人狼物語 ─幻夢─


21 Himmel welt

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御令嬢 ロザリー

[ 羽根を羽ばたかせるケイジをいつものよう見送る。]

 ……ご無理はなさらぬよう。

[ どうだっていいけれど。]

 ケイジ様にご満足頂けるよう頑張りますわ。

[ いつものように綺麗に笑うよう心がける。
 羽根は黒から淡い金へと*姿を変えていた。*]

(93) 2008/03/25(Tue) 19:22:16

くの一 アヤメ

[まだ、終わってはいない。それは感じているから。
だから、崩れられない。
そんな風に自分に言い聞かせる]

……ホント……バカだ、アタシは……。

[掠れた呟き。真白がくるる、と案ずるように鳴いて、見上げるのをそぅ、と撫で]

……平気だよ、ラウル……大丈夫。
アタシは、まだ、崩れない。
……崩れちゃ、いけないんだ。

[声に出し、繰り返して。ふわふわとした真白の身体を、両腕で抱え込んだ]

……いなくて、よかった。
こんなザマ見られたら……もう、どうしようもなくなりそうだし、ね。

(94) 2008/03/25(Tue) 19:24:12

御令嬢 ロザリー、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 19:27:20

くの一 アヤメ

[呟いてから、小さく、息を吐いて]

でも……ちぃと、寂しい、かな……?

[零れた言葉に。ラウルはまた、くるる、と鳴いて。
案ずるよな響きに、抑えが効かなくなり]

……っ……。

[開いたままの四翼、それで自分自身を包み込んだ。
泣くのを是としない娘の、ささやかな虚勢。

やがて諸々の疲れは、眠りの淵へと*その身を誘い*]

(95) 2008/03/25(Tue) 19:30:06

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 19:32:12

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 19:33:05

猟師 スティーヴ

−施療院−
[未だ帰らぬ孫を待っていた老婆に目を伏せ、首を横に振る。
 それだけで医の賢者は察した様だった。
 急に小さく見えた姿に、低く声を掛ける。]

 ………すまん。
 近くにいながら、虚に襲われるのを助ける事が出来なかった。

[感じる視線に顔を上げる。
 こちらを見る目は、感情に揺れながらも理性が光っていた。]

 ……ああ、おそらく。
 他の者と同じく結界樹にいると思うのだが…な。

 ………確かめに、行ってくる。

[エリカと、そして消えたオーフェンとアヤメも探しに飛び立とうとする背を止められる。
 胆力を高める薬湯だと言われ、断れなかったのは負い目から。
 部屋を出て数歩も行かぬ内に膝が崩れる。ラスを探し飛び回った疲れもあり、舌打ちする間もなく意識は泥沼に*引きずり込まれた*。]

(96) 2008/03/25(Tue) 19:40:37

猟師 スティーヴ、御令嬢 ロザリーに話の続きを促した。

2008/03/25(Tue) 19:44:05

猟師 スティーヴ、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 19:49:16

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 20:19:59

孤児 オーフェン

[鳥たちの鳴く声に目覚めたら森の中。いつの間にか倒れていたようだ。胸の痛みに思わず数度咳き込む]

身体の、病気……は……
……薬、もらいに……行く?

[よろよろと立ち上がり、施療院へと足を向ける]

(97) 2008/03/25(Tue) 20:20:45

くの一 アヤメ、ふるり、深紫を揺らして。

2008/03/25(Tue) 20:23:37

くの一 アヤメ

………………。

サイアク……。

[四翼の作る覆いの下、小さく独りごちる。
手鏡に映して見るまでもなく、今の自分の顔は想像がついたから]

まっずいねぇ……こんな情けないザマ、エリィや旦那には見せられやしない……。

[呟きつつ、それでも袖で顔を拭い、四翼を開いて立ち上がる。
泣き腫らしたと一目でわかる様子は、他者に見せられたものではなく。
誰にも会わぬ内に、家に戻って湯を使おうと、急ぎ、飛び立った]

(98) 2008/03/25(Tue) 20:29:28

孤児 オーフェン

[森の中、ふと空に影が見えて]

……とり……?

[木々の間から目を凝らし、上空を見上げる]

(99) 2008/03/25(Tue) 20:37:08

くの一 アヤメ

……ん。

[不意に、くるるとラウルの鳴く声が響き、羽ばたきを止める]

どしたい、ラウル?

[問いに、ラウルはまたくるると鳴いて。
ふわり、真白を広げて下へと向かう]

って、こら、何処へ!

(100) 2008/03/25(Tue) 20:42:06

孤児 オーフェン

[上空の影は、白。そこから伸びる見覚えのある長い尾羽に]

……らう、る?

[頭上に手を伸ばすと、くるると鳴きながら、白が腕へと舞い降りる]

(101) 2008/03/25(Tue) 20:47:25

くの一 アヤメ

[森へと降りたラウルの様子に、っとに、と舌打ち一つ]

何だってンだい、もう……。

[文句を言いつつ、白の後を追う]

[オーフェンの腕に止まったラウルは、くるる、くるるる、と案ずるような声を上げ]

(102) 2008/03/25(Tue) 20:50:16

孤児 オーフェン

どうしたの……散歩?

[ラウルの柔らかな背を指で撫で、ふわり穏やかな笑み]

……うん、平気……だよ。あり、がと……

[上空から迫る紫の四翼が視界に入れば、そちらを見やり、表情を硬くする]

(103) 2008/03/25(Tue) 20:54:35

くの一 アヤメ

[散歩、という問いに真白はふるりと首を横に。
それから、硬くなる表情にくるる、と鳴いた]

[他方、四翼は森へと降りる。
目に入るのは、真白と、そして]

オーフェ……って、わっ……。

[真白が止まる者の名を呼ぼうとした矢先、翼の均衡が崩れた。
地上までもう少し、という所で、軽く失速し、落ちる]

ったあ……情けなぁ……。

(104) 2008/03/25(Tue) 20:59:38

孤児 オーフェン

……っ!?

[いきなり失速するアヤメの身体を抱えようと駆け出した。間に合った所で下敷きになるだけだろうが、多少の緩和はできるだろう]

……アヤメ、さん……っ、平気……?

[落ちた相手の顔を見れば、その異常さに気づき、息を飲む。その音は近くでくるる、と鳴き声に掻き消されたか]

(105) 2008/03/25(Tue) 21:07:09

くの一 アヤメ

[駆け出すオーフェンに気づき、半ば気合で揚力を生み出して。
下敷きにする前に、軌道を正してふわりと……やっぱり落ちる]

ってて……ああ……平気さね。
まだ、四翼を使うのは、慣れてないからねぇ……。

[口調は常のよに軽いが、浮かべる笑みは苦笑交じり]

……こんな顔になってるの、みんなにはナイショだよ?

[音はかき消されても仕種はさすがに読み取れて。
冗談めかした口調で、口止めを試みる]

(106) 2008/03/25(Tue) 21:14:56

傭兵 カルロス、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 21:15:24

孤児 オーフェン

[慣れてない、と言う四翼に目をやり、苦笑するアヤメの顔を見て小さく頷き]

……うん、わかった。

[立ち上がるために手を貸そうとして、思いとどまり、その場に座る。一瞬躊躇してから、口を開き]

ねえ、ラスさんって、どんな人……?

(107) 2008/03/25(Tue) 21:21:36

傭兵 カルロス

[鳥の囀る声。朝の音。
動き出すべき時間と分かり、寝台から身を起こす]

………は。

[とても小さく息を吐く。やるべき事は分かっているのに、どうしても身体は重かった]

女の子を口説き落とす事に、変わりはないんだけどねぇ…。

(108) 2008/03/25(Tue) 21:25:07

くの一 アヤメ

……ありがとねぇ。

[くすり、と笑い。
その場に座って投げられた問いにきょとり、と瞬く]

……え?
どんなって……。

……一言で言えば、バカ?

[さっくり酷い]

(109) 2008/03/25(Tue) 21:32:04

傭兵 カルロス

[ゆるゆると身支度を整え、やる気無い足取りで屋敷の中を歩む。
今日の噂の種はその内容ゆえ、先日以上の勢いを見せていた]

…ラスも、オーフェンも、……あやめサンも。
どうしてこんな事の中心部にいるんだか。

そ知らぬ顔、しててくれれば良いのにさ。

[呟く言葉には溜息が混ざる。何かを振り払うよう、頭をわしわしかき上げた。
常のように裏口から外へ。向かう先はアヤメとエリカの家]

(110) 2008/03/25(Tue) 21:37:15

孤児 オーフェン

……あれ?
バカのひと……カルロスさんじゃ……なかった?

[と首を傾げ、伝染るって言ってたことを思い出して、納得した]

……そうじゃ、なくって……
僕たちの前の、ラスさんって……本当のラスさん、だったの、かな?

(111) 2008/03/25(Tue) 21:37:41

学生 エリカ、メモを貼った。

2008/03/25(Tue) 21:38:34

くの一 アヤメ

……アレは、大バカ。

[更に酷い]

本当も何も……アイツは、アイツのまんまだよ?

お人よしで世話好きで心配性で聡いようで鈍感で。
自分より、まず、人のために動こうとするバカ。

……でも、一緒にいると、あったかくて、安心する。

ちっちゃい時から一緒にいた。
アタシの知ってるアイツは、アイツのまんま。
『虚』に寄ってようがいまいが……変わってなんかない。

(112) 2008/03/25(Tue) 21:43:29

学生 エリカ

[ぽたりと頬に当たる雫。
 冷たさに、眼を開いて、身を震わせる。

 森で眠る様子も己を包む翼も傍らの鳥も、
 護り手たる娘によく似ていたが、
 四翼は異形であり、ひかりに器はなく、滴は一粒も零れていなかった]

(113) 2008/03/25(Tue) 21:48:29

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