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あなたが?
< 問いは風雷の音に呑まれかけ、互いの姿は雨雲の生む闇に遮られ表情は杳として窺えない。
幼き樹竜の秘密の話が脳裏を過る >
それとも、他にもいらっしゃいますか。
< 揺れるはどちらにか、未だ定まり切らず問う >
――ええ。
少し、驚きましたけれど。
[恐らくは何も無い、はずで。]
アーベル殿も。
間近で、何も気付かれませんでしたか…?
―竜皇殿・外壁上―
……荒れてきた?
[響く雷鳴に、小さく呟く。
手には銀のロッド。
いつも巻いている常磐緑は外され、小さな白をくるむのに使われている。
そのため、いつもはそれに隠されているもの――首筋に浮かぶ、裂傷とおぼしき跡ははっきりと見て取れた]
やっぱ、抑えきれねぇか……嵐になるかも。
……自重しろよな、バカ兄貴。
[そいつは無理な注文てヤツだ]
―東殿―
[雷鳴。
そして出てゆく老竜。]
わたしが。
[荒れるあたりの様子。
答えは小さく、闇の中。]
[他、との声には、微笑みを。]
――あなたの願いを。
あなたが望みを。
かなえたいと思った時に。
急がねぇと、ほんと色々ヤバいかも。
海荒れて、津波とかなったらシャレになんねーし。
急ぐ……か。
[呟いて、しばし、瞑目。
周囲に満ちるは、雨と風、雷の音。
先ほどのナターリエの揶揄めいた言葉が、ふと過った]
手がかりなんてない、確信なんてない。
けれど。
他にないなら、食いつくっきゃねぇか。
[小さく呟き、ロッドを構え直して目を閉じる]
< 後に続いた答えを示さない返答は惑いを悟られたようで、闇竜の微笑みは映さず回廊の先を見ていた。
手が髪に隠れた右の頬に触れる。微かな隙間に、仄白い光が覗いた >
叶える代償を悟っていても。
< 呟きは問いかけではない。答えは既に刻んだのだから >
―西殿―
[シャワーを浴びたかは定かでない。
どちらにせよ、外に出れば濡れてしまうのだ。]
[裏より回って、闇の中。
城壁に居るティルを捉えるのは容易い。
気付かれぬように結界へ手を伸ばし、使う心の力。]
[入り込んだ結界の中。
暴れた痕跡は残されていた。暫し無言。]
[見なかったことにしたものは放置。]
[王たちが作った結界は強固で、一応その影響はないようだったが。
西殿の中にと歩を進める。]
[ふと、考えてこえを伝える。]
「剣は――まだ奪っていませんね?」
…揺れると…どうなるのでしょうか?
他の属性を持つようになったりするのでしょうか?
逆に自分の属性が弱まって他に影響される、とか
…兎に角――本人に伺った方が、早そうですね。
[頷くと立ち上がり。
食器を片付けた後、廊下へと出て老竜の部屋へと向かう。
…――が、どの部屋を使っているのかが判らなかったので、廊下をウロウロと彷徨う事となる。]
[陽が消え天が曇り時が失われて、時間の流れが曖昧になる。
そして青年が夢を渡り移動しようかとした時に、声が届いた]
――…えぇ、今から行こうかと。
既に行っているのかな?
[任せた方がいいか問うように心話を伝える]
西にいますけれど。
まだエルザ殿は見ていませんね。
[そっとこえを返して。]
――取れるかはわかりませんけれど。
アーベル殿が来ていただけるなら、心強くはあります。
なるべく、頑張るつもりですけれど。
[そのまま西殿の回廊を歩く。
天聖の気配を探って。]
[天聖の持つであろう『聖魔剣』なら、青年でなくてはいけない理由は無い。結界内で剣の力が抑えられている今なら、むしろオティーリエの方が適切に思えた。
クレメンスの報告により大地の『神斬剣』が黒い腕輪である事は予想できているが、天聖の場合はまだそこまで判ってはいない。服の下に付けられている場合など非常に面倒になる]
……わかった。私も行くよ。
けれど、大丈夫そうなら貴女に任せていいかな。
他にも確かめておきたい事があるから。
[そう囁いて、陽光の仔竜へと夢を渡る]
ありがとうございます。
頑張ると、言いましたよ?
[小さく笑って、
そのまま扉に手をかけた。]
あなたはあなたのなさることを。
わたしは、エルザ殿の剣を奪いましょう。
[そうして開いた先。
そこに存在する姿に、微笑みは深くなる。]
エルザ殿。
ご無事でしたか。……色々と酷いことになっていましたから、心配しました。
―結界内/回廊―
[青年が姿を現したのは、天聖の仔が眠る部屋の前だった。
ノックをして中を覗きこむと中から規則的な寝息が聞こえる。陽光の王へ何か言っているのかさくらんぼ色の唇が動いたのも見えたが、それが音として青年の耳に届く事は無い]
……。
[気配なく部屋に入り、枕元に花の砂糖漬けを入れた瓶を置く。飴玉の方が仔竜は喜ぶだろうが、流石に手に入れる余裕はなかった]
―結界内―
「えぇ、では遠慮なく頼ります。
結界内にはいますから、助けが必要ならいつでも」
[前に約束した言葉を囁き、口元に笑みを浮かべる。
必要なら呼ぶように心話で告げ、青年は別方向へと向かった]
―一階廊下―
それは良いことですね。
側近殿にはお会いになりましたか?
あなたの事を心配されているようでしたが。
[それから、軽く眉根を寄せて]
――食事も、摂っています?
剣にばかり、気を使っていてはいけませんよ?
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