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……どんどん癒しが減っていくな。
[まあ、なんというか自己責任なのだが。
こってり蜂蜜で甘くなった紅茶は冷えてしまっていて。
何やらすっかりおとなしくなってしまった小動物を膝の上に乗せたまま]
…そろそろ、おとっつぁんがぱったりいかなきゃいいけど。
ちゃんと、回復したら戻るよ。
…つれて帰ったほうがいいんじゃない?
[ブリジットを呼び止めて、そういう。
その先には、オトフリートの姿。]
[だるそーにソファーの背凭れに体重を預けながら]
あんだけ無理してれば倒れてもおかしかないだろ。
てか癒しが減るって何の話。
[聖獣が元の世界に戻されたことは知るよしも無い。ヘルガの言葉には若干ずれた言葉を返した]
[リックの声に振り返る。
ミハエルと顔を見合わせ頷いて、一度戻りその肩を叩いた]
戻ろう。
[今度は疑問系でなく、ハッキリと促して。
立ち直ったオトフリートの視線に少しだけ怯えつつも、今度こそ一緒に広間へと戻ってゆく]
少々、疲れましたね…
[手渡した力と、対なる力の続けての消失と、或いは、もう一つ、身に届いた力を受けて]
少し、失礼して、休ませて頂きますよ。
[オトフリート達が戻ってくる前に部屋を出る。夢を司る眠らぬ魔が、*消えたのはいずこの影か*]
ただいま、なの。
[オトフリートに質問し損なったことに気付いたのは広間に戻ってから。どちらにしてもそんな雰囲気ではなかったが。
だがその内容から、陽精のいる場所ではそれを口に出して尋ねることなど出来るわけも無くて。座らされたソファーの上、なんとも微妙な表情でオトフリートの説明を聞いていた]
ごめんね、待たせた。
[倒れた木へと近付いた。そっとそこに触れると、指の感覚が溶けてなくなる。
座り込んで、昔からそうあったように、目を閉じた。
作られた場所とはいえ、そこには樹が満ちている。
魔界でないにせよ、樹は樹であり、栄養は栄養。]
おいで。
[囁く声と共に、苗床はすべての感覚を失った。
人としての姿はあれど、そこにはほんの最近までのように意識すらない。最も効率よく栄養を送るために、不要なものはすべて消すのだ。
結果として森は、樹は、驚異的な速さで元に戻る。
その間、細い人の子のような身体は、内から、外から、栄養を求める植物に囲まれて、ただ閉じられない紅の目だけが外から見えるものと*なっていたのだった。*]
労ってやればって……何かこの間からえらくその辺で突っかかってきてねぇか?
[訝しげにヘルガを見てから、促されるように視線をブリジット達へと。説明された内容は、ダーヴィッドが感知した結果と同じもので。その内容の中にナタ・リェも消えたことは伝えられただろうか。僅か眉を寄せるも、ナタ・リェとしては良かったのだろうかとも思う。問題は、目の前にいる無理ばかりする奴なのだが]
……ともかくお前さんは一旦休め。
その状態で何かするってなら、無理矢理休ませんぜ。
[己は何も出来ず、目の前の人物に任せきりで。出来ると言えばこれくらいのことだろう。負った怪我はきっと痛い方法で白梟が治療してくれているはずだ]
さーて…気のせいじゃないの?
[欠伸をひとつして、適当そうに首をかしげる。
おとっつぁん達とハインが話しているうちに、いつの間にかソファーで小動物と一緒に眠ってしまって*いて*]
……さよけ。
[ヘルガの返答に小さく肩を竦め。オトフリートとのやり取りの後にヘルガが眠ってしまっているのを見ると、若干呆れの息を吐きつつどこからかブランケットを探してきてかけておいた。その後は、オトフリートが無理をしないように目を光らせているかも*しれない*]
[生まれてはじめて、意識が形を持った時、最初に覚えたのは風の音だった。
物の動く気配、音。それからふれる物の感触、におい、最後に視覚を得た。
そして今、森が戻り、苗床の耳に音が届く。昔とは違い、急速に個としての活動が始まり――]
もう良い?
[尋ねる声に、体から植物が離れてゆく。
翠の目はそれを見て、その先、影の中の猫を見る。]
――君は。
[誰のかはわかる。知っている。]
クレメンス、聴いている?
君が、この世界の核とやらなのか?
時の竜の言い方は、僕にはそう聞こえたよ
……アーベルにとっては、毒だったみたいだね
[それだけを少し、笑って*言った*]
[戻ろう、との再度の促し。何かを振り落とすよに数度、頭を軽く振ってから、ああ、と頷いた。
広間に戻り、その場に心魔がいないのを見て取れば軽く肩を竦め。
ともあれ、先ほどの一件と、唐突な天聖の気の欠落の事を話し]
……何かできるほどの余力も気力も、ちょいと足りませんよ、と。
[黒猫は、リックの前でゆらりと尻尾を揺らす]
『魔の力とは精神の力。あれはアーベルの欠けた心が力に満ちて、魔としての本性を取り戻した結果ではないかと思いますよ。少々、急激に過ぎたかもしれませんし、相手が悪かったといえばそうでしょうけれどね。さて、毒と呼べるかどうか…?』
[核なのかという問いには答えることなく、黒猫は目を細めて*にゃあ、と啼いた*]
[話を終えると、ゆらり、立ち上がる。
どこへ、と問われたなら、治療と休息に、と。
身に刻まれた無数の呪印を思うと、この場で治療を受けるのは、余りいい気分はせず。
広間を離れ、空いている客室の一つに入り、白梟から傷の手当てを受けた]
……にしても……さて。
予定調和は予定調和として……問題は、中核が一人だけか……ってとこだよな。
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