情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
恐怖体験は嬉しくないですね。
[礼斗の苦笑に真面目な顔で頷いて]
……。
はい、違います。
[どう答えればいいのか考えていたら先に一刀両断してくれたので、後に続けてそう言った]
こちらこそお邪魔をしまして。
お先に失礼します。
[もう一度、礼斗と神楽の両方に向けて頭を下げると、繁華街方面の公園出口へ*向かった*]
[黒江が離れていく姿を目に留めると、小さく手を振った]
お話の邪魔しちゃってごめんね。
今度は、もうちょっと落ち着けるところでお話でもしよっか。
例えば、うちの神社の縁台とか。
ああ。ついでにお賽銭に幾ばくかのお金を入れてくれると嬉しいかな。
[明らかについでではなく、そちらが本命だった]
……その、どこまでも商売に結びつけるところはどうにかならんのか。
[思わず、呆れたように突っ込みを入れて。
『今から』という言葉に、少しだけ、眉を寄せる]
……ま、なんにしても、だ。
なんかありそう、と思うんなら、備えとけばいいんじゃ?
[それでも、やはり危機感ないままさらりと言って]
ん、ああ。んじゃ、また。
[軽い口調で黒江に手を振るのと、足に衝撃を感じたのはほぼ同時]
……っと!?
[突然の事に軽くよろめくものの、倒れるには至らず]
一体、なんだよっ……て。子供?
商売に結び付けないと、若い命が一つ失われるのよ……!
具体的には私が。
[後半茶化しては見たが、結構本気だ。
何とか色々な人の善意で生活を続けられてはいるが、このままの調子では、ろくな未来にならないことは明白ではあった]
ま。そだね。
なんかあったら、適当にこなしておくよ。
[とかこちらもあまり緊張感の無い様子で軽く返して、なんだか、札斗の足に突撃を仕掛けている少女をなんだか他人事のように一部始終を見つめていた]
わお。
見事なタックル。
それで、足を絡め取ったら確実だったね。
はぅ、ごめんな、さ。
[顔をしたたかにぶつけて。
小さな両手で鼻を押さえちょっと涙目になりながら謝った。]
つぼみ、見てたら、あそこのおばちゃんに怒られたの。
怖くてびっくりしたらぶつかったの…。
[と綾野を指差そうとして、慌てて手を引っ込めて。
もういちど小さく、ごめんなさいと謝った。]
……内職でもしたら。
でなかったら、境内に畑でも作るとか。
[若い命が、という部分に入れるのは冷静な突っ込みをいれ。
涙目になる少女の様子に、がじ、と頭を掻く]
ああ、俺は大丈夫だから……って。
……つぼみ?
[余りにも季節にそぐわない言葉。
思わず、視線は桜へと向くが]
いや、気にしなくていいから。
……むしろ、そっちが大丈夫か?
[小さな謝罪に、少女の前に膝をついて。
ぽふ、と宥めるように撫でてやりつつ、軽く問いかけた]
[少しおどおどしているのは、目の前の人らを知らない事と、痛いのとが一緒にきてるから。
見上げていたが、視線を下げられ撫でられると、ちょっと固まった後で気が緩んで、ほふり。
ほっとした笑顔になる。]
ちえは、へいきだよ。
[緊張が溶けると、聞き返された言葉にこっくり頷きくり返す。]
うん、つぼみ。
はっぱの下に、ぴんくいろ。
ちと、内職も、畑も出来ない方面なのよね。
巫女としてお金を稼いで生きていけないとダメなもんで。
色々とあんのよ。これでも。
[そんなことを言った彼女の顔は少しだけ大人びて見えた。
まあ、年齢不詳気味なので、年相応になっただけなのかもしれないが]
おーおー。
ちゃんとおじさんしてるねえ。
あんたのことだから、子供の扱いなんてわかんねーよーなんて言い出すかと思った。
[茶化しながらも、少女の言葉に引きずられるように、桜を眺める]
つぼみ、か。
[一言だけ呟き、そして、もう一度綾野の姿を見つめる。
依然として彼女は、変わらぬ姿でその場に立ったままだ]
何を隠してるんだろ。
そっか、大丈夫か。
名前は、ちえちゃん、ってのか。
あ、俺はひふみ、な。
[ほっとした笑顔に、安心させるよに笑って名を告げるものの。
蕾の話を聞けば、やや、思案するよな色が過ぎる]
桜……どう、なんだろうな。
[頭の中を巡るのは、取材と趣味で溜め込んできた知識たち]
あ。ちなみに私はかぐらお姉ちゃんね。
いい?間違ってもおばちゃんなんて呼んだらダメだからね?
多分、綾野さん───そこの桜の樹のそばにいる人も、おばちゃんなんて呼ぶと怒るから、注意しなさいね。
……どんな事情なんだか。
ま、それならそれで、頑張れ。
[色々と、という言葉には、さらっと返す。
事情がわからなければ、そういうしかないわけで]
……誰がおじさんだ、こら。
まだ、そういわれるトシじゃねぇぞ。
取材先で、子供の話聞くことは多いからな。
自然と、慣れたんだよ。
[アヤカシのものには、大人よりも子供の方がより親しむ。
故に、取材対象になるのは、子供の方が多かった]
……隠してる、か。
さて、何なんだか、な……。
[礼斗は思案、神楽は咲かないで欲しいと。大人の意見は色々だ。]
冬に咲いたら、寒そうだね
おうか、さむくないのかな。
[『おうか』はさっきの怖い人が言ってた名前。
きっと桜の名前だろうと、子供ながらに思って口にする。]
[神楽に当然のようにおばちゃん、と言いかけて。
おねえちゃんと先に言われたので、素直にこっくり頷いた。]
ひふみおじちゃ、かぐねえちゃ。
…あやねえちゃ。
[言い直すも、綾野はやっぱり怖い人、という認識が出来てしまい。口にするにも少しこわごわ。
礼斗がおじさんなのは、神楽の入れ知恵というか刷り込みだ。]
おう。頑張る。というか、現在進行形で頑張ってるよ、私は。
[小さくガッツポーズを取って見せた]
いーじゃん別に。子供から見たら、あんたぐらいのは全部おじさんだよ。
ただし、女性がおばさんと呼ばれるのはダメ。絶対にダメ。
大阪ではどんな年配の人でもお姉さんと呼ぶ。分かるね?
つか、考えてみれば、あんたの仕事って子供か、偏屈そうな人間ばっかりと話しているんだもんね。
そりゃ、話し方もうまくなるか。ナンパとかにも応用できるといいね?
[ニヤと笑った]
さてさて、何を隠しているかはしらねど、そろそろ神社に戻りますかね。さすがに今日は長く空けすぎたし。
神社の書庫に参考になりそうなもんあるか探してくるかな。もうめんどくさいし、今日はこのまま神社は休日にしよう。うん。
[そうこうしていると、自分を呼んでる声がする。
何事かと心配した瑞穂か、戻ってきた伽矢か。]
あっ、よばれたの。ちえ、いくね。
ひふみおじちゃ、かぐねえちゃ。ばいばい。
[手を振るとうさぎも一緒に耳を振り。
少女は呼ばれた方へと*駆けてゆく。*]
……できれば、おにいちゃん、と言ってほしいんだが……。
[おじちゃ、といわれてがっくりきた。
こんなやり取りも、しょっちゅうと言えばしょっちゅうなのだが]
……って。
『おうか』?
[紡がれた名前。
覚えあるそれに、瞬き一つ。
同時、掠めたのは、嫌な予感]
寒そうだからさ。余計咲かないでいて欲しいじゃん?
暖を取るために、何か騒ぐよりは、最初から厚着のままですごしてもらったほうが、みんなハッピーに終わりそうだからね。
[そして、少女が敬称を復唱しているのを聞き、満足そうに頷いた]
うん。えらい。
よく覚えました。
お礼に頭を撫でてあげよう。
[笑顔で、少女の頭を撫で撫でした]
……いや、それはそうだが。
年齢不詳には、言われたくねぇぞ。
[思わず低い声で突っ込みつつ。
立ち上がり、千恵がかけて行くのを、またな、と見送る]
ナンパ、ねぇ……。
騒がしいだけの女にゃ、興味ないんだが。
[ニヤ、という笑いに返すのは大げさなため息]
……ああ。
俺も、取材資料当たってみるかね。
何か、妙に気にかかるっちゃ気にかかるし、な。
─中央広場・ベンチ─
そっか。
じゃあちょっと行って来るな。
瑞穂、千恵を頼む。
[従妹の見送りを受け、オレはベンチを立ち上がり。
ゴミを片付けてから自宅へと向かった]
─ →繁華街・自宅─
[家に戻るとさっさと汗を流し。
普段着を着て、いつも出かける時に着るカーキのショートコートを羽織る。
頭には薄茶のハンチング帽、首には蓬色の薄手のマフラー。
それから必要最低限のものをポケットに入れ、オレは再び外に出た]
[路地から表通りへと出て、不意に空を見上げた。
高い建物も多い繁華街、空はどこか狭く感じる。
その空を、建物の上を、一羽の烏が飛んで行った]
…………。
[オレは翠の瞳を細め、その軌道を追う。
街では害鳥と言う印象が強いそれも、オレにとっては憧れを抱くものだった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新