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― 前日/食堂前廊下 ―
カルメンさんも消耗していらっしゃるようですわ。
ゲルダさんにも証があったわけではありませんし。
誰かを選ばなければいけなかったのは、確かですから。
[こちらに気付いたエミリーは、完全に冷静さを失ってしまったのではないようだった。
ゲルダの遺体へ向けていた哀しげな黒瞳を動かして、そっと宥めるような言葉を紡いだ*]
/*
そろそろ襲撃してくれないかな、と思うのだけど。
カルが狼側だと多分されないよね…。
キリングだったらライヒやってくれないかな、と思うのだけど。
どう言う判断するかしら、あれ。
― 翌朝/宿屋自室 ―
[叫び声で起きるのにも慣れてきてしまった。
仕度を整えてから部屋を出れば、ライヒアルトがシーツに包まれた遺体を運んでいく背中が見えた]
ブリジットさん。
[胸に手を当てて見送り息を吐く。
走り回る栗鼠の軽い足音を聞きながら、食堂に足を向けた]
[残り香のような血の匂い。
昨日は満腹になるまで食べたはずなのに、どうして反応しそうになるのか。遠ざかってくれたことに安堵の息を吐いた]
― 翌朝/宿食堂 ―
大丈夫ですか。
[おはようの挨拶よりも先に、浴室の方からやってきたエーリッヒへと案じるような声を掛けた。
転々と血がついたままのコートを見て少し眉を寄せる]
─ 宿屋・自室 ─
[アーベルと話した後、一度、自室に戻る。
視線を向けるのは、黒い布包み。
解けばでてくるのは、黒鞘に納まった異国の剣]
……あいつ。
大丈夫、かね。
[戻った時には場は納まっていたため、ゲルダを殺めたカルメンにミリィが向けた感情は知らない。
が、この状況は厳しいだろう、というのは予測できていた]
…………。
[護界の呪は、結局動かしてはいない。
とはいえ、今の状況では、他に向ける先も思いつかなかった]
……『約束』、果たす前に。
死なれちゃ、かなわんからな。
[この騒動が始まる前に交わした約束。
ミリィの中で、それがどうなっているかは知れぬけれど。
果たさない、という選択肢は自分の中にはない。
だから、呪を動かす事はしない──先がない、というのも、あるけれど]
[剣は再び布に包む。
持ち歩くにはやや大振りなそれは置いて、懐に忍ばせるのは小ぶりな短刀。
それを誰に向けるか、の思案は未だ続いていたが、いずれにせよ、引きこもっていては、と部屋を出て、向かうのは食堂]
─ →食堂 ─
― 朝/宿屋 ―
[ライヒアルトが自衛団に行くというのに、
頼むわ、と一言声を掛ける。
エーリッヒと包んだブリジットの身体は
喰らわれ、軽くなっていた。
風呂に行くエーリッヒを見送り、自分は水場を借りる。
手についた血を洗い流す為に]
は、
[誰も居ないようだったから。
吐息が笑うように、落ちた。
手を洗い流し、顔を洗い、頭を掻く]
疲れた。
[ぽつりと言葉が落ちた]
[その時。
ゲルダは、抵抗らしき抵抗をしなかった。
相手の頬を傷つけたのは驚きや反射に近い反応で、
ただ、カルメンの目を、じっと写して見ていた]
─ 宿屋・食堂 ─
[食堂にたどり着いたのは、ノーラやエーリッヒにやや遅れての事。
エーリッヒのコートに残る血の跡に、微か眉を寄せるものの、それについては何も言わず]
……ブリジット、預けてきた。
できるだけ早く帰してやってくれ、と、念は押しといたよ。
[短く、それだけを告げた]
― →食堂 ―
[頭を振って意識を飛ばして。少し時間を置いた後に食堂へ。
中の人たちに、よぉ、と片手をいつものように上げる]
ライヒアルト、お疲れ。あいつら話聞いてくれたか。
[兎角最初に気になるのは其処だった。
首を傾げて問いかけて。
次いで見たエーリッヒは、僅か心配そうな視線をやった]
[いつしか、廊下に座り込む自分を外から見ていた。
嗚呼、死んだのか、とストンと思えた。
見下ろす自分の死体は、ひどく滑稽に見えて。
笑いさえこみ上げてきそうだった]
…あっけないものね。
まぁ―――誰にも知られずにただ死ぬくらいなら、
誰かの満足の為に死ねた事は悪くないのかもしれないわ。
[フン、と鼻を鳴らして自嘲めいた笑みを浮かべる]
─ 宿屋・食堂 ─
ん。
[名を呼ぶ声>>105に、そちらを振り返る]
ぐだぐだ弱音吐いてたりしたが、最低限は通して来た。
……ったく、いつまで、ってな、こっちの台詞だ……。
[返す言葉は、僅かに苛立ちを交えたもの]
……いや、気にすんな。
俺は……何も、できんかったし。
[感謝の言葉>>106に、ふる、と首を横に振る。
何も、と。
そこには複数の思いが込められ、僅かに翠が翳るが]
……エーリ?
お前、目……どうか、した、のか?
[向けられた瞳は左右で異なる色で。
思わず上げた疑問は、惚けた声]
[姿の見えたノーラには、はよ、と声が挨拶をする。
此方は血の匂いには反応していなかった。
ただ、血の色からは僅かに目をそらした]
― 宿食堂 ―
コートはそのままにされるのですか。
[ベストが部屋の隅に置かれるのを見て問いかける。
大丈夫との声に頷きかけ、向けられた二色の瞳に目を瞬いた]
異眸をお持ちでしたのね。
光に弱くて隠していらっしゃったのかしら。
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