68 アナスタシアさんとお菓子の生る木
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ほぉぅ。
[ユーリーの説明>>112に合わせて、自らの細い腕を眺めたり、角や牙を触って確かめてみたり。
闘気、と聞いて]
……ぬん。
[眉間を寄せて、口がへの字になる。ちょっと出そうと頑張ってみたらしい。
表情以外の結果は何ら変わらず、すぐに元の脱力した雰囲気に戻ったが]
おぉ、戦ったんけ?
強かった?そんでどっちが勝った?
[身を乗り出すようにして尋ねる。
伏せられた原因より結果に意識が向く辺り、一応男の子らしかった]
(125) 2011/11/14(Mon) 23:40:29
それで、そっちはどうなんだ?
何か、苦手なもんあんの?
[当然のように、セイレーンに、そう問い返した]
(*14) 2011/11/14(Mon) 23:41:24
ベルナルトは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 23:42:04
そう。
君の苦手なものがあるならば、気をつけなければ…と。
思っていたのだが。
[苦手として伝えられた母親の存在。
僅かな間をおいて、おかしそうに、低く笑って]
そう、母親か。
ここに来ていないのなら、大丈夫だね。
[どうして大丈夫だと思ったのか。
それは理解をするまえに消えてゆく]
(*15) 2011/11/14(Mon) 23:43:05
[綿菓子にうっとりしつつ、きょろきょろと辺りを見渡せば。
泉の傍にベルナルトの姿>>122を見つけ]
あの、オリガさん、ちょっと行ってきますね。
[一声かけて、木に生るタルトをひともぎしてカートに乗せ、泉の傍へ向かう]
(126) 2011/11/14(Mon) 23:43:10
――わたしは。
[苦手なもの、と考えるようにそっと視線を迷わせて]
自分の声が。
苦手。
……いや、憎い。
声を出さなければならないことが苦手だな。
(*16) 2011/11/14(Mon) 23:45:51
ニキータは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 23:46:11
― 中庭 泉の側 ―
[さらさらと音を立てながら、カートを動かす。
かちゃりと食器の音くらいは鳴ったかもしれず]
あの、ミスタ。
ごきげ…
[といいかけて、ずぶぬれの姿>>122を見る]
あの、これ。足りはしないと思うのだけれど。
[小さめのタオルを取り出すが、如何見ても足らず。
少し困りながら]
あの、ミスタ。紅茶は如何でしょう?
少しは温まるかも。
[もいだタルトと共に、紅茶のカップをベルナルトへ差し出した]
(127) 2011/11/14(Mon) 23:46:25
きっと、ランちゃんの事が大切なんじゃよぅ。
[疑問を抱く鬼>>114に真実は伝えず、尤もらしく語りながら紅茶を啜る。
ちなみに布は口元に巻いたままなので、ずずず、とかなりの音が立っていた]
そうかい、人間のところは面倒じゃもんねえ。
コマちゃんは来ないのかい?
(128) 2011/11/14(Mon) 23:46:49
わたがし、っていうんだったわ。
私はユーリーに教わったの。
フワフワで甘くて雪みたいに溶けて。美味しいわよね。
[キリル>>121にどうぞどうぞと渡して頷いた][コクコク]
ウフフ。そうしてると格好いいというより可愛いわ?
直接会うのは初めてだったかしら。風のオリガよ。
おじいちゃん。
[ウートラ>>123には呆れ混じりの笑顔で答えた][クスリ]
(129) 2011/11/14(Mon) 23:46:52
―ちょっと前―
…むぅ。
[めんどいとまで言う>>91という事は、積極的にはいかないほうがよさそうだ。
ひっそりそんなことを想いながら、木からを黒棒をとって齧る。
ちびりちびりと甘みを楽しみながら、どうするかなぁと思っていると…]
や、アタシプリンセスなんて似合わないよ!?
ニキはともかく、アタシどう見てもその辺の町娘…
[からかうような声>>98に真っ赤になって首を振っている娘は、
思いっきり自爆していることには気が付かないまま…]
(130) 2011/11/14(Mon) 23:46:53
キリルは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 23:47:17
はい、いってらっしゃい。
[泉に向かうキリルの背中>>126を見送り手を振った][ヒラヒラ]
(131) 2011/11/14(Mon) 23:48:06
[突き刺さる、と言われれば、少し笑う]
気のせいだ、ウートラ。
…あなたは、さすがだ、
[美味しい、と。ためらいもなく伝えるのに、
さすがだと。微笑を浮かべて。
それからドミニカに、視線を投げた]
美味しいらしい。
エントのウートラが言うのだから、間違いはない。
[彼女の見ている緑のケーキへと、一度視線をやって、そう請け負った]
(132) 2011/11/14(Mon) 23:49:34
―ちょっと前、続き―
ぁ…
えーと、ありがとうございます…
[カップを受け取る>>111と、渡してくれたニキータと注いでくれたキリルにそれぞれぺこりと頭を下げて。
微妙な気恥ずかしさを誤魔化すように、
お茶をちびちび黒棒もきゅもきゅ。]
(133) 2011/11/14(Mon) 23:51:26
……いや、オレの名前は短い方だと思うけど。
[長いじゃろ、と言われて>>123、素で返した。
どうにも、ちゃんづけとかは慣れていないので微妙なものがあったりなかったり]
……それはそれでおいとけ。
[が、オリガの笑いながらの暴露>>124に、その微妙さはちょっと横に置いて。
不機嫌な声を上げたものの、綿菓子を差し出されたなら、もらう、と返して一口分ちょい、と千切って口に放り込んだ]
んー……次の祭りっていうと、年の瀬近くにある、か。
[また行きたい、という言葉と視線に、軽く肩を竦める。
自分も行く気でいるのは、言うまでもない]
(134) 2011/11/14(Mon) 23:51:53
― 木の下 ―
身を挺してってほどでもねーし。
[キリルの言葉>>116には、さすがに少しばかり照れた風を見せるが]
だろ?この木の菓子ってみんな美味いよなあ。
[渡したチョコトリュフを喜ぶ様子>>118に、満足そうに笑う]
(135) 2011/11/14(Mon) 23:51:57
―中庭上空―
[赤、青、黄色に紫。
食べる菓子により吐き出す炎の色が違うのは一種のお遊び。
キリルが申し出てくれた>>66のをいい事に菓子を堪能しています。]
いやはや、メイドさんはマメだねー
[上空から紅茶を供する様を眺めて感心しきり。
魔法のティーポットは彼女の想像どうりなんでも出ますが、種を明かせばよそから拝借してるだけなので魔人の魔力で届く範囲のものしか出せません。
強力な守護のある神の飲み物などは封印中の身には余りますし、余り細かい注文は一致するものを探すのが大変だったりするのでした。
まあ、ポット一つから果汁だの酒だの牛乳だの出る時点で十分かもしれませんが。]
(136) 2011/11/14(Mon) 23:53:37
[みどりいろにレイスが反応したのには気づかなかったが、エントの言葉を伝えてくれる>>132のには気づいた。
涙に濡れた瞳を一度またたかせて、二人へと視線を向ける]
―― そっか、おいしい、んだ……
おしえてくれて、ありがとう……
[ぺこりと頭を下げる。
それから抹茶シフォンにフォークをいれて、口に運んだ。
ほのかな抹茶の苦味とふんわりとしたケーキの甘さにきょときょとと瞳を瞬かせる]
…… おいしい……
[ほんとうだった、というような声が零れ落ちた]
(137) 2011/11/14(Mon) 23:54:39
― 中庭 泉の側 ―
[菓子の生る木に集う様子を平和だなあなんて思いながらしばらく眺めていたが。]
………なんだ、ありゃ。
[先程まで給仕をしていた男の口から炎が飛び出たのをみて呆気にとられた。
咄嗟にエレオノーレの姿を探したのは彼女がツクモガミというものらしいとユーリーから聞いたから。
恐らく本の化身らしいだろうし火は天敵だろうと思ったのだが、目に入った光景に心配いらねーな、と視線を外し。
ユーリーが空中に飛び上がってるのに気付くとざまあ、とか思いつつも声はかけず火を吐いた本人に視線を戻して。]
…精霊……っつーには魔の気が強そうだけど。
迷惑なこったな。
(138) 2011/11/14(Mon) 23:55:20
声、かあ…それって、人間にやられたんだよな?
[風の噂だったか、母からの又聞きだったか、人間に捕らえられて翼を捥がれ、声を失ったセイレーンの話は、どこかで聞いたことがある]
ん、判った。俺、こっちの声しか聞かないよ。
[その人間の血が半分混ざったダンピールは、やっぱりとても軽い口調で、そう請け負った]
(*17) 2011/11/14(Mon) 23:57:41
可愛いだなんて、じいちゃん照れちゃう。
[呆れが混じっている>>129などとは気づくことなく照れた素振りを続行]
オリガちゃん…… おぅおぅ、話には聞いとるよぉ。
人間に詳しいシルフィードちゃんじゃよね。
お目にかかれて光栄じゃ、噂通りの美人さんじゃのぅ。
……おじいちゃん、良い響きじゃ。
[うっとりしていた。]
(139) 2011/11/14(Mon) 23:57:44
[空中にいた青年が入れ替わりに降りてった先を眺めれば、珍しく感心してる鬼の視線を見つけました。
ぼわわわん
サービスとばかりにひときわ大きな炎が上がったことでしょう。]
(140) 2011/11/14(Mon) 23:58:07
[説明に対するロランの反応>>125に、やっぱイメージ違うなあ、とか考えつつ。
身を乗り出すように尋ねてくるのに、微かに口の端が上がった]
おー、強かった強かった。
向こうの方がちょいと数多かったのもあったけど、かなり苦戦したもんなぁ。
ま、結果はぎりぎり、こっちの勝ちだったけど。
[ちなみに、結構な辛勝だったりした。
最後は本性出てた辺り、かなり『本気』になったのは間違いない]
(141) 2011/11/14(Mon) 23:58:32
[尤もらしい言葉>>128はやはり素直に受け止めて頷きつつ、エントにならって紅茶に挑戦。
初めての味に少し顔を顰めた]
面倒なのかぁ。
コマも似たよなこと言ってたな、そう言うと。
あぁ。今日はなんか来れねぇんだと。
[案外目の前のエントの気配を察して来なかったのかも知れない。
が、会わせるのを嫌がったはずの子が来るのは許しているので、やっぱり違うかも知れない]
(142) 2011/11/15(Tue) 00:00:12
[ユーリーの突っ込み>>134は気にしなかった。
そもそもエントの本来の名の方が断然長いのだが、外に出ることの多い老人はすっかりウートラという通り名に慣れている]
ほ? なんじゃいなんじゃい。
[レイスの賛辞>>132に首を捻り、捻った先にドミニカの姿>>134を見つけた。
ケーキと向かい合う様を思わず固唾を飲んで見つめ、声音の変化に胸を張る]
そうじゃろうそうじゃろう、お菓子の生る木ちゃんは凄いんじゃ!
[我が孫を自慢する祖父のようだった。]
(143) 2011/11/15(Tue) 00:01:35
[気にしなくていいというように、頭を横に振る。
どういう味なのか、自分は知らないから。
フォークを使う様子を眺めて、そっと笑った]
……良かった。
[おいしかったのなら、と。
ドミニカの言葉を聞いて、少し微笑んだ]
……緑は、食べるのに勇気がいるな。
(144) 2011/11/15(Tue) 00:05:38
― 中庭 泉の側 ―
…ま、流石にここでおっぱじめはしねーだろ。
[火の気を嫌う腐れ縁が見るからに警戒態勢に入ってるのをみながらも、静観の構えは解かず。
また落ち着いた空気になったところで不意にカチャリと音が聞こえ。]
お?
[音のした方に顔をむけると>>127木の周囲で給仕していた女の子の姿があり。]
あ、良いよほっときゃ乾くし。
つーか、わざわざ運んできてくれた?
気を使わせて悪いね、ありがとう。
[柔らかい微笑みと共に礼を述べた。]
(145) 2011/11/15(Tue) 00:09:01
一対多数で勝ったんけ。ユーリーさんすっげぇんだな。
鬼のひとって、相当つえぇって聞いてたけんども。
[ぎりぎりでもなんでも感心した視線を向けた>>141。
仮にも同族がやられているのだが、会ったこともないしプライド云々もなかった。
原因を聞けばまた違ったかもしれないが、こちらから尋ねることはないだろう]
ま、おれだって力はあっけどな。
[事実ではあるが、そう言って向ける笑顔やら雰囲気からはあんまり説得力がない]
お、今度はでっけぇ。
[その傍ら、ちらちら見ていた上空でサービスの炎>>140が上がれば、益々感心した目がそちらにも向いていた]
(146) 2011/11/15(Tue) 00:10:09
人間、かぁ…
[付喪神は、人と関わりが深い。
人が居なければ生まれなかったのだから。]
アタシも、こっちの声だけ聞くよ。
…普通に声出すよりらくだしね。
[和ませようとして言った冗談は、
いまいち笑える物にはならなかった。]
(*18) 2011/11/15(Tue) 00:10:30
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