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―元宿屋・広間―
え、えっと……
遊ん、で……という、か……
[相手は勿論知らない人ではないけれど]
[焦れば焦るほど言葉に詰まった]
その、ごめんなさ、い、
[謝った理由は多分エーファ自身も分かっていない]
― ドルージュ家屋敷・自室→ ―
[相変わらず部屋の外が騒々しいが、戻ってきてから使用人仲間とは顔を合わせなかった為、この屋敷の主が自分と同じように容疑者として連れて行かれた…やや語弊があるが、その事はまだ知らない。
部屋の中だがそれでも周囲を確認し、こっそりとコルクの栓をあけて小瓶の中にあるものを確認すると、ほっとした安堵の笑みが零れた。
そして固く蓋を閉めなおすと、繋げてある細い銀の鎖を首に巻き、小瓶をシャツの中へと隠した。
外から見れば、何か首にかけてある程度にしか見えないだろう。
嫌味のようにたっぷり時間をかけてから支度を整え、ようやく部屋を出るとヴァルターと出くわした。]
おんや…旦那ぁ、そんなトコで何悲観に暮れてんスかい?
[ブリジットを宿へと送り届け戻ってきてから、途方に暮れたようにしていた執事に気がつくと軽い調子で尋ねた。
常であれば、「旦那と呼ぶのは止めろ」と小言が入るのだが今日はそれがない。
心なしか、普段は立派すぎるくらいに立派だと感心している顎の髭も萎れているように見えた。
怪訝そうな顔をしていると、事の経緯をようやく聞かされ、群青の瞳は何度か瞬いた。]
―元宿屋・前→玄関―
分かりました。ブリジットさん。
[主従のやり取りにはこっそり笑いを噛み殺した。
執事の方を過保護だと笑いたくなってきたのだった]
身上書ですか。はい。
[自衛団に言われるままに書いて提出する。頑丈そうなケースの中身も聞かれたので、来歴に軽く書き足しておいた]
─元宿屋・広間 → 階段─
[素直な反応>>108に、捻くれ者はおかしそうに笑ったけれど]
高い景色の良いところが好きって人が多いんだろうね。
僕にはどうも考えたくないことだけれど。
……そう?
[自分も行く、というのには、少し残念そうな顔になった。
それを見れば嫌な予感が当たりなのはよくわかるはず。
行くのならと階段の方へ行っていたら差し出された手。
幾度か瞬いて、それから荷物を差し出した。
物は、さすがに商品もあるから、結構な量が詰められている。とはいえ、一人で持てないほどでもないけれど、それは口にはしなかった]
半分。
片方は僕が持つ。
――ありがとう。
―元宿屋・階段に近い客室―
[取り調べが始まるまで部屋で少し休もうと思うも
孤児院の子供達のことが頭を過り落ち着かない。
弟のように思う彼がいれば大丈夫だろうか。
その彼までも呼ばれた事を知らずそんな事を思う。
つ、と窓へ目を向けると教会ではなく灯台が映り込んだ]
優しい方だったのに……。
[ふ、と老灯台守の顔が思い出され哀しげな表情が過る]
私に出来るのはただ祈ることのみ……。
[老灯台守の冥福を祈り小さく聖句を紡いだ]
─ →階段─
好き好きは人それぞれだろうからな。
岬からの景色を売りにしてたのかもしれねぇし。
[オレも岬の景色は好きだからな。
建物についてはそんなことを言って返したけど、残念そうなゲルダの顔>>113が見えて、また糸目。
にゃろぅ、やっぱ何か考えてやがったな…。
目論見を阻止出来たことにオレは内心安堵した]
[伸ばした手に差し出された荷物。
半分、と言われて「おぅ」と返し、ゲルダの荷物を掴む]
さっき力仕事には手を貸すって約束したからな。
[礼を言われて、ついそんな言葉を返した。
照れ隠しだって? 何とでも言え。
顔の横に垂れる髪で表情を隠しながら、オレは自分の荷物とゲルダの荷物半分を持って階段を上った]
―元宿屋・広間―
遊んで、もらっ、た、ような……
[促されておずおずと答え、首を傾げる]
[視線は横に流れ]
う、え、……そう、です、か?
[嫌がってないと言われ]
[目を動かし伺い見たのは白猫のほうだった]
え、っと、
いえ、平気、です。
[話題の転換には瞬いた後、首を振る]
[『平気』ということは、つまり冷たいのだが]
10人目、薬師見習い ゼルギウス がやってきました。
─自宅─
[うすぼんやりとした頭と力のない眼差しにて
頭に着けられた大きめのリボンから垂れた紐がゆらゆらと揺れる。
袖口を見ればフリルがたっぷりと施されている。
そして白と桃色のあしらった色合いの服…いかにも可愛らしい女性が着そうなドレス
ああ、これは自分が着ているのか。なんて思った
………そろそろ現実逃避をやめるべきか。
老灯台守殺害の『容疑者』としてやってきた自衛団員の一人を投げ飛ばした後腕を極めている母、それに気絶寸前の自衛団員その一と、とめるようになぜかこちらに言ってくる自衛団員その二]
― ドルージュ家屋敷・廊下 ―
は。……お嬢が?何かの間違いでしょ?
無理無理、お嬢に人殺しなんて。俺じゃないンだし。
[とか軽く言うと、普段なら「お嬢ではなく、お嬢様と呼べ」「馬鹿を言うな」などと怒鳴られる所が今日は「まったくそうだ」と激しく同意された。その通りではあるので、そこには特に突っ込まなかったが。]
フーン、しっかしまぁ、お嬢も……って。
あ、いや何でも。
それじゃ俺は用事があるんでコレで。
[“も”の部分は耳聡い執事にしっかり反応される。
面倒になる前に言葉を切りそそくさと屋敷を出ようとするが、寒さに痺れを切らした自衛団員が出入り口の方で「おい、アーベルまだか」と探し始める声がここまで届いて顔を顰めた。]
あンの馬鹿、もう少し我慢してろって――
[自分が待たせたのが原因なのだが、それは棚にあげ軽くぼやくと当然のようにヴァルターから追及され、降参と言う様に両手を挙げた。]
今、この時期に、自衛団がここに居て俺を待ってる理由、なーんて一つしか無いっしょ。
……暫くお暇貰いますよ。文句は自衛団の連中にどーぞ。
[ひらと手を振り、執事から何か言われる前にその場を離れ出入り口へと急ぐ。背に「お嬢様を頼んだぞ」と声がかかったが言葉は返さなかった。
自衛団からは非難がましい目で盛大に文句を言われたが、青くなった唇に免じて暫くは大人しく元宿へと歩いていった。]
―階段→二階―
まあ普通に考えてそれが正しいだろうね。
売るなら僕もそうするだろう。
利用するのは嫌なだけで。
[そんな事を言いつつ、小さく溜息
鞄の紐の片方を持ち、階段をのぼる。
身長的には同じくらいでも、彼の表情は伺い知れない]
こういうことまでは良いんだけどね。
でもまぁ、嬉しいよ。
いつの間にか女に対する気遣いとか出来るようになったんだね、エルザ。
[少しからかい調子の言葉。
上りきって、一度外へ向いてしまった視線はすぐに戻す。
死者への手向けの花なんて、ここに捧げたことはない]
んじゃ、部屋に行くか。
エルザはこの辺がよかったりするのかな。良い景色の。
─元宿屋・広間─
[>>118 遊んでもらったような、という返答に、刹那、翠を瞠り。
それから、思わずくく、と笑みを漏らす]
ああ、このお姫様はプライドが高いからね。
気に入らない相手には、ほぼ確実に爪が出るから。
それがなかったんなら、大丈夫。
[真白の猫を伺い見る様子にまた、笑んで。
平気、という返答を聞くと、膝の上のぬくもりを抱え上げるとエーファに差し出した]
と、言う訳で、君なら大丈夫そうだから。
ちょっと、見ててくれるかな。
少し、厨房に用事があるんだ、俺。
……ああ、ここの椅子、あったかいよ?
[それから、何気なく言って暖炉傍の空いている椅子を目で示す。
暖かい所で猫と遊んでいいよ、と。遠回しの意図は、伝わるか]
─元宿屋・玄関→広間─
[夜に礼拝に来るブリジットとはそれなりに顔見知りだが。丁寧な話し方になるのは、あの執事に昔怒られたからだったりする。
執事がいない場所でも警戒心のようなものが残って崩れない。
中に入りコートを脱いで腕に掛けると、広間を見回した]
……らしくない人間を狙って集めてきてるのか。
[エルゼやゲルダは二階に上がった後だったか。
先に意識が向いたのは良く知った青年と少女の方だった。
身上書を渡した自衛団員に向けた視線が冷ややかになった]
部屋は二階にあるみたいですけれど。
少しここで休んでからでも良いですね。
[ゆるく首を振ると、息をついているブリジットに話しかける>>116]
─自宅─
[時はほんの少し遡る。
まあ来ている服装は変わらないわけで]
なぁ…母さん。俺もう…二十歳なんだが…
「いいじゃないの似合ってるわよ」
嬉しかない。
[嘆息交じりにいう。聞かないのは既にわかっている。なにせ]
「だって私女の子もほしかったんだもの〜。だから仕方ないじゃない。一粒で二度美味しいというのはまさにこのことね」
[なんて力説されるものだからいったって無駄だというのはわかりきっていること。
でもそろそろ年齢を考えてほしいけど]
「それともあなたは老い先短い母の楽しみを奪うというの。そんな!?そんな息子に育ってしまうだなんて」
[と、殺しても死にそうにないというか。後100年ぐらい生きるんじゃないかとかいいたい気持ちを明らかな嘘泣きをしている母を前にぐっと堪えた。これでも女手一つで育てられていることは充分に自覚しているからだ。]
─ →二階─
[利用するのは嫌。
その言葉>>122を受けて、オレは「そっか」と返すことしか出来なかった。
崖で何が起きたかは知っていたから、それ以上無理に話を広げないことにした]
いつの間にって、お前なぁ。
オレだって努力はしてんだぞ、色々とな。
[主に、男らしく見せるような努力だけども。
一般男性より華奢であるのは嫌と言うほど分かっていたから、心配りでどうにかするしかないんだよ。
からかいを含む言葉に口を尖らせていたが、視線が外に向くゲルダに気付いて軽く眼を細めた]
───ん、行くか。
オレは別に景色が良く見える所じゃなくても良いぞ。
岬の景色が見たけりゃ、外に行けば良いしな。
[部屋について訊ねられると、どこでも良いと言った様相で答える。
先に向かおうとするのはゲルダが希望する廊下の奥の部屋]
― →元宿への道 ―
[あと少しで宿へとたどり着くという所で急に立ち止まると、すぐ後ろに居た自衛団員が鼻をぶつけてきた。急に止まるなと文句を言うので、悪いねと悪びれずに笑顔で言ってやった。]
そうそう、宿に着く前にさ。
死んだ灯台守の爺さんってナイフとか…刃物で殺されたんじゃないのね。
刃物でヤられたんだったら、問答無用で俺がしょっぴかれてる筈だもんねぇ。
[それくらい折り合いが悪い自覚はあるが、そうではなかったという事はきっと違うのだと。]
場所が場所だし転落死ってのも考えたんだケド、それなら殺しとは言わないよネ。
突き落とされた可能性もあるけどさぁ、だったらどっちかってと事故扱いになるよネ。
そうじゃないって事は…
[笑んだまま、自衛団員に言う。]
ねぇ兄さん、どうやって殺されてたのさ?
灯台守の爺さん。
[尋ねるが、それに答えは返らない。
だが自衛団員がやや強張った表情でこちらを睨みつける中、相変わらず自身は笑んだまま視線を受け止めていた。
暫く沈黙の後、後で自衛団長から直々にお達しがあると言われるとようやく前へと向き直る。]
あっそ、後ででも教えてくれるんならいいや。
そんじゃあと少し頑張って歩きますかっと。
[そうしてやっと元宿へ辿り着くと扉を開けたのだった。]
― →元宿・玄関 ―
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