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森……?
この辺は、結界樹の力が強い、から……
……虚は、近づかない、と思う
ちょっと、待ってて
[白い翼を羽ばたき、上空へと飛ぶ。集中し、虚の気配を手繰る。縦一本の線となった瞳でぐるりと周囲を見渡した後、二人の側へ戻り]
……あっち、の、方から、微かだけど……気配が、した……
[息を少し乱しながら、森の一点を指さす]
私?
私はきっと、失いたくないだけ。
失わないためには、どうするか。
――何も得なければいい。
失わないよう、失うことすら、失くせばいい。
[はぐらかすような台詞に、
朧げに口にしたのは矛盾した答え]
[ 結界樹の中に入る方法―――――。
1つは長老に封じてもらうこと。
それから、もう1つは。
その言葉に返事しようと思ったところ。
聞こえてきたのは少女の声。]
―――――――…。
[ 嗚呼、失敗したな―――――と、心の中呟き。
けれど冷静を、それから平静を作ろうと。]
世界の理を壊す事を望むとすれば、
きっと、それが、理由になる。
けれど、堕天尸は何ゆえ、それを望むのか。
知りたかった、それだけ。
[女に向けていた眼差しを移して、傍らのひかりの鳥を見る]
――あちらだな。
[オーフェンの指す方へ視線を向け、紫紺の翼に力を入れる。
湖へと岸を蹴り、水面に幾つもの波紋を生んで飛び立つ。
木々の間を抜け、堕天尸の居るであろう場所目指して。]
確かに、結界樹の側は避けるか……。
[呟きつつ、オーフェンの指し示した方を見やる]
んじゃ、悩む間に、動くとしようかね……。
終わりにして、始めるために、さ。
[くすり、笑う。
迷いのない笑みを刹那、樹に向けた]
オーフェン、ついてこれるかい?
辛いならいつでもお言い、手ぇ引いたげるから!
[言葉と共に、羽ばたく四翼。
深紫が、舞う]
[ エリカが視線を移せば、同じく光の鳥に視線を。]
――――…。
別に…理由なんて…ないですよ…。
[ すっ、と左目を手で隠した。]
うしないたくない。
[エリカの意図を口の中で呟く]
…ああ、だからエリカちゃんは……、あの時、あんな風に聞いたんだ。
そっか…。
エリカちゃんは、嬉しい事も楽しい事も無い世界に居ようとしてるんだね。
[遠い世界の出来事を見る様に、ゆっくりと瞬いて焦点を合わせる。
二人の少女の会話には、時折独白めいて言葉を零す。
興味がない様にも、観察しているかの様にも見える、色褪せた眼差し]
ん、強い子だっ!
[聞こえた返事に振り返らずにこう返し、先を目指す。
前方に見える、微かな光。
良く知る気配と、遠くて近い『力』。
それらが、そこから感じられて]
……銀月の気配……?
エリィかっ!?
[ 口元に奇妙な笑みを浮かべる。]
失いたくないから、何も持たない。
きっとそれと同じです、エリカ殿。
世界にとって、少し劇薬なだけです。
[ 視線は男へと向ける。]
カルロス殿の世界とは何でしょうか。
貴方のセナカにある羽根。
それが、真理だとしたら。
この世界は貴方にとって意味あるものでしょうか?
[ 抽象的な言葉を羅列する。]
[前方の紫が、揺れる。その彼方に視える、力。軋む身体に]
……だめ、もう少し、だから……
落ちちゃ、だめ……
[ぴぃ、と鳴く声に力をもらい、白い翼は前へ飛ぶ]
―――いたかっ!
[木々の間、人の集まる空間に飛び込む。
他に目もくれず、睨む視線はまっすぐロザリンドへと。]
………やはり、な。味な真似をしてくれる。
[言葉とは裏腹に唸り声を上げる。]
[向けられた視線に浮かべるのは、酷く空虚な笑み]
うん?俺の…世界?
ははッ…。俺の世界の意味なんて、もう今更無いんじゃないかな。
だって、もう、
[顔を伏せ、自身の胸を掴む]
此処がからっぽなんだ。
[ エリカの言葉には笑みで返す。]
―――――…。
よく効くお薬は、苦いって言いますからね。
[ クスクスと嗤ってみる。
もう、バレているし隠す必要もないのだろう。]
おや、鷹の目殿。
お久しぶりですね。
[ 正味1日も時間は経っていないだろうが。]
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