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[通りを千恵を探しながら走っていく。
先ほどまでいたはずの人の姿は通りにまったく見えなかった]
どこ?千恵ちゃん?
[声をかけるも返答はなく、路地も時折覗きながら探す。
千恵はおろか人の姿すら見つけることができない。
よくわからない不安が心の中で沸き起こってくる。]
千恵ちゃん守らないと。
[自分でもなんでそう思ったのかわからない。
でもそう思うといつもよりも走れるような気がした]
千恵ちゃんが行きそうなところ、猫がいたところ?
[千恵に案内された猫がいた向かおうとしたところで伽矢の姿見えた]
[雪夜が驚いたように見やるその先へと、神楽も目を向けると、そこにいるのは生気を失ったモノたち。
その血走った目が、何を求めているのかは明白だった]
いやん。
ゾンビ系統は、私の担当じゃないのよ。
[茶化すように言った矢先、雪夜に腕を引かれて、その場から離れるように走り出した]
……死者でさえないものは、私には送れない、かなあ。
……どうにもこいつは生かしておくとややこしい事になりそうだな。
丁度御誂え向きなお膳立てが整ったし…………ここで殺そう。
となると……
[そうして、綾野の手を引いて走り出さんとする時。
その服の裾に小さな小さな、しかし溶ける事のない氷の結晶を付けた。]
マーキング完了、と。
[伽矢も誰かを探している様子で、きっと置手紙をみたのだろう]
伽矢くん、置手紙見た?
千恵ちゃんいなくなって、この辺にいないみたい。
猫のいるところにいったのかも。
手分けして探して、お願い。
ごめんね私がいながら…。
[入った時は開けっ放しにしてしまったが、出る時は流石に扉を閉めて鍵もかける。
鍵は同じように郵便ポストの中の上部へと貼り付けておいた]
瑞穂。
[いざ探しに行こうとした時、瑞穂に声をかけられ、無事な姿に安堵する]
……見た。
とにかく急いで探さないと……変なのがうろついてるんだ。
手分けするよりは一緒に行動した方が良い。
[謝るのはあと、と直ぐに移動を始めようとする]
[そうして二人の手を引きしばらく走るが、一般的ゾンビの認識とは異なり、その『何か』はヒトの走るのと変わらぬ速さで追いかけてくる。]
…………ちっ。このままじゃ……
[後ろを窺い、舌打ちをする。
このままではジリ貧だ。だったら……]
おい、神楽。お前こいつ連れて逃げろ。
……俺は、あいつらを別の方に誘導する。
[そう言って綾野を神楽に押し付けると、自分は囮となるため足を止める。
神楽が躊躇するようなら、一喝のもと、強引に送り出すだろう。]
[走りながらその目の端に見えては消えるのは、桜の花弁が風に吹かれて、一枚一枚と揺らめいて飛んでいく情景。
そして。
彼女の目に映る、地に縛られるように彷徨う魂]
黄泉桜、か。
変なの?
[聞き返すが幼馴染の様子からきっとただことではないのだろう。
今おかれてる状況すら普通ではないから]
わかった、それじゃあ急ごう。
[伽矢に頷いてついていくように走りだす]
伽矢くんはどこか思い当たりそうなところある?
─自宅─
……ん?
[空になったコーヒーカップ。
一まず片付けようか、と思い、立ち上がった時。
外が、妙に騒がしい事に気づいた]
……激しく、嫌な予感がするんだが。
気のせい……じゃ、ないよなぁ……。
[いつか、と同じであるならば。
同じことが起きているのは、容易く想像がつく]
やれやれ。非力な一般人としては、どうすべきか。
[口調は冗談めかしているものの。
表情は、真剣そのものだった]
―礼斗宅―
そうでしたか。
[予想以上に礼斗の過去は重たく、それしか返すことはできなかった。淡々とした声は確認するかのようにも響く]
素手よりは安心かと。
武器屋探しから始めないといけませんが。
[空いた間にも気にせず答える。
だから真顔で続けると、以下略]
それはさておき。
閉じこもっていても終わりそうにないなら、情報を集めるのに街に出るのもありかなと思いました。
[走りながらも息は切れることなく、むしろどんどんと高揚していく。
そうしていると耳に届くコエ。]
ん? ああ、綾野……桜の下にいた女って言えば分かるか?
……あいつを殺そうと思ってね。
見失わないように、印を付けさせてもらったのさ。
[返すコエはすこぶる楽しげ。]
― 回想・開花時 ―
[木の上の少女が言葉を紡ぐ。
その姿に目を奪われて、周囲の人には気が回らなかった]
力の流れ? 気脈?
[何か意味があるのだろうか。
私にはさっぱり理解できなかった。
少女に木から下りる様言おうと傍に寄ると、
鈴の音と共に、桜に溶ける様に少女は消えてしまった]
[『携帯が通じない』 周囲の人々がざわめく。
さっき時計代わりに携帯を見たときは、電波を拾えていたはず。
周囲と同じように携帯を確認するが、表示は『圏外』だった]
きみが悪い。
季節外れの桜、哀れな女、消えた少女。
電波は消える。なんなの?
[問い返されて、頷きを返す]
……遭遇すれば、命に関わる。
[説明はそれだけ。
流石に詳細を伝える気にはならなかった。
駆け出し、更なる問いが向けられると]
家に帰れない以上、後はあんまり……。
それこそ瑞穂が言ったみたいに子猫のところくらいか。
後は……。
[駆けながら少し考えて]
―礼斗宅―
『桜花』に『司』、……『憑魔』。
……なんか、非現実的な話だよな。
[礼斗の話を聞き、最初に出た声はそれだった。
言葉の割に響きは淡白で、疑念や困惑の色は薄い]
……けど、事実なんだろ。
巻き込まれたってのも、生き残ったってのも。
[そしてすんなりと受け入れる言葉。
数逡の後顔を上げて、礼斗の顔を見た]
……あやみん。
お前さ、
[何かを問おうと口を開き]
[雪夜から自分が囮になるということを聞くと]
え?いいの?
んじゃ、お願い。
[いともあっさりと了承した]
こんなときに頼りになるのは、やっぱ男の子だね。
いやあ、さっき力強く腕を引っ張ってくれたのは少しだけ胸キュンしたよ。
[笑みを浮かべながらそんなことを言おうとしたが、顔が強張るのはあまり制御出来なかったので、顔をそむけてみた]
もし、死んじゃってもさ。私がしっかりと送ってあげるから心配しなくていいよ。うん。
でも、そういうのは疲れるから、あまりやらせないようにね。
……じゃ、綾野さん。行くよ。
[綾野を引き受け、雪夜から離れるように走り出す]
ああうん、あのおばさんか。
…へぇ、楽しそうなことしてるなぁ。
オレも混ぜて欲しいけど……今は大事な餌を探しに行かなきゃならないし。
[高揚するよな相手の聲に、羨ましげな聲を返した]
[とにかく公園を離れたくて、桜の元から離れた時だった]
千恵ちゃん?
[突然姪に声をかけられた。すこし向こうに瑞穂ちゃんと、伽矢。
驚いて少し裏返った声で返事をしたが、気づかれなかったようだ]
うん、桜、すごいねぇ。
春じゃないのに、いっぱいさいたねぇ。
[無邪気な問いかけに、精一杯の笑顔で応えた]
なぁに、おみくじとってきてくれたの?
ありがとうねぇ。
[千恵ちゃんの髪を撫でつつ、おみくじをあける。
横目で桜を見ながら開いた紙には*半吉*とあった]
命に………。
[さきほど通りに人の姿が見えなかったことがその言葉をさらに重いものに感じさせた]
始まったって、そういうことなの?
[漠然とした何か、よくわからないけどよくないことが起きている。]
子猫のところいっていなかったら、仕事場に向かってみる?
[走りながら、伽矢にそう返す]
─自宅─
……素手より安心なのは認めるが、そんなものがここにあるのかと。
[突っ込みを入れて、ため息一つ]
外で、色々と動き出しているらしい。
安全とは思えんけど、閉じこもっていてもどうにもならないのは確かだし……様子、見に行くか。
[首を傾げる黒江にこう言って。それから、視線は何か問いかける史人へと向かい]
……史さん?
[歪む、表情に。訝るように、瞬いた]
[しばらく走り続けているうちに、綾野が珍しく話しかけて来た]
『……良いのですか?』
ん?せったんのことかな?
まあ、男の安いプライドだよ。女はそれを尊重してあげないとさ。
例え、命にかかわるようなことでも、プライドのほうが大事なんだから、笑っちゃうよね。
[無理に笑みを浮かべながら、その足は止めない。
進む道はただがむしゃら。のはずが、何やらゴールが明確に見えているような気がした]
『何処に向かっているのですか?』
仕事場。
せったんが頑張るように、私も頑張らなきゃ。
……ついたよ。
[神楽が向かった先、それは、憑魔が食い散らかして、まだ処理もされていない人間の死体が転がっている場所だった]
……悪くはないって事かしら。
[コメントしようのない結果を姪に見せつつ、
私がいないかのように振舞う伽矢に、小さく溜息をついた。
瑞穂ちゃんと伽矢はベンチに座ったようだった。
少しびくついて、千恵ちゃんは私の影に隠れた]
怖い事ないよ。 ……ひふみおじちゃ?
[私自身に言い聞かせるように、姪を励ました。
姪の口から知らぬ名を聞き、彼女の視線を追ったが、
反応する人物はいなかった]
もう夕方ね。
千恵ちゃんは、そろそろおうち帰らなきゃ、ね?
[ここに長居させてはいけない、そんな気がして、
ありきたりの文句で帰宅を促した]
[あまり走りなれていないのか、それとも、この死体の群れに戸惑っているのか、綾野は大きく息をついた。
一方、神楽はどちらに関しても特に問題は無い]
教えてあげる。
あやのっちが言ってた一つ。
『司』が私。
霊能者って言えばいいのかな?元々、そういう類の仕事なんだけどね。でも、この騒動に導かれて、この力がそういうものなんだって分かった。
色々と力が湧き上がってくるような気がするけど、使わない。私は、今までの私のまま、彷徨う御霊を送るよ。
[そこまで言うと、懐から扇子を取り出し、顔を引き締めて舞い踊る]
[千恵ちゃんはあっさり承知してくれて、胸をなでおろした]
じゃあ、お願いね。
瑞穂ちゃん、いつもありがとうね。
[稲田さんちの娘さんは、よく家の仕事をこなす良い子だった。
伽矢を心配してくれている様子も、私は何となく知っていた。
彼女を伽矢と瑞穂ちゃんに託すと、私は足早に公園を離れた]
………………はぁっ?!
[あまりにあっさりした返答に思わず素っ頓狂な声が漏れる。
ほら、もう少し何と言うか「でも」とか「じゃあ」とか……
まあ、神楽にそれを求めるなんてどだい無理な話か。]
はぁ……お前に期待した俺が馬鹿だったよ。
ったく、こういう時こそ、もっと女らしくしてみろよ。
[しかし、そう零す口元にはニマリとした笑み。
そうして、走り去る二人を見送ると、]
……さぁて、と。…………っつぅ!?
[おもむろに指をツプリと咬む。
ぽたりぽたりと指先から落ちる血に反応したのか、追いかけてきたその『何か』は完全にこちらに注意を向ける。]
さあ、おいっかけっこの続き、だぜ。
[不敵な笑みを浮かべると、二人とは別の方向に走り出す。]
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