時空竜 オトフリートは、風来坊 ハインリヒに挨拶を返しつつ、珈琲、の一言にやや渋面。

時空竜 オトフリートは、ともあれ、ふわもこから、『伝言』を受け取って。

天聖の獣 ナターリエは、時空竜 オトフリートの唸り声にそちらを見やり。零れた声に、きょとん。

時空竜 オトフリートは、「………………」なんか考えてるらしい。

心魔 クレメンスは、風来坊 ハインリヒに、「コーヒーが苦手な方が居ますから」と、にっこり。

時空竜 オトフリートは、ふわもこぽふり、と撫でて。白梟を肩に乗せ、外へと向かう。

天聖の獣 ナターリエは、結局、断り損ねて。熱い紅茶のカップを受け取り、視線を落とす。

時空王 ネリーは、茶を飲みつつ、部屋を出て行くオトフリートをちらり。「……。」

風来坊 ハインリヒは、時空王 ネリーに「うぃす」と挨拶。

時空竜 オトフリートは、力の流れを辿り。ふと、何かを感じたよに、瞬いて。

天聖の獣 ナターリエは、時空王 ネリーの唐突な出現に、カップを傾けた姿勢のまま獣耳が跳ねた。

心魔 クレメンスは、時空王 ネリーにも、にこにこと一礼。「お気に召せばよろしいのですが」

殲滅の陽光 ヘルガは、ぱち、と目を覚ました。唐突に。

天聖の獣 ナターリエは、熱さに涙目になりながら、カップを置いて目礼する。