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─ 広間 ─
[唐突なエーファの動きにモリオンも慌てて>>100いたようだ。
エーファと黒猫の姿が広間から消えるのを見送り、モリオンがついていれば大丈夫だろうと思いながらも、
「エーファが調べられるってんなら視てもらうのが一番なんだろうが…」>>102
というイヴァンの言葉に、
オトフリートとから聞いたばかりの話>>78を思い出して振り向いた。]
そういえばエーファは、「誰が人狼かわかる」力を持ってるんだってオトフリートさんから聞いたけど……。
『幻燈歌』にある、「見出す者」が彼だったって。
その力は正確なのかな?
エーファが嘘をついているとは思わないけど…その力が、ぼくの夢のようなものだったら、と…。
[最後の一言を、自信なさげに付け足す。]
……ぼくの夢に意味があるとは思えないので。
[おまえは?と問い返されれば、悲しそうに首を振る。]
ぼくには何の力もなくて……。
風邪を引いて寝込んでただけ。
カルメンさんが人狼だったという話、イヴァンはどう思う?
それらしい徴候や変化はなかったのかな?
オトフリートさんはどうですか?
[イヴァンか、あるいはオトフリートから返事があれば、興味深そうに聞くだろう。]*
[ふたりとの会話が一段落したころだろうか。
やりとりの間、何度も出入り口のほうを見ていたユリアンは立ち上がり、]
ちょっとエーファを探してきます。
思い詰めているかもしれないので…カルメンさんのことで…。
[暖炉の前の敷物の上で眠り込んでいるビルケの様子を窺うと、わずかに微笑んで。]
モリオンがいるから大丈夫だとは思うけど。
……ビルケのこと、お願いします。
[老犬に愛おしげな視線も向けながら、そう頼んで広間を出るだろう。]**
─ 二階・客室 ─
[ぱたぱたと駆けて二階へと。
誰がどこの部屋を使っているかはわかっているから、目指す場所には迷わず行けた]
…………っ!
[行った先、目に入ったもの。
聞かされてはいたけれど──でも。
改めて物言わぬ姿を目にすれば、衝撃が大きい]
…………。
[何か言いたくて、でも、声が出なくて。
しばし、その場で立ちすくんでいたけれど。
追いついてきた黒猫が足元にすり寄る感触に──限界近くなっていた感情が決壊した]
……っ……く……。
[立っているのが辛くなって、座り込む。
零れた声の響きに、黒猫がにぃ、と鳴いた]
……なんで、こーなっちゃうんだよぉ。
いっつも、いつも、さ。
みんな、言いたい事だけ言って、俺に押し付けて、いっちゃって……。
[震える声が紡ぐのは、稚い響きの恨み言]
とーさんも、かーさんも、じっちゃんも、ライヒアルトさん、も。
[自ら望んで死に至ったわけではないだろう。
それとわかっていても、言わずにはおれない。
ずっとため込んで抑え込んでいたものが一気に零れてくるのを止められなくて。
しばし、その場で泣きじゃくる。
黒猫がにぃ、と切なげにないた]
[感情の波が静まったのは、それからどれほど過ぎてからか。
父が事故死して、母が病死して、祖父が殺されて。
極限状態で信を寄せた相手も失って。
それが切欠で弾けた感情の発露だから、そうは鎮まってくれないだろうけれど]
……モリオン、俺、さ。
うれしかったんだよ、ね、あの時。
名前で呼んだら、笑ってくれてさ。
あれ、凄く、うれしかった。
[ぽつ、と紡ぐのは、決意を宣した時に感じていたもの]
だから、頑張んなきゃって、思ったんだ。
……俺に出来る事なら、やれる、頑張れるって。
[零れる言の葉に、黒猫がにぃ、と鳴く]
……しょーじき、さ。
こんな事なっちゃって、もう、どーでもいいやって、ちょっと、思ってなくもないんだけど、でも。
……言ったこと、ちゃんと果たさないと、だめ、だよな。
だから……。
[ここで一度、言葉を切って]
……終わらせる、よ。
それが、どんな形でも。
たとえ……。
…………俺が命、無くすことになっても。
こんな、の。
こんなおかしいこと。
続けちゃ、ダメだから。
……絶対、終わりにする。
[そのためにどうすればいいかはわからないけれど。
必要ならば如何なる術も辞さない覚悟。
それは、望まれぬ選択肢をも是とするを厭わない、脆くも危険なものだけれど。
宣する蒼の瞳には揺らぎも曇りも陰りもなく。
ただ、真っ直ぐに澄んだいろを宿していた。*]
─ 2階へ上がりながら ─
[村へと続く木橋が壊れてから、今日で何日目だろう。
階段を上がりながら、ふと思った。
このまま永遠に閉じ込められているような気もする。
気がつけば、演奏会があるから泊まっていくようにと言われたあの日に戻っているのではないか。
あるいは、月夜の演奏会の瞬間に。
歌い手の『幻燈歌』がすべての発端だったように思えてならなかった。]
ああ、だから…。
[旅人が人狼だったかもしれないと言われても、彼に対して憎しみや恨みの気持ちが持てない。
自分が手にかけた罪悪感からかと思っていたが、]
……彼も巻き込まれたと思ってるんだ、ぼくは……。
[自分の思考をそう整理して納得する。]
[人狼に対しても同じだ。
この状況になるよう事前に仕組んだのは館の主であるギュンターや歌い手であり、今残っている誰が人狼であっても、偶然巻き込まれたようにしか思えない。
自分と同じく、たまたま館を訪れていたために。]
でも、歌い手さんもギュンターさんも……。
[人狼に殺された彼らは人間で。
だとすれば、彼らのうちどちらかが『幻燈歌』にあった「影の護り手」なのだろうか?
寝込んでいたために何が起きたかを知らされず、また知らされたとしても不十分だったユリアンは、
断片的な情報から考え、判断するしかない。]*
─ 二階・客室 ─
[決意固めた所に聞こえた声。>>121
蒼が数度、瞬いた]
……ユリさん?
ん……いい、けど。
[返事をしてから、あ、やば、と思ったのは、泣き腫らした目を見られる事に気づいたから。
とはいえ、今更か、と割り切って]
……どしたの?
[ユリアンが姿を見せたなら、黒猫を抱え上げつつ、首を傾いで問いを投げた。*]
─ 二階・客室 ─
[問いに返ったのは、広間へ、という促し。>>122
心配、という言葉に同意するように、抱え上げた黒猫がにぃ、と鳴いた]
…………うん。
お茶、冷めすぎちゃった、よね……。
[いつまでもここに居てもどうにもならないから、戻るに否やはない。
だから、と立ち上がって。
すまなそうに向けられた問い>>124に、軽く瞬いた]
……ん。
月のひかりにまもられているのが誰かは、わかんない。
今の俺にわかるのは、ユリさんがひとだって……信じてもいいって事。
[自身の力が判じた事を告げて、それから]
……もし、終わってないなら。
後の二人が……って、ことになる、けど。
……演奏家さんは、なんて言うか、上手く言えないけれど。
おおかみじゃない、気が、する。
[そんな前置きの後、昨日の厨房でのやり取りを簡単に話して]
俺が、見つけられるの知って……それで、邪魔って、言ってたけど。
なんだろ……上手く言えないんだけど。
自分に、向かってこさせようとしてるみたいで……なんか……おかしい、感じがして。
しょーじき、よくわかんない……。
[いうだけ言って、落とすのはため息。
オトフリートが違うというなら、残っているのは、と。
先にも到達した消去法の結論に一時、目を伏せた。*]
─ →廊下 ─
[促せばエーファは廊下へ出ただろうか。]
これで終わったかどうかがわからないんだよね……。
正直に言うと、終わっていればいいなと思ってる。
あのふたりも…ぼくには疑えないので…。
旅人を死なせたとき、すごく怖かった。
イヴァンたちが彼の部屋に入っていくのが見えて、もし、名前も知らないあの男が人狼だったらどうしようと焦って。
それで自分の荷物から裁ちばさみを……。
何かあれば身を守れるかもと、そう思って、いただけなのにね。
[俯いて目を閉じる。]
─ 広間 ─
正確かどうかは分かんねーな。
こうだ、って証明出来るものがあるならその限りじゃねーけど。
本人にしか分からねーもんだったら確かめようがねーよ。
俺達に同じような力がねー限りは、確証にはならない。
[ユリアンの疑問>>108に返すのは実際に思っていることを告げる]
だから視てもらうのも手かな、って思ってるぜ。
もし違うことを言われたら、正確じゃねーって分かるからな。
[己が身を使っての証明。
人である絶対の自信を乗せての言葉]
あれ、ユリアンの夢にも意味あると思ってたんだが、違うのか?
[例の夢に意味がないと言うユリアンに問いかける]
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