]
酒場で初めて見た時に、一目ぼれしたの。
やめといた方が身のため、なんて言われても諦めないし。
甲斐性云々なんて関係ないから。
……ほかの誰かとくっついた、とかなら諦めるけどね。
[にっこりと良い笑顔でそう告げる。
台詞の後半を言う時には、ちらりとエルザに視線を向けて苦笑を浮かべたかもしれない]
…ん、そうか。
[ハインリヒとローザの様子にやや首を傾げながら、用意された食事に手を伸ばすか]
同意見だな。
[だが深い訳は知らないものの、甲斐性論には頷いていたりした]
怒らせた原因の一人だろうが…。
[ハインリヒの様子にそう呟いてから、
甲斐性の話になれば肩を竦めて]
さて、俺も部屋に戻るかな。
[お茶を飲み終えると席を立ち上がった]
まぁ、その素直さがフォルカーのいいところなんだろうな。
[広間を立ち去る前に、首を捻るフォルカーの頭を優しくぽんぽんと叩いてやりながら]
将来、悪い人にだまされたりすんなよ。
[今はそれ以前の問題もいっぱいだったけども、
そう言うと広間を後にして自室へと戻った]
嗚呼、残念ながら。
いい奴ではあるがな。
[一応フォローのような言葉もつくにはついたが、フォルカーにはきっぱり答えた]
取り敢えず、そんなコトを吹き込む奴は後でお仕置きだね。
[自分が起こした事は棚上げし、上を見上げた。
イイ笑顔だった]
―広間→自室―
――。
[呼び止められて告げられたある種の意思表明にこれは驚いたな、と少し余裕を装い―]
もてる男はつらいねぇ…
[そんな風に冗談を残して広間を後にした。
2階へあがって自室へ入ったなら、薄く笑っていた口元からは笑みがすっと消えた。
そして、後ろ手で閉じた扉にもたれかかった]
…すまん。
[詫びる言葉は、いずこへ向けてのものか]
[見上げていた首を戻してから、広間を去る者は軽い挨拶と共に見送った。
その後は常と変わらぬ量だけの食事を進めて行くが、エルザの姿を見て一度手を止めた]
…話すべき、かな。
[口の中で呟く。
微かな熱を帯びる対の花を、服の上からそうと撫でた。
けれど結局、その機会が訪れることは無く]
……爺さまにも、言われました。
素直なだけじゃ、駄目だ、……って、父さまは言っていた、けれど。
[頭を叩かれて顔を俯かせながら答える。
父のことを思い出して曇りかけた表情を、意識を食事に向けることで消す。
お仕置きされる人物に関しては、頭に入っていなかった]
─二階・自室─
[部屋に戻ると濡れたタオルを干して、着替えた服を荷物の奥へと押し込む。ついでだからと、備え付けの小さな暖炉に火をつけ、部屋を暖めておくことにした。今入れた薪が燃え尽きても、しばらくの間は暖かさが残ることだろう]
…腹減りには逆らえないよね。
[広間に戻るのも気拙かったが、空腹には負けて。若干濡れた髪のまま、また広間へと戻ることにした。部屋へと戻ったハインリヒとは見事に入れ違ったらしく、顔を合わせることは無かった]
―翌朝/自室→エルザの部屋―
[ハインリヒに想いを一方的に告げた後、台所でパンやドーナツ、薄焼きクッキーなどを作って。
明け方に台所から戻ってきて眠りについた時には、まだエルザの息はあったのだろうか。それとも、すでに手遅れだったのだろうか。
ふと。隣の部屋が騒がしい気がして、目を覚ました。
窓の外をみれば、太陽の位置はまだあまり高くない。いつもならまだ眠っている時間だろう。
どうかしたのかな、と眠い頭で首を傾げながら。
簡単に着替えを済ませ、すぐ隣のエルザの部屋へ向かった]
―翌朝/エルザの部屋―
…………え……るざ、さん?
[床に広がる血の朱。
その中に仰向けに倒れているエルザと、エルザの肩を撫でているユリアン。
何が起きたのか、すぐには理解できなくて――否、理解したくなくて。
呆然と呟いて、数度瞬いた]
……ーーーーー!!
[状況がようやく理解できれば、言葉にならない悲鳴を上げた。
最初の犠牲者のときも、ギュンターの時も、話でなら亡くなったその状況も聞いていたけれど。
話に聞くのと、実際に目の当たりにするのとでは、まったく違う。
悲鳴を上げた後、ほかの誰かが来るのが早いか。それとも、許容量を超えた状況に頭の中の安全装置が働くのが早いか。
その状況に耐え切れず、扉に凭れるように、気絶するだろう**]
─ →広間─
[広間へ向かうと、まずハインリヒが居ないことに少しだけ息を吐いた。また何か言われるかと、少し警戒していたために。ご飯が出来ていることを知ると、いつもよりは少なめに、食べやすいスープなどを中心に貰い、腹を満たして行く]
[遅々として食事を進めていると、幼なじみが戻ってきた。
あ、と小さく声を上げ、隙を見て、彼女に小さく問いかける]
……レーネ。
今朝、……………何、言おうとしたの?
[疑問の内容は、己が誓いを口にしたときのこと。
感謝の前、消えた言の葉。
答えが得られようが得られまいが、口数は少なく、食べ終えた後には自分で片づけをして広間を後にする]
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