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[じぃ、と同じような姿の琥珀の瞳を見る。
問う言葉、問う音、一拍おき一つ瞬いて答ゆる]
……揺藍。
我(おれ)は……揺藍。
[自らに言い含めるように、二度名前を告げる。
下がりゆく童子たちの様子、ここに居ねばならぬ様子に戸口の傍に衣擦れの音と共に腰を下ろすか。
海藍の長い袴がゆうわりと揺れて、まるで海の波のようでもあった]
[言い募りかけた烏の勢いに僅か退くも、続く言の葉は気遣うもの。]
…否、気分は悪うない…はずじゃ。
腹は減っておるがの。
[顔色でも悪いのかと、ややずれた答えを返すも。
酒杯を置くあやめの言の葉に、幾度も瞬いて琥珀を揺らす。]
酒気が不得手…かの。
…そうじゃろうか。
ああ、じゃが例いそうであろうとそなたが止めることはない。
[はっきりと自覚してなかったか、戸惑う答え。
されど我への遠慮はいらぬと、烏とあやめの顔を交互に見やり。]
おやおや、これは、お知り合い…かどうかは、わからぬでしょうねえ。
[えいかと揺藍を、見比べて、やはり変わらぬ笑みを浮かべる]
俺は烏と、ここに招かれたは、皆お仲間のようですよ。
また新しき御仁かな。今日和、空の君。
此方に呼び名が必要なれば“あやめ”と、
気に入らなければ好きなように呼べば好い。
この場の説明は紫苑の旦那に任せよう、
此方はそう言ったものは得手ではないから。
……と言うてる間に済んだかな。
[ぱたぱたと童子達が奥の間に続く襖の前に寄り集まり、並んで正座する]
[リーーーン…]
[一際、長く、高い鈴の音が、はっきりと襖の向こうから響いた]
遠慮はしておらぬよ、
それこそ気にする事はない。
一杯で充分に気分が好うなったから。
[言の葉が指す通りか頬には仄かに桜色]
それに子らが居る場で呑むは宜しくない。
全くもって今更ではあるだろうけれどもね。
村の設定が変更されました。
[よく似た色の瞳を見つめ返し、その言の葉に静かに聴きいる。]
ゆら…揺藍か。
我(われ)はゑゐか…えいかじゃ。
[海の波のように揺れる衣に、琥珀を伏せる。
よく似た姿。されど異なる色。
近く遠く響いた鈴の音のように、懐かしくも遠く。]
…わからぬよ。我には何もわからぬ。
じゃが、そなたは何か…知っているや否や?
[烏の言葉に苦笑を零して。よく似た色の瞳を*見やった*]
…からす、に………あやめ。
[まるで童子が言葉を覚ゆるときに似て、名を口にして、噛み含めるように音にして、それから一たび、うんと頷く]
鳥と、あやめ。
[うむ、と一つ頷く。
やがて蜜色の瞳は自らと同じような出で立ちの相手へと向けられよう]
…そちはたそ…?
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