情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ 額に手を宛がい小さく溜息を零す。昨晩の話は夢か何かだったのかと少々疑いたくなった。実は嘘でしたと云い出さないかと期待したいくらいに。]
然様ですか。
酒は飲んでも飲まれるな、と云いましょうに。
[ 一人きりの酒宴と聞けば何と無しに視線は壁に掛けられた絵へと向けられるも、現状では最早此の様な機会を持つ事は有り得ないだろうかと思う。然し卓上へと視線を戻せば、再び洩れる溜息一つ。]
随分な手品ですね。
[ 此の神父が隠し持っている、というのは薄い気がした。――ならば誰が。]
─厨房─
……なんだろ。
誰か、お菓子でも作ったのかなー?
[残り香にこんな呟きをもらしつつ。
お菓子、という言葉にふと、祖母の事を思い出す]
ね、ばーちゃん。
ばーちゃんは……わかってたの?
いつか、こういう事になるって、さ……。
[答えは得られないとわかっている──わかりきっている、問い。
それでも、問わずにはいられなくて、早口に呟く]
[金の髪を洗う水音が、浴室にこだまする。
飛沫と共に立ち上ぼる湯気で痛々しい傷跡が霞む。]
じゃあ、貴方はここに疑わなきゃならない狼はいないと……?
疑わないで、狼を見つけらるの?
[ハーヴェイの言葉に、くすくす笑いつつ。]
ま、正体無くすくらいに飲みたい日もあるってことですよ。
鍵の行方は存じません。
先程ここへ来た時から、消失していました。
どなたかが使っている最中か、あるいは使われないために隠したか。
その二つではないですかな?
[グラスの酒を飲み干す。
床には、空になったワインボトルが3本。]
[昨日と比べ、明らかに意識のはっきりした様子の青年に手伝いを申し出れば、包帯だけ巻きなおすのを手伝ってほしいといわれて。
濡らしたタオルで身体を拭き、持ってきてくれた薬を塗っていく。]
[あわあわするトビーに微笑みがこぼれる]
ん、まあ、良いのだけれどね
[そっと着替えをさしだして]
良い子ね
じゃぁ、トビー君にまかせるわ
[着替を置くと、右の手で、そっとトビーの頭を撫でようと]
何時も飲んでいらっしゃる方の台詞と思って聞くと、微妙な気分です。
[ 声には若干呆れというよりはからかいめいた響きが籠められるも、床へと視線を落とせば眉間には皺が寄せられる。酒に強い事は知っていたが、其れでも相当な酒量だ。斯うして立っていても仕方無いと、机に近寄れば椅子の一つに腰掛ける。]
後者である事を望みますが、ね。
[ 其れは理想に過ぎぬだろうか。呟く様な声を落とすと同時に目は神父の手元の書物へと向けられ、其の中身を知る事はあるまいが僅かに目を細める
―武器庫―
[周囲に視線を巡らせ、誰もいないと判断して。そうと手をポケットの中に忍ばせる。
硬い感触。指先で摘み上げたそれを暫し見やり、鍵穴へ差し込む。
ゆっくり、回す]
…!
[がちゃん。
錠の外れる重々しい音に思わず身を竦ませ、再度辺りを見回す。
――別に悪いことをしているわけではない。…そう思うのだけれど]
いえ。
[ 手を組んで卓上に乗せ口許を隠す、何時もの癖。]
神父殿に此の様な事を聞くのは失礼かと思いますが。
神を信じられていらっしゃるのかな、と。
[ 伏目がちに男を捉える黒の視線は何処か冷たい。]
[部屋をでて、わたしはすこし申し訳なく思う。それでも右手の小指の爪に口付けて]
きっと変わらないわ
[小さく呟いた]
―→一階 広間―
あんまり色々と動かしちゃうと、悪いかな……?
[と、言いつつ。実はここの厨房の無断借用は日常茶飯事なのだが。
取りあえずは、と目に付いたものを適当に挟んだサンドイッチを作る。やはり、肉の類は口にしたくない、という無意識は働いていた。
色々と考え込んでぼんやりしていたためか、少し作りすぎた気はするものの、それは仕方ないや、と余った分はそこに置いて、厨房を後にする]
─…→玄関ホール─
…………ふむ。
[眼鏡越しの目は少し細められ。口元の笑みは変わらないが。]
信じられる時と、信じられない時がありますね。
割合にして半々くらいでしょうか。
……ふふふ。
[可笑しそうに、声を立てて笑う。]
もしかして。
神父の皮を被った無神論者、とでも思っておられましたか?
[テーブルの上に置かれた苺タルトの熱が、徐々に冷めていく。]
[ヘンリエッタの声に、再び指を止め――]
アーヴァインさんが亡くなってしまった以上、人狼は確実に居るでしょうね…。
だから誰かを疑わなければならない。
それが悲しい現実です。だから…私が口にするのは所詮綺麗事でしかないのですよ…。
[くすりと笑みを漏らして――]
ただ、闇雲に疑って真実を見落としてしまうよりは――
人を信じて…耳を傾ける方がずっと…後味が良いという話です。
たとえ最終的に罪無き人を…この手で殺めるとしても――
[そこまで言って、少女は頭からお湯を被る。
流れた金糸が、背中の傷を覆った。]
─玄関ホール─
さて、どうしようかな……。
[広間には、人の気配。
何となく、そちらに行くのはためらわれて。
じゃあ、部屋に戻ろうか、と思い、階段の方を見れば、ちょうど降りてくるローズマリーの姿が目に入った]
あ……。
[それからふと、思い出す。ずっと引っかかっていた事を]
えっと……大丈夫なんですか……あの人。
[ギルバートさん、でしたっけ、と。
先ほど交わされていた会話で漏れ聞いた名を付け加えつつ、問いを投げ]
[ 視線は皮の表紙の本から黒衣の男へと向けられるも、声を立てて笑う様子を見ても青年の表情は変わる事は無く何処か遠い様な感情の浮かばぬ様相。]
単に俺の方が無神論者なので、御尋ねしたかっただけですよ。
[ 然う声を紡げば隠された口許は僅かに笑みを象る。]
……まあ、神の代行者の名を騙って。
己の云い様にしたがる人間、……というのは存在しましょうが。
[ 此れと示された物は何方を指していたのか、其れも叉彼の知るところではない。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新