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―食堂「白雪亭」―
おう。
[ユリアンに後で話すと言われ、短く返した。
視線は逸れて]
お前に謝られてもなぁ。
当人に反省してもらわねぇと。
[イレーネの謝罪には小さな溜息と共に返す]
[レナーテが言い添えるのに、にー、と短く声をあげ。
ミハエルにも撫でられると、ふわ、と自然に笑った]
……うん、みんな、ありがとなんだよ。
[嬉しそうな声で言った所で、ふと、ある事を思い出す]
……あ、そうだ、じいちゃのとこ、いかないと。
頼まれてるんだ、細工作って、って。
どんなのか、聞いてこないと。
[ぽむり、と手を打ち鳴らして席から立つ。
急ぎではないけれど、とは言われたけれど。
どうしても、とは言われていたから、少しでも急ぎたかった]
ベッティの料理はいつも美味しいけど。
…。
綺麗な色だけど、ううん。
ゲルダが嫌いってどんな味なんだか皆目検討がつかないよ…。
[ユリアンの指差す新作キノコを見てから、
ゲルダの様子を見ては、手が伸ばせるはずもなかった…]
うん。──有難うイレーネ。
[食堂の中を歩いて横切り、
>>121 イレーネに、ぺこりと頭を下げる。]
なかなかレナーテが納得してくれなくて、
ついに危険と怒られるのも覚悟して後をつけようかと
悪いことと知りつつも考え出していた頃合だった。
[止めた計画を懺悔半分に告白して]
──ひとつ、行った先ではレナーテの指示に従う。
──ひとつ、イレーナかレナーテの傍を離れない。
エーリ兄から、きちんと許可を貰ってくる。
[大事な事として、穏やかなイレーナの眼を見て、復唱する。]
─食堂「白雪亭」─
[ゼルのため息には、まぁね、と同じくため息をついて眼を伏せて。]
でも、いつも迷惑かけてるから。
[兄が怪我しているのを見つけたらすぐにゼルの元へ連れていくのは決まって自分だから。
それこそ何度押しかけたことだろう。
そんなことを考えていると、ベッティがユリアンの持ってきたらしい茸を運んできたのがみえた。]
あ、さっきの。
それはまだ調理してないんだね。
だぁれが鬼畜だ。
[ウェンデルを横目で睨んだ]
だから1ヵ月にしてやってんだ。
お前さえ頑張りゃ何も問題ねぇだろ。
[続ける傍ら、ユーディットが席を立つのは目の端に捉えている]
他の皆には概ね好評。
[ウェンデルにそう言葉を付け足し、他の人もそれを口にしていれば躊躇もなくなるだろうか。
ミハエルのユーディットに対する言葉には頷いて]
まぁ、否定はしない。
[そう答えて、ユーディットが出て行くのなら、その様子から]
余り急いで転ばないように、気をつけて。
[そう声をかけただろう]
─食堂「白雪亭」─
絵は僕と同じじゃないか。
僕はミハエルが語り部の才能も、皆と同じように凄いと思うよ。
適材適所だよ、きっと。
[うんうん、と頷いて。]
うん、ものすごく危ないからダメ。
[ユーディットにはしっかりと頷いた。]
─食堂「白雪亭」─
[ユーディがギュン爺のところに行かないと、という言葉にそういえば、とはっとして。]
ユーディ、ちょっと待って。
あたしも…
[と言いかけたが、ゼルにレナの治療を頼んだのに自分がいなくなるのも気が引けるとか、そもそもまだ食事が済んでいないこともあり、少し考え込んだ。]
─自宅・庭─
……うん、これで試してみるか。
[何かを思いつき、一人その場で頷いた。キノコ椅子から立ち上がると、作業場へと戻って土台にする布と、染めるための染料を選び始める]
色は1の状態で良いな。
布は……ちょっと大きめのを使うか。
[あれこれと調整しながら、しばらく作業を進めて*行った*]
ああ、ユーディ。
長に「少し遅れるかもしれない」と伝えておいてくれるかい。
[手を打つ音に瞬いて視線を動かして声をあげる]
気をつけて。
[動いた視線はキノコを凝視するゲルダに気がつく]
ユリアンの新作か。
イレーネも食べたのか?
[美味しくないという断言には不安を誘われる]
[既に知っているらしい妹に尋ねるような視線を向けた]
[ちなみに、嫌いなものの話はほとんど聞き流していたから、緑のキノコを巡る状況には、ふに? と首を傾ぐだけ]
うん、ちゃんと気をつけるよ。
……じいちゃが一番、怒るし。
[皆に気をつけるように、と言われると、神妙な面持ちで頷いた]
……うん。
……ウェルも、やったらダメなんだよ?
[しっかりと頷くウェンデルに向け、ぽそり]
―白雪亭―
いやその。
毎度連れて行かれなくても私は。
[大丈夫なのだがと言うのも何度目だろう]
食事を後にするか先にするかはともかく。
決めたら行ってくればいい。
ここまできて見逃してくれるゼルギウスでもないだろう。
[考えるイレーネに苦笑しながら言った]
─食堂「白雪亭」─
あたしも、ミハエルの立場なら同じことすると思う。
[ミハエルからお礼と懺悔混じりの告白をされると、真顔でそういった後にくすくす笑って。
自分のあげた条件を一つずつ復唱するのを見、頷いた]
うん。
エーリが許してくれなかったら、あたしもお願いしにいくから。
一緒に行こうね。
[そう言ってほほ笑んだ。]
ふに?
あ、でも、レェねえは、レテにいの手当てが終わるまでみてないと、でしょ?
[迷う様子のイレーネにこう言って。
レナーテから伝言を頼まれると、はあい、と頷いた]
それじゃ、ティ、ごちそうさまでした、なんだよー。
[ベッティにも挨拶をして、御代を払って。
とてとて、外へと歩き出す]
ふ。
[ウェンデルの叫び>>141に、可笑しがるように笑みを零す。く、く、く。とほぼ同年の外見の筆記者を見て零す笑みは楽しげ]
うん。嬉しい。
語り部の役目は好きだから。そうであればと思っている。
知るのも語るのも覚えるのも。
[その笑みを残したまま、適材適所の評価に頷きを返し>>160]
─白雪亭─
うん何度か買いにも来てくれてるけど。
忘れて届けた回数の方が多いよ。
[配達と一緒に持っていくので、別に手間ではないが。
へこたれたのが目に見えて分ったので、苦笑して。]
…ウェン、メモみたいなのに書き留めておけば、物忘れも少しは軽くなったりしないかな。
[そういえば本を写したりしているのに、メモ取ったりはしないねと思って言ってみた。]
ゼルギウス以外の誰がいる。
[横目で睨まれ、一瞬ひるんだ。が、言い返す。]
普段から一食程度なのに三色も取れるわけがないじゃないか。
条件緩和しようよ!
[それから視線は机の、緑きのこスライスへ。
ユリアンの言葉に後押しされたのか、手を伸ばして。
ぱくっ。]
……おいしいきがする。
[しっかり噛んだ後に、真面目な顔で感想を告げた]
―食堂「白雪亭」―
仕事だしな。
[イレーネには、聞きようによれば否定とも取れる言葉を返す。
その間運ばれるキノコに手を伸ばさないのは、己が貰った分が手元にある為だ。
イレーネが何か考え込む様子から、声を掛けるレナーテを見て]
俺は本人さえ来れば構わねぇよ。
[付け加えるように言葉を紡ぐ]
─食堂「白雪亭」─
不思議っていうか。
説明されるより見た方が早いこともあるでしょう?
[狩りは不思議なものだろうか、と疑問を抱く兄に苦笑して。
ユリアンの新作茸について問われれば、うんと頷いた。]
あたしは生のままで食べるのが良さそうだと思ったけど。
ベッティならもっとおいしく料理してくれそうだね。
[ユーディのことで考え込んでいる自分に対して兄の苦笑やユリアンからの視線を受ければ、お願いしようかな・・・と考えた矢先、ユーディが既に外に出ようとしていて。]
あ、待って待って!
あたしも行くよ、ユーディ。
ギュン爺にはあたしも用事があるし。
[そう言ってあわてて立ち上がるとベッティには食事そのままにしておいてね、とお願いし、ユリアンにはレナのこと頼んだ!とお願いしてあわててユーディの後を追った。]
…その可能性もあったか。
本当にやってはくれるなよ。
[ミハエルとイレーネが意見の一致を見るのを眺める]
[今さらそれはないと考えながらも小さくぼやいた]
薬貰うだけにはまからないよな。
[ゼルギウスに諦めたような声で確認をとる]
─食堂→村の通り─
ありがと。レナのことよろしくね。
[ゼルからも、本人が来れば構わないと言われれば済まなそうに笑って。
先に外に出たユーディに追い付けば、少し肩で息を整えただろうか。]
レナのことはユリアンとゼルが見ててくれるって。
ギュン爺にはあたしも頼まれごとしてるから、一緒にすませちゃお?
[そういうとユーディに手を差し出した]
またね、ユーディット。
僕はやらないからだいじょうぶだよ。
[家の方が集中できるし、と一言。
うんうんと頷いて、外へ行くのを見送った。]
……ミーハーエールー。
他人事だからって笑わないでよそんなに。
[ちょっと、情けなく睨んでみた。]
僕はミハエルの語り、好きだよ。
一人前になったら、ちゃんと聞かせてね。
楽しみにしてる。
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