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[ゼルギウスの表情が見えた]
[人見知りな少女は眉を下げ、ゆっくりと近づいて]
……本当は、続けたかった?
[彼の纏う黒に向けて、おずおずと手を伸ばす]
[触れられるのか、触れたらどうなるのか]
[エーファにはわからないけれど]
あの人にはそれぐらいでちょうどいいんですよ
[くつくつ笑うヴィリーにきっぱりという]
ま、ですよねぇ。なんか変なのが見えるのも、暗示みたいなものにかかるのも、どう考えたって普通じゃない…呪い染みてると思いましたからね。
[教会が、なんていってるわりに、どんな邪教だよとか内心毒づく]
それで恨んでたらもっと大量に人間恨まなきゃならなさそうなんでどうするかは保留します
[それでもやめますとはいわずに保留とした]
まあでもそれなら、この事件が終わってもその任務は完遂されそうにないですねぇ…
ブリジットさん、今、音、聞こえた?
[それはどこかの部屋から聞こえた気がする。
階段に程近い右の方側の、そこがナターリエの部屋だと自分は知らないし、エルゼリートがそこに入る姿も自分は見ていなかったけども]
あの部屋の方。
[ただ、その部屋の方から聞こえたことだけはわかった]
― ゼルギウスの部屋→ ―
[ふと、長く白い髪を梳いた。所々血で汚れていただろうか。]
男の癖にキレーな髪だよネ。エステル姐さんの努力の賜物かしら?
お前が人狼だったら良かったのになぁ。
綺麗な白か、銀色の狼になっただろうに。
[ありえないのから、そんな軽口が出たが、流石に三つ編にするのは止めておいた。]
…さて、と。
兄さんはどっちに行ったかな。
[呟いて髪を離すと、自分もゼルギウスの部屋を出た。]
おっと、お休みゼル。良いユメを。
[間際にいつもの口癖を落として。]
フォルカーちゃん…
…─え。
な、にが…──っ ナターリエさん!?
[フォルカーに拒絶され、それでも名を呼んだ時、部屋の中から何かが倒れる音が聞こえ。
急いで扉を開ければ、床に倒れるナターリエの姿と白猫。
そして、窓から飛び降りようとするエルゼの姿があった。]
エルゼさん、これは─…エルゼさん!?
[どうして、と問いかける間もなく、彼は窓から姿を消して。
残されたのは、ナターリエを起こそうとするように鳴く白猫と、動かなくなった彼女だけだった。]
[>>5床に落され動かなくなってしまったナータの身体。
触れられないその頬に手を伸ばす。
いつのまにか人の姿を取り戻していた]
ごめんなさい。
[徒労感と一緒にある虚脱感。
死者から感じるこれ以上のものをナータは感じたのだろうか]
そう…だな。
[端的なエーファの言葉>>+18に少し考え込んでいて、エーファが手を伸ばしていることには気づかない、触れたならばエーファの手にへばりつくことはないだろうが、泥のような感触と焼け付くような痛みを感じることとなるだろう]
続けたかった。
でも…考えて自分で決めたことだし、仕方ないんだよ。
[結局は逸れに尽きるのだろうか。なんて思いつつ答えた。]
エルゼさん、どこ、へ。
[そう言いかけ過ぎるのは、蒼い華を咲かせた彼女の顔。
瞬時に、彼女が危ないと気付いて彼女の元へ向かおうとして。]
…ゲルダさん、お墓参りにいく、って言ってたけど。
どこ、に?
[彼女の言い置いた行き先がわからず、どうしようと。
傍らにいるはずのフォルカーにも、気遣う余裕すらなく。]
……こわい。
[返された答えを、小さく繰り返す。
凹む理由の方には、少年は少しだけきょと、としていたものの。
夜闇の方は、その言わんとする所を察して、にぃ、と鳴いた]
[ちなみに、心配と物凄い目の予測は、大当たりである]
[ブリジットは自分の名前を呼んだ時に、倒れる音と、ブリジットへの言葉、アーベルが部屋から出てきて、こちらに向かってくる姿が見える。
ブリジットは一度戸惑ってから、それからナターリエの名前を口にして扉の方へと向かっていた]
アーベル、倒れる音がして…
[説明をしようとしたら、ブリジットの声が聞こえ中断することに。
その声はエルゼリートの名前を呼んでいた]
そうだなあ…
[ゼルギウスの内心には気付いたかどうか、けれど任務の完遂という話になると、笑みは苦笑に変わる]
[因子を全て消してしまえば、自身の故郷を滅ぼしたような事件は無くなる、だからそれを成すのが自分の役目だと、もっと幼い頃には信じていたような気もするけれど、いつしか、男にとって、そんな使命感は遠い物になってしまっていたから]
[命じられたから殺した、殺して欲しいと請われたから殺した、死にたくないと叫んだ者も、殺さねば終わらないから殺した。そこに正当性など欠片も無い]
まあ、俺も、この調子じゃ、近いうちにゃ「獣」と同じものになりそうだったしな、いらん因子を増やさなかったって事で、イーヴンじゃね?
[結局、男の本音はこんなもので]
それに…まだ、イレギュラーが居るしな。
[思うのは、自分を殺した青年のこと。彼の本当の望みは何だったのか?]
―ライヒアルトの部屋―
[女の腕の中、ミーレがエルゼリートに対して威嚇している。
如何してか、なんてその時は考えられなかった]
頼みたいこと……?
[ことりと首を傾ぐ。
扉の閉まる音がして続けられたその言葉にピクと肩を震わせた]
――……。
[其の言葉に返事をする間もなかった。
首筋に絡む右手。
苦しくてミーレを抱いていた腕が緩む。
絡むその手の感触が人と違うことに薄らと意識が向いた。
ああ、人狼はこのひと、とぼんやり思う]
―ライヒアルトの部屋―
……ふ、……ぁ。
[空気を求めて喘ぐような声が漏れる。
滲む視界の端に白猫がエルゼリートを引っかくのが見えた。
くちびるは、にげて、と白猫に言葉を紡ごうとしたけれど
それは音にならぬまま――。
エルゼリートが紡いだ理由。
ふたりきりであるのに何を言い繕うことがあるのだろう。
おかしなひとだと思った。
けれど、このひとが蒼花の大事にする存在。
この手の主が他の存在ならばまだ受け入れられたけれど
この獣の手に掛かるのは何だか悔しい。
一矢報いようと銀の十字架に手を伸ばすが
それが獣に届く前に爪が喉に食い込んだ。
熱を伴う痛みに女の意識は薄れ、闇に堕ちる**]
[十五年前、六歳だった少女は自分の力を理解せぬまま
大人の言う儘に力を奮い“人狼”を見つけ、告発した。
それは此処より離れた場所での出来事。
告発したことにより“人狼”は処刑されたと次の日知らされた。
教会で信仰を身につけていた少女にとって
自分のせいで命を奪われた者がいるという事実が恐ろしかった。
大人たちは正しいことをしたのだと言った。
自らに流れる血もそれを肯定していた。
だからこそ、怖くなって其処から逃げた。
――逃げて逃げて、追い詰められた先は断崖絶壁。
危ないからこちらへおいで、という声を振り切り少女は足を踏み外す。
少女が自由に大空の下を走れたのはそれが最後だった]
[ともかく、手当たり次第にでもゲルダを探そうと部屋から出るとアーベルがフォルカーの傍にいて。
其れを見れば少し安堵の息をついた。
けれど、今は悠長にしていられないときで。]
アーベル、ゲルダさんが今どちらにいるか、心当たりはある?
探さなきゃ。ゲルダさんが、死んじゃう。
――……っ!
[びくん]
[赤を一杯に見開いた]
[触れた黒は感覚のない掌に、熱さと痛みを錯覚させる]
[それ以上は触れていられなくて]
……そう、ですか。
[引っ込めた右手を自分の左手で包む]
仕方、なくても……寂しい。
[眉を下げたまま、俯いた**]
[左足首には白い包帯がぐるぐると巻かれている。
ちいさくなって眠る少女の耳朶を擽るのは聞き覚えのある声。
誰かの謝罪の言葉>>+20
近いようで遠い気配。
――大事な存在があったけれど。
私は違うから同じ場所にはいけない。
もう会えるはずないと思い込んでいたから
眸は閉ざされたまま、反応らしき反応は示さない]
[ヴィリーがこちらの内心をわからぬように、...もまたヴィリーの内心>>+23を理解できるとは言わない。
ただ、消えないのを理解してしまっているのだ。
もし、この場で力のあるものが全て死んでも――]
菌が更なる菌を呼ぶ、浄化機能なんて追いつきもしなさそうだ。
そういう俺も汚れちゃってますから、いつか化け物染みたものになっちゃってたかもしれない…いや、見た目だけなら今もそうかな。
[黒いヘドロがまとわりつく、そんな体に今更ながら思ったりもして]
イレギュラー…?
[その現場をみたわけではなく、ただいつまでもどこまでも軽い調子で、平常通りにいられるという異常を感じられる、そんで男の髪を綺麗なんてほざいたあいつだろうか。なんてふと思った]
― 二階・廊下 ―
[音がするのは部屋を出る少し前で、それよりは、それに反応する二人の方に目が行った。]
どした?
[尋ねながらも足は止めず、フォルカーの説明に>>11、自分も主に遅れて空いた扉から中を見ると、首がありえない事になっているナターリエが居た。]
すげ。なんつー、力。
[今までは噛み傷や爪あとばかり見てきたので、尋常でない殺され方に、本能的に少し息を呑んだ。
で、こっちなのネ、とは胸中の一部が告げる。
ブリジットが>>12切羽詰ったように尋ねて来たが、こちらは状況に追いつけておらず、やや間をあけてから。]
ああ?墓参り…。
ええと、姉さんの両親の墓は、岬の方だって言ってたけどネ。
[そう言い外を見た。]
/*
ちっちゃいエーリッヒと遊びたかったから
ちいさくなってみたとか内緒だ。
まぁあれだ、大きいままだと闇堕ちしそうだった。
[エルゼリートを騙すことは、そう簡単に決めたことではなかった。
だけれどやはり、最初に言えばよかったのだろうか、とも考える。
もうとても遅い考えだったのだけれど。
彼が狼だったのなら、蒼花の存在を知ったら、己を食べようとするだろう。
もし逆らおうとしたら、待つのは恐らく、苦痛だ。――前に味わったことがあったから、そんなものを覚えさせたくなかった。
彼がただの人だったなら、自分が食べられたら、辛い思いをさせるだろう。
自惚れかもしれないけれど、そう思っていた。
相棒のように守る者なら問題はないけれど、かといって自分が朱花を喪ったときに覚える痛みも、おそろしかった。
自分の中では、選べる道がなかった。
多分それは言い訳で、もう少し考えればよかったのだと思う。
少なくとも――これは自分のことしか考えていなかったから。
それでも、一度決めたことは守らなければ、何も意味がなかった。ずるずるとすすんで、そして――今に至る]
/*
なんか……。
退行が、流行ったなあ……。
[誰のせいだよ]
さて。
オチは読めるよーな読めないよーな。
しかし、うむ。
ここまで役職持ちがぱたぱたっと落ちると、いっそ潔くてよろしい。
……つーか、朱月は役職者が残りすぎたっつーかなんつか。
いや、一部明らかに俺のせいですけどね!
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