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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
──それは、新たな真白の降り積もった、その夜の出来事。
岬の灯台を管理している老灯台守が、何者かに殺された。
獣さながらの爪痕の刻まれた亡骸が見つかったのは、崖の下の小さな浜辺。
獣の仕業とするには不自然なその状況に、調べを進めた自衛団長はある可能性に気づく。
──それから、三日後。
遺体の発見現場にも近い、古びた宿屋。
今は使われていないそこは唐突に掃除され、人が生活できる環境が整えられた。
同時、自衛団員が村にいる者たち数人を、「容疑者」として岬の宿屋へと呼び集める。
──それが、何を意味するのか。
──その時はまだ、誰も知らぬままに。
☆基本設定
幻夢1村・19村・35村・42村・53村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません。
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
☆舞台
海辺に開けた小さな漁村。目だった特産物などはなく、夏には他所から訪れる者も多いが、それ以外の季節は静かな田舎の村。
崖になっている岬には、古びた灯台と、かつては賑わっていた宿屋の建物が残るのみ。
冬場は外部との往来も少なく、海も酷く荒れるため、漁に出るものも疎ら。
☆元宿屋
メインの舞台となる建物。かつては岬に建てられた宿屋でしたが、今は営業停止しています。
一階には広間、厨房、倉庫、共同浴場などの設備があります。
二階には各人に割り当てられる個室。同室は、二人部屋まではありです。
これ以外の設備は好きなように設定してください。
☆建物内・一階略図
勝手口┌───┬─────┬──┘└─┬┰─┬─┐ 北
│ │ 食料庫 ┴ 厨房 │┃ ├─┤ ↑
│ │ ┬ │┃ ├─┤ 西←┼→東
├┐┌─┴─────┼┰─┐┌─┘┃ 階段│ ↓
│ ┴┗━━━━━┛ │ 南
├┘└─┬─┘└──┬ ↑カウンター │
│ │ │ │
│ │ │ │
│浴室 │ │ 広間 │
│ │ │ │
└───┴─────┴───────┐┌─┘
玄関
建物内の、大雑把な間取りイメージ。
特に指定のない部屋は、早い者勝ちで好きなように設定してください。
納屋と水汲み用の井戸は、厨房にある勝手口の近くにあります。
☆建物周辺
切り立った崖状の岬の上。岬は、東に向けて張り出しています。
崖の高さはかなりのもので上り下りするための手掛かりもなく、落ちたら即死は免れないでしょう。
建物から10分ほど歩いた所に灯台。
灯台の中には、最初の犠牲者である老灯台守の暮らしていた跡が残っています。
灯台から少し行くと、下の小さな浜辺へと降りる九十九折の細い道があります。
下の浜辺は小さく、周囲の潮流の複雑さから、船は近づけません。
岬の突端近くには、立ち木が一本。春になると、白い花を咲かせる花木ですが、今は固い芽があるのみです。
村へと至る道は一本。
【1日目の自衛団長の説明後、この道は封鎖され、どんな理由があろうとも通行許可は下りません】。
また、【2日目に団長の亡骸を引き取った後は完全封鎖となり、自衛団員が現場に立ち入る事はありません】。
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。
現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。
☆役職について
過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、PC設定如何によって知っていても問題ありません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としておいてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)
・人狼はその発祥が現世利益による布教のため宗教兵器であり、闇の眷属の力を胎児に加えることで生み出された。
・戦乱の内に教会の対人狼部門は崩壊、管理下にあった人狼や能力者の因子が流出した。
・本来、人(能力者)、場所(閉鎖空間・人数)、時(人、場所の条件を満たして、満月の夜を迎える)の条件を満たさない限り自ら人を殺めることはなく、大抵の人狼は人なんて殺さずに済むのならそうしたいと思っているらしいが、古の契約によりそれは避けられない。
・だが、本人の意志と関わらず、行為を行うとそれは無上の快楽を与えてくれる。
・他の能力者も同じ、システムに沿った行動をしている間は快楽を、それを乱そうとすると苦痛を味わうようになっている。
智狼の襲撃、占い師の占い、守護者の守護は、それぞれが展開を左右する要素を強く持っています。
対象を決める時はPC視点だけではなく、PL視点での展開展望も加味する事を強く推奨いたします。
☆役職設定
智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
※展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です。
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします。
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、役職基本設定についての知識(>>#5 >>#6)を最初から持っていて構いません。
占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※蒼の聖痕者が『蒼花』、朱の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。この場合は、自衛団長が『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。
☆吊り・襲撃・墓下について
特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、なるべく使わない方向で】
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
自衛団の介入や事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
発見描写は翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意を。
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】。
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、筏から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動くのもありですので臨機応変に対応してください。
プロローグ
いつもと変わらぬはずの日常。
しかし、それは唐突に破られる。
皆に慕われていた老灯台守の死。
彼が死んだ夜の行動の証明が得られない者、身元の定かではない者。
様々な理由で選び出された「容疑者」たちは、自衛団の手によって岬の宿屋へと呼び集められる。
この時点ではまだ村の中を動き回る事もできるが、事件と召集の噂が広まっている事で周囲の態度は変化しているやも知れない。
宿屋に到着すると、身上書の提出を要求される。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
※縁故に関する注意事項
最初の犠牲者である老灯台守は、村の出身者であれば誰でも知っている人物です(共通軽縁故)。
こちらとの血縁などの強縁故は、先着一名様早い者勝ちで。
ギュンターへの縁故も基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
こちらも村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。
ちなみに、この二人への縁故に関して【村建ての了承を取る必要はありません】。
【設定も言った者勝ちやった者勝ちでどうぞ】
1日目
48時間進行。
自衛団から、今回集められた理由が説明される。
自衛団は、人狼の存在も示唆しつつ、未だ半信半疑の様子。
宿屋を離れる事は禁止されるが、村へ続く道を封鎖している自衛団員に頼めば、自宅に手紙を届けてもらう・何か持ってきてもらう、程度の事はしてもらえる。
夜半から、天気は荒れ気味に。団長は他の団員たちを村に戻して災害に備えさせ、宿屋には集められた容疑者たちと、団長だけが残される事になる。
2日目
48時間進行。
ギュンター襲撃。その身には、先に死んだ者と同じ、鋭い爪痕が刻まれていた。
誰かが報せに走ったのか、それとも戻らぬ団長を案じてか。
戻ってきた団員たちは、団長の亡骸を引き取った後、無常な通告を残して立ち去る。
ここに人狼がいるのは間違いないから、見つけ出して殺せ──と。
村との関わりは完全に断たれ、岬は完全に孤立する。
3日目以降
ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
容疑者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。
殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、古びた宿屋は血を流す場所と化す。
エピローグ
最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。
風が渡る。
時に黒にも、灰にも染まる、滄の上を滑り。
岬の突端で静かに春待つ木を揺らす。
風が散らす白、波が散らす白。
どちらも今は、無垢な色のまま。
廻る刻を、静かに、待ち受ける──。
2人目、研究生 エーリッヒ がやってきました。
[白のノートの上に、ふわり、降りるのは使い込まれた白の羽ペン。
それは優雅な舞を伴い、蒼のインクで文字を綴っていく。
綴り手の翠の瞳は、蒼の軌跡をじっと追う。
その、後ろの方では真白の猫が一匹、クッションの上でゆらゆらと尻尾を振っていた]
……んー、よし、と。これで、大体まとまったな。
[しばし白を舞わせた後、小さな呟きと共にペンを置く。
蒼インクの壺には丁寧に蓋がされ、険しかった翠の瞳が緩んだ。
その変化の直後、真白の猫はクッションから身を起こしてとてて、と駆け寄り肩に飛び乗ってくる]
っと、ああ、お待たせ、ミーレ。
……んじゃ、ちょっと出るか。
[すり寄ってくるぬくもりに目を細めつつ言って、ノートを閉じ。
嬉しげな声でなぁ、と鳴く猫を一度下ろしてコートを羽織り、しっかり防寒をしてから改めて猫を肩に乗せて一人暮らしの家を出る。
向かう先は、村外れの岬。
そこへの散歩はいつもの習慣。
ただ、それだけのはず──だったのだが]
3人目、下男 アーベル がやってきました。
―村の外れ―
[男は無言のまま、村外れにある林の中を注意深く歩いていた。
白い地の上の、些細な変化も見逃さぬようにと歩いていたが。]
ふぅ、駄目だねェ。
やっぱこの時期に狩りとか無謀、か。
ただでさえ森じゃナイんだし。
[呟きながら腰、正確には腰に巻かれた細いベルトに下がっている古びたナイフに、軽く触れて溜息を零した。]
……は?
ああ……確かに、あの日は岬の方に。
って、ちょっとちょっと、待ってくれって。
俺はただ、散歩に行っただけだし、灯台守のじっちゃんの所には寄ったけど、お茶一杯もらっただけですぐに……。
[初雪が村を真白に染め、その真白が思わぬ色に染められた、三日後。
普段は滅多に人の訪れない家を訪れた自衛団員が告げたのは、老灯台守殺害の『容疑者』として、連行する、という通達。
何をどう言っても聞いてもらえそうにないその様子に、はあ、とため息をついた]
……ったく……爺様は、孫が非力で病がち、っていうのを忘れてくれたのかね。
ああ……わかったわかった、ちゃんと行くよ。
……薬と、防寒の準備する時間くらいは、あるんだろ?
[冗談めかした口調で言うと、通達に来た団員の表情がやや、複雑そうなものを帯びる。
その様子に肩を竦めつつ、彼にはそのまましばらく待ってもらい、身の回りの物と研究資料、書きかけのレポートをまとめて鞄に突っ込む]
……ミーレも、連れてっていいんだろ?
[問いはするものの、同居猫を置いていくつもりなどはなく。
家に戸締りをして、団員について歩き出す。
海から吹き付ける風は、いつになく冷たく思えた]
─元宿屋・広間─
……で。
なんで、行き着く所がここなんだよ。
しかも、すっかり小奇麗になって……。
[団員に連れられてやって来たのは、詰め所ではなく岬で昔営業していた宿屋。
綺麗に掃除され、人の住める環境が整えられたそこに呆れていると、これを書いて提出するように、と紙を一枚渡される]
……何これ……って、身上書、ね。
はいはい、書きます、書きますよ。
──────
■名前:エーリッヒ・ミルヒシュトラーセ(Erich Milchstraße)
■年齢:23歳
■職業:研究生
■経歴:村出身の、歴史研究家の卵。現在はとある項目について精査するため遠方の大学に研究生として在籍している。
生来病がち。にもかかわらず研究に根を詰めすぎて倒れたため、担当教授から静養の名目で強制帰郷させられていた。
両親は既に亡くなり、白猫のミーレと暮らしている。
自衛団長であるギュンターは父方の祖父。仲が悪い訳ではないが、普段はあまり行き来をしていない。
────
……で、ここで待ってればいいのかな?
ああ、上の部屋と、厨房は好きに使っていいって?
……至れり尽くせりですこと。
[身上書を渡した団員からの説明に、口をつくのは悪態めいた呟き一つ**]
4人目、バーテンダー エルザ がやってきました。
─自宅─
だーかーらー。
漁師は継がねぇって言ってんだろ!
[何度目か分からない台詞。
雪が降る少し前に帰って来て、今日まで一日一回は言った台詞。
12年前、家を飛び出した時に言った台詞でもあった]
オレはもう手に職を持ってんだよ。
村に帰って来たのだって、近くを通ったからってだけだ。
仕事辞めて戻って来たんじゃねぇ!
[言い放って、あの時のようにオレは家を飛び出す。
首の後ろで結った長い髪が、扉を閉める勢いで宙に舞った]
─ →灯台周辺─
[家を出て真っ直ぐやって来たのは、岬にある灯台の傍。
何かあればここに来て、広い海を眺めていた。
海自体は嫌いじゃない。
視界に広がる広い海は、開放的な気分にさせてくれたから]
……あー。
そーいや、爺さんもう居ないんだっけ、か。
[大きな灯台を見上げながら、オレは呟く。
灯台の近くで不貞腐れながら海を見ていると良く声をかけてくれた老灯台守。
オレが戻って来て直ぐ、亡くなったと言う話を聞いた]
折角土産に酒持って来たのになぁ。
[世話になった老灯台守に渡そうと思っていた酒。
今は鞄に入れたままになっている。
何故死んだかまでは聞かされていないが、この灯台にはもう誰も居ないと言うのは事実だった]
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