情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
おう。…まあなんか色々あったってことは聞いてるが、絵師がいれば戻せるってミハエルの兄さんから聞いた…ってぇわけでしゃきっとせいっ
[なんとなく緊張しているミハエルを背中をばしばしして]
そういやそうだったな。来い来い。約束どおり渡すぞ…ってかなんに使うんだ?
リディ?
[俯く様子に、振り返る。
が]
…あ、はい。
[ふと感じた違和感は有耶無耶のまま。
いつも通り振られる手が見えたなら、いつも通り頭を下げて]
[ミハエルを呼ぶオトフリートの声を聞きつつ
そして続けて首をかしげ聞くリディ]
ああ、親父か母さんかに俺からっていればもらえると思うぞ。まあ今居るのは母さんだろうけど
[そういいつつ手を振るエルザに手を振り返し]
よっ。エルザもユリアンもいたか。
……っと、オト兄さん。って、あっ……。
[オトフリートの言葉にそっちの方を見ると、そこに幼馴染の面々。]
よっ。
[一瞬何か考えるような素振りをするが、すぐに明るく声を掛ける。]
[図書館前へ。
そこにもまた、幼馴染みがいた]
ああ。
こんにちは。
[ほんの少し間はあったが。
いつも通りの挨拶に、いつも通り返して]
[リディの瞳の色には気付かなかった。扉の内にミハエルを招き入れ、後ろの若者達にも声をかける]
ユリアン、エルザ…アーベルもか、お前らも来るか?
[彼らの方は、当然、中に何があるかは知っているだろう、と問いかける]
[アーベルに手を振られて
嬉しそうにわらう。]
…あし、しびれた。
[それから立ち上がり
手を上へと伸ばして伸びをする。]
お。わりぃわりぃ。ってかそんな痛くしたつもりもねぇんだがなぁ
[と、ミハエルに。
体格が違うのだから仕方ないかもしれないが、礼の言葉には返事もなくただ頷いて
当然のように図書館に入るのについていこうと]
ん…ああ、俺も行こうかなぁ。と思ってるが、大勢でみたらなんかまずいか?
うるさくは多分しないぞ
[とオトフリートに答え]
足しびれたって。歩け…てるな。
[駆け寄るエルザの姿を見て苦笑]
ん。元気そうでよかった
[ミハエルのいつもどおりの挨拶に、にかっと笑う。
そして、オトフリートの言葉にこくりと頷くと、]
……ああ。俺も見ておきたいし、な。
[真剣な眼差しで見つめ返す。]
まずいと思ったら、呼びはしない。
[アーベルの問いには簡潔に答え、ユリアンの目はまっすぐに見返して、三人とも、入れと、もう一度]
[読書室に皆が揃うと、布をかけたキャンバスの傍に立ち]
ミハエル。絵を見つけた。確かめてくれ。
[静かに言って、布を取り払った]
[後から入る人達を待って。
誘導されたのは、布の掛けられたものの前。
それから]
…絵?
[その言葉の意味を理解して、息を飲むのとほぼ同時だったろうか。
布の下から現れた、一面の青と]
[布が取り払われたキャンパスには、
ヒカリコケで光る金の髪に、綿毛の雲。
海の青に空の雲。
目を細めて、じっとみた。]
[読書室まで来ると、オトフリートが絵に掛けられた布を取り払う。
そこに描かれていたのは、ある程度予想していたもの。]
……ああ、やっぱりかよ。くそったれ。
[静かにそう呟く。その目は怒りが一周してひたすらに冷たく。]
[決して、下手な絵ではなかった。
それなのに]
…っ、
[凍り付いた身を酷い違和感が襲う。
そこに描かれた姿故か。
それとも、正統な『絵師』の絵でなかったからか。
ぎ、と奥歯を噛み締めて、目を逸らした]
……んで。オト兄さんはこの絵を何処で見つけたんだよ。
[目線をオトフリートに移し、問い掛ける。
その眼は感情を伴わない冷たい眼のまま。]
では、この絵は、お前に預ける。
[頷くミハエルに、静かに言って、布を元のように掛け直した]
意外と穏やかな顔をしているな。
[布に隠れる前に絵を見て呟いた声は小さく]
使うの。
海の中で、息継ぎに
[アーベルの問いに、
にへらと笑いながら、二人を見送る。
しばらくその場にいてから、手のひらをみた。
闇色の目で。]
まあ、ふつうにけがしてたから、あんまり気にしないのかな。
[白の下で、青がじわりとにじんだ気がしたけれど、
ぎゅうと手を閉じる。]
ま、いっか。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新