人狼物語 ─幻夢─


58 Starry stone

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賭博師 アーベル

ん、いや。
前に視た人狼は、しばらくとぼけてたから、そーくるんじゃないかと思ってさ。

[さらりと返したのは、以前にもこの状況にいた事をうかがわせる言葉]

……職人になって、ここに押し込められるのも。
親父から引き継いだ、この血に踊らされるのも。
……真っ平ゴメンだったんでね。

[勿体無い、との評に対するのは、ずっと抱えていた本音。
警戒を帯びて向けられる深緑。
蒼が、微かに細まった]

……人間の、心臓?
なんだそりゃ……呪術薬でも、作るつもりか?

(227) 2010/08/25(Wed) 23:07:01

貴族 ミハエル

─宿屋・食堂─

こんな時だからの言葉なのだろう。
君こそ現状を理解出来ていないのではないか。
僕達は何のためにここに集められた?
何をするべきだ?
ゼルギウスはすべき事をし、それについてを口にしただけだろう。

[2回目と言う言葉は分からなかったため、そのまま捨て置く。
続く言葉はやはり何故そう考えるのかが分からず、首を傾げた。
ミハエルは未だ、アーベルも見極める力を持ち得る事を知らない]

そうだな、同じことをしているようだ。
折角ゼルギウスが人の証明を教えてくれたのに、そんなことを言う君が分からない。

[こう言葉を続けて、席を立つのを見上げた]

(228) 2010/08/25(Wed) 23:09:55

【赤】 細工師 イレーネ

――――っつ。

[思わず内で、息を呑む。

ヴァイスと、夫の名を呼びたかったが

出来なかった。
喉元からでかかったそれを無理やり飲み込んで。]

(*51) 2010/08/25(Wed) 23:11:08

細工師 ゼルギウス

[叫ぶ妻の声に何事かと紅を見開いたところで、ゼルギウスは自分の口から血が滴っていることに気がついた。]

嗚呼……―――

[ばれちゃったか、と悪戯が見つかった子どものような貌をして]

私には、時間がなかったものだから、ね。
べッティさんに、悪い気を起させたならごめん。

[一先ず先に、去ろうとするべッティに、ライヒアルトが白だと今告げた理由を述べた。]

(229) 2010/08/25(Wed) 23:11:44

修道士 ライヒアルト

お前さん相手じゃ時間の問題だしなぁ。

[幼馴染の彼でなければ反応は違ったかもしれない。
一番対峙したくない相手だった。
知らず、襲う候補からも外していた相手]

――…そ、っか。
お前さんと俺は正反対だな。

[呪術薬、という言葉に思わずふきだす]

は、ははっ、そりゃおもしれぇや。
んなもん、作んねーよ。
――…そりゃ、あれだ。
お前さんたちのところでいう、食事、だな。

[誰の為の糧か、其処までは言わず]

(230) 2010/08/25(Wed) 23:12:07

【赤】 修道士 ライヒアルト

[二人の気配にゆると目を眇める。
戻って状況を確認したくなるような、何かを感じる。
けれど、深緑は蒼から目をそらせない]

(*52) 2010/08/25(Wed) 23:14:47

貴族 ミハエル

─宿屋・食堂─

ゼルギウス!?

[イレーネの叫びにも似た声にようやくゼルギウスの異変に気付いた]

そんなにも悪かったのか…!
水を持って来た方が良いか?

[対応出来そうなライヒアルトは今ここには居らず。
対処法も知らぬために出来ることをしようと]

(231) 2010/08/25(Wed) 23:15:29

宿屋の娘 ベッティ

―宿屋・食堂―

安い疑いあいなんて事件解決になんの役にもたたねぇよ。

[ミハエルの言葉にそう、そちらを見て、
宿屋を出る前のこと]

そういえばまだ聞いてなかったなミハエル。
カルメンをなんで人狼だって思ったんだ?

[そう問いかける言葉]

ミハエルも覚悟るみたいだからな、聞かせてもらうぞ?
信じる信用することもわかったはずだからな。

[それは以前に追いかけた後の言葉、ゼルギウスが見えるものだという話も自分は聞かされたこともないことで]

人の証明何の話だ?

(232) 2010/08/25(Wed) 23:16:26

雑貨屋 ゲルダ

 …嘘じゃないよ

[胸の痛みは、今も訴え掛けてくる。
怪我はしてないから手首の怪我を見せて。

悲しい顔も、痛ましく笑うのもしたくはなくて、
結局は俯いてしまう。]

 …そっか
 そうであって、欲しかったのだよ

[誰も疑いたくは無かったけれど。
誰も狼だと想いたくなかったけれど。
死んでしまった人達の事を想い、そう口にする。
頭をなでられれば、有難うと感謝して。] 

 僕、着替えてくるね
 クロエも下に行こ?

[そう言い伝えて、部屋へと戻り、着替えを済ませて廊下に出た。]

(233) 2010/08/25(Wed) 23:16:28

宿屋の娘 ベッティ、細工師 ゼルギウスが血を吐くのを見れば厨房へ水を取りに行きそれを差し出した。

2010/08/25(Wed) 23:17:40

賭博師 アーベル

……ま、そうかもな。
俺だって、お前相手にいつまでも自分の事、隠せるとは思えなかったし。

[だからこそ、ユリアンに決意を告げた時、全力勝負の例えを使った。
知っているから。
反する立場にいた場合は、文字通りの全力を必要とする、と]

……正反対。そーだな。どこまでも、そうなってる。

[ぽつり、呟く。
ふき出す様子には、ちょっとむっとしたものの]

食事、ねぇ……ま、大抵はそういう事らしいけど。
……で?
ここまで話したって事は、穏便に俺を帰す気は、ないって事でいいわけ?

(234) 2010/08/25(Wed) 23:18:11

細工師 イレーネ

[ミハエルとベッティの会話は、半分も耳に入っていない。
だからどちらがどうと口にすることも出来ずに。]

ゼル、血。どうして………

[動揺して途切れ途切れに紡げば、ばれた、という子供のような声が返ってくる。]

ばれたって……いつから、なの?
今初めて吐いた、なんてものじゃないんでしょう…!?

なんで、どうして………

[どうして黙っていたのか、どうして血を吐くのか。
手を握って、どうしてと、何度も繰り返す。]

(235) 2010/08/25(Wed) 23:23:06

修道士 ライヒアルト

お前さんが口を噤んで呉れるなら……

[蒼を見据える深緑が金色へと変わる]

――…穏便にいけるんだが、なぁ。
けど、正反対のお前さんは……
そんな気にゃならねぇんだろ……?

[距離を保ったまま、幼馴染の返答を待つ]

(236) 2010/08/25(Wed) 23:23:33

雑貨屋 ゲルダ

― →宿屋/食堂 ―

[クロエは一緒に来て呉れたか如何か。
断られれば其れまでで階下へ向かった。]

 …あれ?

[先程まで居た姿が見えず、きょろきょろと視線を彷徨わせ。
ベッティの姿も見えぬゆえに娘は頸を傾いだ。]

 …皆何処いっちゃんだんだろ

[お外?と訊ねてみようか。]

(237) 2010/08/25(Wed) 23:23:35

宿屋の娘 ベッティ

[改めての説明に]

ああ、つまりゼルギウスはそれができるってことか。

[ライヒアルトを人狼じゃないと知ってるというのは、つまり彼が自分で知ったということ、
アーベルから聞いたのではなかったのだと]

んーー、こっちも悪かったな。

[ひらりと手を振って]

ライヒアルト達、探してくる。

[そう告げて宿屋を後にしようとした]

(238) 2010/08/25(Wed) 23:25:21

貴族 ミハエル

─宿屋・食堂─

僕には人狼を探す手段が無い。
だからカルメンが人狼だったかも判らない。

それでも僕は、僕達は選ばなければいけない。
そうしなければ、人だと判った者も、信じた者すらも自衛団に殺されてしまうかも知れないから。
カルメンは僕の中では優先の低い位置に居た。
僕がカルメンを手に掛けた理由は、その一点だ。

ゼルギウスは生きる者から人狼を探すことが出来ると教えてくれたから。
僕は死せる者から人狼を探すことに決めた。
クロエが居れば、それが分かるからな。

[ベッティの問い>>232に真剣な表情で言葉を返した]

(239) 2010/08/25(Wed) 23:25:42

細工師 ゼルギウス

―食堂―



    ご め ん ね


[今朝、音にしなかった言葉を、今は音にする。
悪戯を見つかった、子どものような貌で。]

ん。くれると、ありがたい、かな。

[ミハエルの言葉に返す間にも、唇の端から命の雫は滴って。
それはまるで、砂時計の砂のように、僅かな生の残り火をぽたりぽたりと下へと落とす。

そうこう謂っている間に、先にべッティが水を差し出してくれる。
けれど、それに口をつけようとしないのは、呑むのももう億劫なのか。]

(240) 2010/08/25(Wed) 23:26:08

細工師 ゼルギウス


病死でも、1日1人のそれに数えて貰えるのかなぁ。
数えて貰えるなら、その間、ちゃんと皆、考えてね。
それか、人狼のご飯になるのでも、いいのだけれど……―――

[微笑を浮かべながら、そんなことを謂った。]

(241) 2010/08/25(Wed) 23:26:23

洗濯女 クロエ

…ゲルダ。

私は、痛いよ。
皆が視えないものが視得るのに、犠牲を止めることも出来ないことも。

あの男の人が最初に犠牲になったって知ったとき、ゲルダじゃなくて良かったって思ったことも。

棘みたいに、刺さってるよ。

それでも私は、大丈夫だって、嘘、ついてた。
心配、かけたくなかったから。

[俯く彼女に、淡々と言の葉を紡いで。]

だけど…ゲルダには、やっぱり。
嘘、つきたくないよ。

[着替えに行くといわれれば、頷いて。
彼女が離れている間に立ち上がって、蒼鷹と共にゲルダが戻ってくるのを待った。]

(242) 2010/08/25(Wed) 23:27:17

賭博師 アーベル

[金色に変わる、深緑。
蒼が、伏した]

……例えばの、話。
ここで、俺が何も言わずにいたとしても。

……お前の口振りからして、また、誰かを……殺す事になるんだよな?

[問う声は、静かなもの]

そうだってんなら。
それが、あの場所にいる誰かになるなら。
……止めてぇ、よ、俺は。

[ゆっくりと上がり、金色を見据える蒼には静かな色。
懐の銀の短剣には、未だ手をかけず]

(243) 2010/08/25(Wed) 23:29:25

雑貨屋 ゲルダ

― 宿屋/食堂 ―

 ゼルギウスさん!?

[視界に入る吐血の紅に眼を丸くして。
おたおたとしてみるが辺りにライヒアルトの姿は見えず。]

 …ど、どうしよう…

 ――――…ぁ、僕探してくるよ
 走るのは得意なのだよ?

(244) 2010/08/25(Wed) 23:29:43

洗濯女 クロエ

─ →宿屋・食堂─

…?
ねぇ、何か…

[ゲルダと共に食堂へと降りて。
何だか騒然としている様子に、どうしたのだろうと思いゲルダに問いかける。
誰か声をかけてくるものはあったかどうか。]

(245) 2010/08/25(Wed) 23:30:25

細工師 ゼルギウス

[ごめんねと謂ったのは妻に対して。

問われる言葉には、
相変わらず悪戯が見つかった子のように微笑むだけで。

そっと、握られる手を握り返した。]

(246) 2010/08/25(Wed) 23:30:31

貴族 ミハエル

─宿屋・食堂─

[ベッティが宿屋を出た後、ゲルダとクロエが降りて来て。
ゼルギウスを見たゲルダがライヒアルトを探して来ると言うと]

待って、探しに行くなら僕も行く。

[一人では行かせられないと、そう申し出る]

(247) 2010/08/25(Wed) 23:32:24

宿屋の娘 ベッティ

―宿屋・食堂―

[宿屋を出る前にかけた質問、ミハエルからの言葉に]

そうか、カルメンも災難だったな。
でもよ、さっきのゼルギウスの言葉のとおりが通るなら、幼馴染どうしで人狼がいたことになるんだぜ。

[ぽつりとそれだけ]

別にミハエルが間違ってるとも、私は言わないけどな。
あんまクロっちに負担は…かけたくねぇな…。
ゼルギウスもその力が負担になってるっていうなら、なおさらな。

[アーベルも力を消費すると言っていたか、それは胸中に]

後、人が勝手に殺されんのがやだったら、自衛団のやつに人だってわかったやつ報告しとくといいぜ。

[他に誰をゼルギウスが見たのか知らないのでそうとだけ]

(248) 2010/08/25(Wed) 23:34:30

洗濯女 クロエ

ゼル兄…!?

ゲル、ダ。

[ゼルギウスの只ならぬ様子に青褪めるも、ライヒアルトを探しに行くというゲルダも心配で見つめ。
ゲルダについていくと申し出た少年に、一瞬表情は翳ったものの。]

ミハエル君、ゲルダをお願い。

私は、イレ姉たちの傍にいるから。

(249) 2010/08/25(Wed) 23:34:58

【赤】 細工師 ゼルギウス

ん。ごめん、もうちょっと頑張れるかなぁ……―――
なんて思ってたんだけど、甘かったみたい。

[へらりと笑む聲を響かせる。

今日万が一生き残ってしまっても、明日は判らないとは、もう妻にも知れるところか。]

病死にしても、食事にしても佳いから。
私の死が、2人の、ううん、3人の役に立てればいいな。

[今日にしろ明日にしろ、願うはそれだけ。]

(*53) 2010/08/25(Wed) 23:35:30

雑貨屋 ゲルダ

― 回想・宿屋/二階 ―

 …クロエ

[>>245幼馴染の想いを受け止めた娘は、有無を言わさず
一度だけクロエを抱きしめてはなれる。言葉は見つからない故の抱擁。何時も通り微笑んで彼女の手を取り引く態。]

(250) 2010/08/25(Wed) 23:36:31

細工師 イレーネ

やめ、て
ごめんだなんて。言わないで。

[聞かされる謝罪の言葉は、まるで――――

流れる赤と同じように、青い目から透明な雫が零れ落ちて行く。
病死と、他人事のように微笑みながら告げる夫の言葉に、意識が遠くなりそうで。

それでも、繋いだ手だけは離さずに、
握り返してくれる感覚が、生へと繋ぐたった一本の糸のようだった。]

(251) 2010/08/25(Wed) 23:37:20

洗濯女 クロエ


…君も、行って。

良いから、行きなさい。

[蒼鷹は不安げに見上げてきて。

その目があえば、頷いてゲルダと共に行けと伝えた。]

(252) 2010/08/25(Wed) 23:37:39

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