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―宿屋 食堂―
そうねぇ。
そもそもわたしでは止められそうもないし。
……あの子、キーファーっていうの。
[手元を見ながら笑みを浮かべる。
今更のように蒼鷹の名前を確認し]
そう、残念だわ。
[確認を終え、人形たちを脇に。
アーベルの手の中、見る間に切られていくカードに視線を注いだ]
随分、扱い慣れているのね。
…っ…ゲル、ダ…?
[伏せていた瞳は強く抱きしめられた事で開き、抱きしめてくれている彼女の名を呼んだ。
クロエはクロエだと言われれば、更に瞳は大きく見開いた。
ライヒアルトからも呪われた目には見えない、誰も離れてはいかないと言われ瞳にまた涙を湛え。
ベッティからも肩に手を置かれ優しい言葉をかけられれば大粒の涙が零れた。]
あり、がとう…ごめ、んね。黙って、て。
こわかった、の。ゲルダも、ライ兄も、ベッティも、大好き、だから。
きらわれ、たら、どうし、よう、って。
[零れた涙は腕の中の蒼鷹の羽を濡らしてしまっただろうか、擦り寄り鳴く声に、君もありがとう、と礼を言った。]
ベッティの言うとおりだね
是以上の回答は、得られないかもしれない
[ちらりと自衛団を見やる。
張り詰めた空気はゆるむ事無く緊張で重苦しい。
その場の面々に視線を投げかけると此処を出る旨を伝え。]
皆、一度宿屋に戻ろうか
クロエも…ちょっと休もうよ
疲れたならベッティにお部屋用意してもらうのもいいし、
寂しいなら僕とかライヒ君がつくと想うし
[ぽふぽふとベッティに続きクロエの頭を撫ぜて]
─宿屋・食堂─
ま、ライも一緒に行ったんでしょ?
それなら、大丈夫でしょうし。
[幼馴染への信はあるから、さらりと言って。
蒼鷹の名の確認には、ええ、と頷いた]
あはは……どうも、一度根無しになれちゃうと、落ち着くのが苦手になるもので。
[冗談めかした言葉は、半分は本音]
一人旅の暇つぶしにやってたら、身についた……って事にしといていただけます?
[扱いの話には、にこり、と笑う。
とはいえ、見る者が見たならそれは、ただの手遊びのレベルでないのは一目瞭然なのだが]
─ →自衛団詰め所─
[ゲルダらとともに自衛団に向かう道すがら。
遠巻きに前後を歩く自衛団にあからさまに舌打ちをする。]
ちっ、胸糞悪ぃな。
そういう対応はほんと頭にくるんで止めてほしいものなんだが。
[そうして不機嫌そうにブチブチと文句を言いながら、詰め所へとやってきたわけで。]
だからもう一人で泣いちゃだめだよ
僕達が傍に居るからさ
[涙が服へと落ち濡れて。幼馴染の目尻にたまる熱い雫を娘は細い指でそっと拭い。]
…じゃあ、僕がクロエの立場だったらさ
クロエは僕の事怖くなって嫌いになっちゃうの?
―――違うよね、そんなことしないの、僕は解っている心算だよ
[そう伝えると立てるかどうかを尋ね、宿へと戻ろうかと声を掛けた。動けぬようならライヒアルトにクロエを頼む心算でいる。]
だぁれもクロエを嫌ったりしねぇから安心しろ。
きっとアーベルだって同じような事言うぜ。
[クロエを安心させようと軽く笑い
ベッティの言葉には頷いて宿屋に戻ろうとする。
ゲルダが寂しいならと提案すれば瞬きして]
さすがにそれはゲルダに任せる。
私が傍に居ても落ち着けないだろ。
─村の通り─
……あー、そか。
そうだよね。怖いよね、俺のことだって。
[距離があっても強張った身体と怯えた雰囲気は見える。
こっちは御伽噺を信じるような年じゃない。
実感もまだ出来ていないから怯えが表に出たりはしないが]
まあいいよ。
でもある程度は顔出した方がいいと思う。
隠れてるだけじゃ疑われた時にも何も言えないから。
[それは裏通りの渡り方かもしれない。
逃げ場の無い時には隠れていてもいずれ見つかる、みたいな]
俺は宿に戻るところ。
どうする?
[待たせている人がいるから足はもう宿に向けて]
―宿屋 食堂―
ええ、一緒に行ったみたいよ。
[ライヒアルトの名前が出たなら、一つ頷いた。
そこには信を置く発言に対する肯定も含めて]
そう。
なら、仕方ないわね。
[村を出る理由については、それ以上を追及することもなかったけれど]
それじゃ納得できない、――なんて言ったら?
[扱い方の差まで判るのかはともあれ。
今までとは種の少し違う、悪戯めいた笑みを見せた]
[ゲルダやベッティの言葉に、ようやく自衛団員が数名こちらを窺っていることに気付き。
自分達のことを黙って見ていた団長からも、そろそろお帰りと声をかけられた。
ゲルダからも頭を撫でられれば、子供のように頷いて答え。]
うん…そう、だね。少し、寝させてもらおうかな。
ベッティ、良い?
[そう言って、自分を労わってくれる幼馴染を見上げ甘えた。
涙を拭ってくれたゲルダの言葉には、そんなことない、と強く言った後はっとして。
困ったように笑いながら、そうだね、と。]
こんなことで、私は皆のこと嫌いになったりしない。
そうだったね、本当にバカだね、私。
[ゲルダと同じようなことをライヒアルトからも笑顔で言われれば、少し腫れぼったくなった瞳を笑顔に細めて頷いた。
ライヒアルトが傍にいても落ち着けない、という言葉にはそんなことないよ?と首をかしげたか。]
─自衛団詰め所─
[そうしてたどり着いた詰め所。そして通された先は、ギュンターの執務室。
ゲルダの話をドアに凭れかかり聞いていたが、クロエが二人で話したいと言い、わずかに目を細めるが黙って出ていく。
だが、中から聞こえてきたすすり泣く声に駆け込むライヒアルトに続き、つかつかと中へ入ると、机を挟んでガッとギュンターの襟首を掴む。]
…………おいじじぃふざけるなよ。なにクロエ泣かしてんだ? あ?
[その声は底冷えするほど低く、しばし鋭い目つきでギュンターを睨んでいたが、クロエの言葉に不承不承の態度で手を離す。]
まぁ、もうちっと信用してくれよクロっち。
[笑いかけながら、やさしい口調でそう言ってから]
私もクロっちもゲルルンもブリたんも大好きだぞ。
[年も近く、仲のよかった幼馴染3人のことをそう自分も言い]
改めていうのは、ちょっと恥ずかしいな。
[照れくさそうな笑みを浮かべながらそう言い皆で宿屋へと戻る途中]
あ、私はちっとよるとこあっから先行っててくれ。
[長い間店を開けるのもあまりよくないのだが、こんな状況では泊り客なども来るわけもないのでいいだろうと勝手に思ったりしていた]
クロっちもゲルルンも、元気出せ。
それからライヒアルト、送り狼になるなよ?
[にししと笑いながらそんな言葉を残して、自分は皆と別れた]
─宿屋・食堂─
[一緒に行った、という肯定に、なら大丈夫、とその件は自己完結した]
……美人さんがいらっしゃるなら、会いに戻ってくるのもいいかなー、なんて思ったりもしますけど。
[くすり、と笑いながらの言葉は、どこまで本気か]
んー……どうしましょう、ねぇ?
俺としては、それ以上の理由は『ない』って事にしたいんですけど。
[悪戯めいた笑みには、こてり、と。首を傾げて問いを返した]
ほら、ブリジットも、帰るぞ。
[声を掛けて自衛団詰め所を出ようと促す]
あー……。
落ち着けないのはこっちの方か。
流石に年頃の娘さんと二人きりには、な。
[クロエにポツととても小さな声で紡いだ。
禁欲的な信仰生活をおくる修道士とはいえ
これでも一応健康的な成人男子である。
見透かすようなベッティの言葉には咳払いして]
なんねぇっての!
[先に帰ろうとする彼女にそんな声を向けた]
[そうして、語られるクロエの告白には静かに耳を傾けていたが、はぁっとひとつ深く溜息を吐き、ゲルダに抱き寄せられるクロエに近付くと]
……なぁにウジウジ悩んでんだよ。
俺もゲルダもベッティも、あとライヒだってそんなことでクロエを嫌いになるわけねぇだろーが。
むしろ、そんな風に思ってたことが許せねぇ。この、このっ。
[そう言って、ガシガシと少々乱暴にクロエの頭を撫でた。]
─村の通り─
[隠しきれない恐怖を抑えることは出来ず。
怯えた様子は相手に悟られてしまう。
続く言葉に何かを言おうとして、けれど声にはならず口が一度だけ開いて閉じた]
…………。
…誰も、顔を出さないとは言っていない。
隠れたところでどうにもならんだろう。
[精一杯の虚勢を張り、ユリアンに返す。
どうすると訊ねられると一拍迷いを見せた後に、距離を空けたままユリアンの後を着いて行った]
―宿屋 食堂―
わたしはこれからもいるつもりよ?
お仕事もあるし、いいところだから。
[多分、とは言わない。
ただその言葉に嘘は含まれていない]
あらあら、困ったわねぇ。
そう言われるとますます気になっちゃうものよ、人って。
[笑みは変わらず、目を細めた]
[ライヒアルトよりも激昂したブリジットにもおろおろとしたものの、団長にかけられた手はすぐに離されてほっとして。
ベッティからもっと信用しろ、と言われれば申し訳なく思いしゅんとした。]
…ごめんね。でも、怖かっ ひゃあ!?
や、やだやめてブリジット、ごめん、ごめんってばっ
もう思わないから、許して?
[ブリジットらしい仕草で頭を撫でられると驚いて、髪をくしゃくしゃにしながらも彼女らしい気遣いに思わず笑顔になりながら謝った。]
―回想・宿屋にて―
[ミハエルが出て行った>>421のは、目で追うに留めた。
話しかけた夫は何か言ったかもしれないが、
ゆるく首を振り、そっとしておこうと暗に告げる。
ライヒアルトの言葉>>481には、きょとんとした表情をむける。
ユリアンが>>484言うように、その考えは微塵も無いといった様子で。
愛しい旦那様の反応はさてどうだっただろうか。
どんな反応をされても、くすくすと小さく笑うのだった。
ブリジットの本の話は、自分より夫の方が反応したかもしれない。
ともあれそのやり取りも、何となしに見守ったまま、
話がカルメンの取り出した人形へと繋がれば、
それも遠巻きに見ているだけだった。]
―回想・宿屋にて―
[子供の分を貰えるとの約束があるので、自分は必要が無い。
ただ、カルメンが出した狼の人形>>441には、視線をやった後、
やや困惑した表情を浮かべて視線を逸らしてしまった。
少しばかり、タイミングは悪かった模様。
だがカルメンが>>449を取り出せば、先に気づいた夫に肩を叩かれ、
もう一度そちらの方を向いて、自分が作った銀の鳥かごを持つ
双子の姿が目に入り、感嘆の声を漏らした。]
わぁ…可愛い。そんな風になったんですね。
[夫が細工した小さな瑠璃の小鳥が、その中に納まっているのに気づけば、
それにも思わず表情を和らげた。]
―回想・宿屋にて―
ありがとう、でも直接渡したいの。
仕事のことは、自分でやっておきたいから。
[頼めばと、連れ立つ者らに口々に言われれば、
そこだけは職人として、頑として譲らなかった。
その為結局、詰め所にはおそらく夫に付き添われて向かう事になる。]
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