情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
それなら何よりです。
……けど。
[笑い出したユリアンに、少し憮然とした表情になる]
そんあに笑うことはないじゃないですか。
というか、そっちに行くのですね。
[でも、その表情はそんなにもつことなく。
つられた風にくすりと笑いが漏れる]
もう。参ったな。いいですよ、私も男ですし。
………でも、きっと私なんかじゃ向こうに迷惑がられてしまいますよ。サンチェスさんの方こそ、どなたかと仲良くなればいいのに。
―衣裳部屋―
[ひとつ、手に取る。紅い宝石のついた
作りの良い服。ワンピースだ。
微かに褪せた、それ。]
……
[どれくらい経っているのだろう。
思い出せそうで思い出せない。
いまだ着れそうなれば、
その服に袖を通そうとするだろう。]
方舟に、置いて行かれる夢。
[呟いて。]
ツヴァイ、ね。微熱は慣れたから。やる事があるなら、あたしにかまわなくてもいいよ。おとなしく座ってるから。
[額に汗で張り付いた髪を左手で払った。]
─ 覚醒までの記憶 冷凍装置安置所 ─
[そこは、茨に囲まれた古城。
両眼を開いても深緑色と石膏の様な白、汚れた石灰色が混じり合い、ただ曇って見える景色。紅いランプの色だけが神経を突き刺した。
周囲で、話し声が聴こえていた。複数の音が反響するのは、その部屋が広く天井が高い所為だろうか。焦点が定まらないまま、首を傾けた。
人、が居る。
暗色、暗色、黄金、ランプの点滅とは異なるぬくもりのある赤。
それらは髪の色だろう。
己は今、何処で何をしているのか。
繋がらない記憶を繋げようとこめかみに指を当てた。
頭痛。己のものとは思えぬ重い身体。
「覚醒している」>>0:600聞き覚えの無い男性の声に、そう答えた事は記憶している。
普段、周囲で聞く事が無い若い女性の声が重なり、不可解さと重くなる頭痛に、こめかみに当てた指を目蓋にずらした。以前から偏頭痛持ちだった。]
― 医務室 ―
状況……ですか。ん〜……。
[起きた青い色彩の青年の問いに、少し悩むように唸る。]
僕たちに投与されたクスリは、特効薬ではないだろうこと。
2階にはどうやら服があるみたいですね。
あとは人数分、1人1回分の鎮痛剤は見つかりました。
お渡ししておきましょうか?
[ひとまず青年が此処にいたことを考え見て、
それだけの情報を示す。]
……リディさんか。鎮痛剤はいらないのかな。
入用だったら言って下さい。預かってますから。
[本人とベアトリーチェの言葉に、
薬品庫に吸い込まれる背にそう声をかけ]
あはは。でも、ベアトリーチェさんに
『弱さを隠してる』って言われるってことは、
隠し切れてないってことだね。
[ベッドから降りる少女に向けたのは、
自分に向ける嘲笑にも似た、苦笑。]
─ 覚醒までの記憶 冷凍装置安置所 ─
──…ッ
刺された傷は、
まだ治癒していない のか 藪医者 め。
否、私の石化が進んだ と
言う事か?
[周囲に人の気配がなくなってから、脇腹に手を当て、鈍痛をやり過ごすように息を吐いた。]
─ 覚醒までの記憶 冷凍装置安置所 ─
[それは、記憶。
深く靴が沈み込む豪奢な緋色の絨毯のエントランス。
記者団の一人が奇妙な動きで、彼の方へ向かう。
視線が合った──瞬間に、閃いた刃。
ただ、熱い、熱いはずの痛み、──搬送された先で知った己の感染。
それから。
少しだけ、冷凍されていた記憶が繋がる頃に、蓋の開いたカプセルの中で再び眠りに落ちたの*だった*。]
─ 冷凍装置安置所 ─
[再びの覚醒。
どれほどの時間が経過したのだろう──ヘルムートの首輪の数値は「3」。数値を確認した記憶が曖昧な所為で、メデューサ病が進行しているのか否か、自身で把握する事が出来なかった。几帳面な動作で手足がどの程度動くかを確認してのち、カプセル型の寝台を降りた。]
あの音は、やはり現実だったか。
なら、私が聞いた人の声も現実か?
[不吉に紅いランプは点滅したまま。
脇腹にあり、医師にメデューサ病への感染ゆえ完全に塞がる事が無い、と言われた傷口に触れる。引き攣れるような感覚は、記憶が見せる幻影だろうか。それとも?]
3%は、さしたる数値では無いはずだ。
………………。
[衣服の下の傷口を確認する事無く、彼は無言でたち上がる。]
ぜひがんばってくださいです。
僕は外にでれたら、その時に考えるです。
でも、僕の相手なんかしたら 疲れ そうです。
だから、きっといないです、そんなお人よしは。
[そんな話をしているうちに食事を終える。
立ち上がり食器を片付けた]
さて、探検 だ!!
それじゃ、またです。
[厨房から出て行き2Fに向かった]
─二階・(5)の部屋─
[研究室、という言葉と、『園芸家』という自称の差。
そこに意識を回す余裕はなく、緑を避けながら室内を巡る。
場合でないとわかっていても、意識はつい、緑に奪われがちになる。
ファイルの中身が一部紛失していた事もあり、余計に気になった……というのは、多分、言い訳]
……『黎明の紫』と『夕暮れの茜』。
こんなになってなきゃいいんだが。
[意識が、己が研究に向く辺りからしても、間違いはなさそうだった]
―4の部屋から衣装部屋―
>>474>>479
[廊下に顔見知りがいたら手を振っただろう、そして、衣装部屋のある4の部屋にノーラを入っていく。
中にはブリジットがいた。]
グランティエさん……服はどうですか?
[それは、スリープに入ってたものたちの服なのだろうか?
かなりの膨大な量に素直にびっくりした。
自分のものを見つけるのは、かなりやっかいそうだ。]
[似たような論理で交わす相手に、肩をすくめる]
そんなに疲れるとも思えませんけどね。
―― はい、いってらっしゃい。
[送り出す言葉はつい癖で子どもに向けるもの。
自分は、椅子の一つに腰掛けてしばらくここでぼんやりしている所存]
[ベッドから降りると]
鎮静剤は、エーリッヒさんに持っててほしいな。
私が持ってて、落としたりしたらわからなくなるから。
今は、飲むほど痛くないし。
[>>484苦笑――その顔は見えずとも発した息遣いでなんとなく察する]
見えないほうが、わかることだって、あるの。
それに、隠しきれてなくっても、隠してるつもりなんだったら、同じことだわ。
エーリッヒさんが優しいって事は。
薬と、服。
[ふうん]
[微かな相槌]
[結局進んでいない物事]
[あまりよろしくないな]
───ああ、どうも。
[薬を]
[受け取るために手を差し出す]
[礼を言おうとして]
[ああ、まただ]
[名前を知らない]
─ …→大広間へ ─
必要なのは、現状の把握と。
医師による明確な説明と、
──まともな靴が欲しいが。
[歩くと粉塵が舞い、石膏の匂いが広がる。
かつては人であったモノ達。人骨と似た色彩の──石くれや砂の粒。]
嗚呼、まだ、枯れていない花が添えられた
この砂山は、確かに──人が居る証拠か。
[紅いランプが点滅する卵型のカプセルを幾つか確認したのち。無表情で、光が見える方角へ足を進める。]
[廊下でハインリヒ達がまだ居たのなら視線だけで挨拶を交わす。進展は見つからなかったので掛ける言葉は何もないまま違う扉の中へと向かった。]
―衣裳部屋―
…ブリジット。
[衣装は思ったよりも多いが、痛んでいるものも多いように思えた。その量の多さに1人では骨が折れると判断し]
ベアトリーチェとカルメンにも
服を持って行きたいの。
一緒に選んで貰えるかしら?
[通りすぎて行く人たちには、ただ視線を向け。]
昔、人々が傲慢になった時。人を作った神が怒り、大洪水を起こした。神はノアという男に舟を与え、ノアは動物のつがいを乗せて洪水をやり過ごした。
[簡単に方舟伝説を語り。]
洪水じゃなくて病だけど。ここって、方舟みたいだと思わない。
[隣に座ったハインリヒにもたれかかる。]
ごめんなさい、疲れた。しばらく、こうしていていい。邪魔ならどこか、廊下の端とか部屋に運んでくれていいから。
[そう言って*目を閉じた*]
─ 大広間 ─
[この場所もまた天井が高い所為か、人の声が反響している。]
誰か、居るか?
医師、看護士、施設の管理責任者、警備員──。
それとも、私よりも、先に覚醒した者達。
[躊躇う事なく、声を上げた。
久しぶりに使う声帯は、「誰か」と呼び掛ける時に僅かに震える。演説や弁論の場は勿論、他人に指示する事にも慣れているはずが。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新