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─事件から数日後─
[騒動が収まった後、集会場からは解放され、残った者達はそれぞれの場所へと帰る。イレーネが人狼であることは皆口にはせず、少女もまた自分の家へと戻った。けれど、そこに待ち人は既に、居ない]
………片付けないと、ね。
[集会場から持ち帰ったのは、家から持って行った荷物に加え、一階の廊下の隅に転がっていたクリスナイフ。そしてユリアンを見舞った時に引き取った、主を失いし月を額に抱く猫だった。こっそりと持ち返ったクリスナイフは、手入れをして布に包み、丁度収まるよな箱に入れておいた。これは、もしもの時の、最後の手段]
───持って行くけど、使わないように頑張るよ。
[元の持ち主に語りかけるよに呟いて、箱に封をした。傍らで猫が作業をじっと見て、呟きの後に、なぁう、と鳴く。持ち主の代わりに応じるよな鳴き声だった]
[家主無き自宅。片付けは数日かかり、祖父のものは粗方処分することに決め、残したのは一枚の写真だけだった。それはイレーネが産まれた時に写真屋を呼んで撮った写真。祖母がまだ生きていた頃のもの。産まれて二年後に祖母が死に、その五年後には両親が死んだ。そしてその七年後、祖父を、失った]
…………想い出だけは、持って行っても、良いよね?
[ここで過ごしたことを捨てるつもりは無い。この想い出は自分がこの村で過ごした証しでもあるから。最初村を出ようとした時には無かった郷愁が、心の中に宿っていた。残した一枚の写真は母親が遺した日記の、自分が産まれた頃のページに挟み、持って行く荷物へと入れる]
未来を信じて。
幸せを見つけて。
[それはユリアンから伝えられた彼らからの最期の言葉。忘れぬよに、一冊のノートの一ページ目に書き記した。そのノートはこれから見てくるものを書き記すためのもの。母親に倣う、自分の日記]
───大丈夫。
フォルと一緒なら、きっと────。
[呟いて、ノートをぎゅっと抱き締めた。傍に居た猫が身を擦り寄せて来る。それを撫で、ノートを荷物へと入れると、荷物入れの口を閉じた]
─それから月日は流れ─
それじゃ、行ってきます。
[村を出発する日の朝。無人の家に声をかけて扉を閉める。中の家具や家は残してもらえるよう、村長には頼んだ。戻って来るかは分からないが、外へ出た後、いつか、帰って来た時のために]
[持って行くものは最小限。道連れとなったのは一匹の猫。それを引き連れ、少女は幼馴染の下へと会いに*行った*]
/*
起きたのでこんな時間に投下。
いつ出発したのかは超曖昧。
数ヵ月後かもしれないし数年後かもしれない。
連れてった猫もユエ本猫かもしれないし、二代目かもしれない。
14歳と13歳がそんな直ぐには村から出れないよね!と言うことでした。
合間に何かあったりするならまた合わせて補完したりするです。>フォル
それとフォルへのオトさんからの形見分けは小型の望遠鏡となりました。
天文台漁りましょう(ぉぃ
/*
あ、ユリさん。
お見舞いはト書きで済ませてしまいました、サーセンwwwww
あの時既に書き始めてて、修正するほど頭働かなかった…。
ちゃんと聞いたことにはしておいたから。ら。
そんじゃ改めてお休みなさい。
[龍猫、*くるり*]
/*
[もそりら]
ねむい(いきなりそれか。
言わずにいようとしたのはきっとお約束(ぇ。
たどり着くかどうかは時間次第?(くろねここてし
そして天文台をあさるなら色々見つかるかも知れない。
レシピ集原本とか、外出た理由(治療と修行)書いた日記とか、占い師の能力に関する資料(発動条件と対価に関するあれこれの書いてあるもの)とか出てくるかも。
とか適当に言いつつ、こーひーたいむ。
[くろねこ、くてり**]
―孤児院―
そういうわけでエーリッヒさんはお仕事忙しくなったので、これからは来れなくなりました。
[子供達からあがるのは不満の声、それを宥めるように]
代わりにおもちゃとかはちゃんと送ってきてくれるから、皆それで我慢するように。
エーリッヒさんも暇じゃないので、わかってあげてください。
[子供達はしぶしぶとその話に納得させられて、
孤児院の院長はその場を離れると深いため息を付いた。
その後ろに、この院の中では一番高年齢の女の子が一人。
今ではもう自分の仕事ももっており、生活が安定すればいずれ孤児院もでるであろう子]
「あの、エーリッヒさんのこと、本当はどうなんですか?」
あの人も各地で商売したりして忙しい人ですから。
[そう説明をされても、女の子はじっと院長を見つめたままだった]
―孤児院―
「私聞いたんです。いつも冬に行ってる村で死んだって……、その人狼だったからと……」
仕事先で聞いたのですか?
[女の子は肯定の意の頷きを返す。本当の事を教えてくださいというような目で見つめる。
深い息をついてから院長は]
はい、私もそう聞いてます。
人狼かどうかはともかく、死んだことは残念ながら事実ですよ
「あの人が悪い人だったとは思わないのですが。」
そうですね。私もそう思います。
「それじゃあ、なんであの人が……」
村で、人狼が出て殺された人が出たそうです。
彼が自分でやったと自白に近い証言も、彼が人狼だという証拠もあったみたいです。
詳しい事は聞けませんでしたが、彼はその村に埋葬されたようですよ。
「そう……ですか……」
―孤児院―
[肩を落とし、女の子がその場を後にする。
院長は自分の部屋に戻ると、弁護士に渡された手紙を手にした。]
「あなたが本当に悪い人だったかどうかはわかりません。
けれども、あなたが行った事は私たちの心に残っています。
あなたが本当に血に飢えたただの獣ではなかったと、人の心をもった人間であったのだということが。」
[そして女の子の方は、いつか村に行く事を決意した。]
[一方その頃、自分が死んでから何日か経ち。
生きている者達はそれぞれの生活に戻った。死んだ者もそれぞれのあり方に。
自分は行くあてもなにもなく、適当にその辺をふらついていた。
自分に気付くものなど当然いない。]
死後って天国か地獄に行くんだっけっか。
[呟いた矢先、一台の馬車が走ってきた。
どこからきたのかはわからないが、それは自分に向かってきて傍に止まる]
「遅れました。お迎えにきましたよ」
[周りを見ましても反応はなく、どうやらそれは自分に来たらしい]
えっと、行き先は……?
「もちろん、地獄までですよ。エーリッヒさんですよね?」
[頷くと、さっさと乗ってくださいと促されて、馬車に乗り込む]
[馬車に乗るといずこかへと向けて走りだす。]
あの……
「ああ、詳しい話は向こうで聞いてください。
エーリッヒさんの場合、5人も殺しちゃってますからさすがにね、地獄行きなんですよ。
情状酌量とかあると思うんでさほど罪は重くならないとは思いますよ」
えっと……そうですか……
[説明をくれる御者は黒いずたのようなローブに、頭に髑髏のようなデザインの被り物、
これで鎌とか持ってれば死神ですと言われて納得の風体だった。
いまいち状況についていけないままに、馬車にゆられることしばらく。
途中どことも知れない空間を抜けて、何かの建物の前で止まった。]
「中で裁判がありますので、列に並んで順番待ちしてください」
[最後尾はこちらですとかかれた看板を持つ死神(?)のところに、
列に並びながら看板を持つ死神に話を聞いてみる]
えっと、どれくらい待てばいいのかな?
「順番来るのは後1年後くらいですね。まぁゆっくり待ってください」
そう……ですか……
[長い列を並びながら、その後自分に言い渡されたのは100年間の強制労働。
自分は生前の行いと、人狼としての本能のせいもあり情状酌量の余地ありと、
それが無事終われば晴れて転生させてもらえると言われた。]
―地獄―
[そして労働についてから100日が経って。
いつも書いている日記を書いていた]
「俺がここにきてもう100日が経った。
前回の仕事ぶりが認められて、今は俺は不味いカレーを作る仕事をさせられている。
前のドラム缶押しにくらべれば達成感があり、まだましな方だ。
カレーを不味く作らなければならず、食えないものにしてもいけない。
チェックは厳しく、初めの頃は美味しすぎると怒られていたが最近は大分慣れてきた。
地獄の悪魔達からの評価も高く100日に一回の恩赦を得られそうだ――」
今日はいよいよか、皆は元気にやってるだろうか…。
[思うのは生き残った人々の事。]
[悪魔の一人がきて、地上の様子を話してもらった。
孤児院のこと、イレーネが旅立とうとしてる事、ダーヴィッドの家が大変な事、ウェンデルは……]
ありがとう、いろいろと。
[例の言葉に、地上の様子を見ることもできるがといわれたがそれは断っておいた。
未練が残りそうな気がしたから。]
「――ここの生活は楽なものではないけど、それは俺が犯した罪のせいでもあるから。
100年後に転生して、新しい命を得たときにはもうここにお世話にならなくてすむように、そうありたい」
[日記帳を閉じる。さぁ、今日も不味いカレーを作る*時間だ*]
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