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4人目、神父 クレメンス がやってきました。
― 教会 ―
……主よ、今日も一日、無事に過ごせますようにお見守り下さい
[今日も繰り返しの口上を述べ、窓を開けた教会で朝の勤めを終わらせる。]
――さて、と。
次の勤めは……ぁん?
[立ち上がり、次の作業――もとい勤めに入ろうとした所で、自衛団からの呼び出しが入る。]
……めんどくs……いや何も言ってない。
とりあえず、集会所だな?
[この神父、口が大層悪かった。]
……まったく。
この糞あちぃのに、めんどくせぇことが起きそうだな……。
[男の住民票には、こう書かれていた。]
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■名前:クレメンス・ヴィンクラー Clemens Winkler
■年齢:30
■職業:神父
■経歴:生まれも育ちも村育ち
一時期、神学校へと進学の為に村を離れた事がある
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─ 集会場 ─
……うむ、暑い。
[真白の砂を踏み、やって来た集会場の前で最初に口をついたのはその一言だった]
夏であるが故に已む無しであると認めるは吝かではないが、しかし、暑い。
[ぶつぶつと言いながら、玄関扉のノッカーを掴んで戸を叩く]
自衛団の呼び出しを受け、参上仕りました。
……お久しゅうございます、というべきですかねぇ。
[音に気付いて応対に出て来た老婦人に向ける表情は、苦笑い。
ともあれ、まずは一休みしては、という勧めに応じ、広間へと足を向けた。*]
─ 二階・客間 ─
[窓から差し込む日差しはジリジリと部屋の温度を上げる]
…窓開けとくか。
あとお水…。
[負傷した左足を庇いながら床へと降り立ち、家具や壁を伝って窓際へ。
窓の片面を開け放つと、潮の香りが風に乗って入り込んできた。
これもまた懐かしい匂いだ]
帰って来たって感じがする。
[表立って言うことは出来ないけれど、思うだけならば。
肺いっぱいに吸い込んでから吐き出すと、エーリッヒは再び壁を伝って部屋の扉まで移動した]
5人目、牧場の主 カヤ がやってきました。
― 村の通り ―
やー、今日も暑いねぇ。
[帽子の鍔を手で押し上げて、眩しい日差しに目を細めた。
日差しが容赦なく照り付けてくる上、背後にはそこそこの重さの荷車を引いて、それでも口調はまだどこか余裕が感じられる。
職業柄体力はあるほうだった]
んー。
しっかしどーしたんかなぁ、団長さん。
急に集会場に行け、とかなぁ。またみょーに暗い顔してたし。
[ほんの数分前の事。
ミルクと卵を届けに行った自衛団の団長の家にて、彼女もまた呼び出しの旨を告げられていた。
その時の相手の様子を思い起こして、怪訝そうに眉を寄せる。
その場でも同じような顔をして、理由を尋ねてみたのだが]
理由すらちゃんと教えてくれないとか変だよねぇ。
まぁどーせ行くつもりだったからいいっちゃいいんだけど……
ふぅ、しょーがない。集会場は最後に回すとして、他のところをさっさと済ませよ、っと。
[小さく息を吐いて、腕に力を入れた。
言葉の通り、荷車と共に村を回り、集会場への道を辿るのはその後だ]
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■名前:カヤ・ヴァイデンフェラー Kaja Weidenfeller
■年齢:23
■職業:牧場経営
■経歴:村外れで代々営まれている牧場の娘。
数年前に先代である父親が隠居し、代わりにその仕事を受け継いだ。
住まいは離れているものの、ミルクや卵の配達などで村へはしょっちゅう顔を見せる。
なお村の外へは出たことがない。
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[彼女――カヤについて、住民票に記載されている情報は以上の通り**]
─ 一階・広間 ─
[五年前に一度訪れて以来の来訪。
今はどうしているのか、何故帰ってこなかったのか、と向けられる質問に緩く肩を竦める]
……暮らしは、変わっておりません。
ほら、私、楽器以外は取り得なかったでしょう?
[集会場で遊ぶ時も、中に残された楽器を触りたがっていた姿は覚えられていたのか、返されたのは合点が行った、といわんばかりの声]
帰ってこなかったのはまあ……ありがたくも演奏や作曲の仕事が増えたから、ですねぇ。
[実際の所、それ以外の理由はないのだが]
……ところで、私以外にもどなたかいらっしゃっていますか?
[それ以上、その話題は続けたくなくて、こんな問いを投げかける。
対して返る滞在者の話に、ひとつ、瞬いた]
おやまあ。
益々持って、不可解な招集ですねぇ。
[一体何が基準なのやら、と。
浮かぶはただ、疑問ばかり。
お茶を淹れましょう、と広間を離れる老婦人にお構いなく、と声をかけつつ、青年は緩く腕を組み思案の素振り。*]
─ 一階 ─
[どうにか自力で階段を下り、水を得るために厨房へと向かおうとする。
その矢先、広間から老婦人が出て来て、エーリッヒへと声をかけて来た]
あぁいや、流石に毎回手を煩わせるわけには。
喉が渇いたので水を頂こうと思いまして。
…お茶を?
それなら相伴に与ろうかな。
[手を貸そうか、やら、何か入用で?やら。
聞かれたことに返していると、一緒にお茶はいかがと誘われた。
広間で待っていて、と告げると、老婦人は厨房へと向かって行く。
それを見送った後、エーリッヒは方向転換し、壁伝いに広間へと向かった]
これはご丁寧に。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市で画廊を営んでいる。
足を痛めているのでこのままで失礼するよ、すまないね。
[同じ所作で挨拶が出来ない非礼に詫びを入れつつ、エーリッヒもまた名乗り返す。
ヘルムート・ヴィアベル、と心の中で繰り返し、以前耳にしたあることを思い出した]
貴方の名前はお得意様から聞いたことがあるな。
音楽家であるとか?
[客からその名を聞いた時は、同一人物であるとは露ほども思っていなかった。
あの小さかった子が、なんてことを考えながら、相手の様子を窺う]
おや、知られておりましたか。
未だ若輩の身ではありますが、演奏や曲作りにて、禄を食ませていただいております。
[ここまでは、芝居がかった口調で綴って]
まあ、特定の誰かに仕えている訳でなく、後ろ盾もない、気ままな楽器弾き、というのが正しいのですがねぇ。
[それから一転、崩れた口調でさらりと告げる。
そんな態度の切り替えは、どちらかというと大人しかった幼い頃とは容易に結び付かぬもの。**]
─ 広間 ─
[十四まで、との言葉>>30には、なるほどと頷いて]
ありがとう。
…そうだね、ようやく治りかけていると言うのに長引いてしまうのは、僕としても困る。
[怪我に対する忠告に苦笑いを浮かべながら礼を向けた。
問いに返る言葉>>31には軽く相槌を入れつつ、芝居がかった口調と崩された口調の切り替えに僅か瞬く。
かつてとは異なる印象、年月の流れを知らしめる変化のように思えた]
新進気鋭の若手だと聞いているよ。
一度拝聴したいものだね。
[リップサービスに近い言葉だが、実際聞いてみたいとは思う。
知っているはずの者が知らない者のように思える一因。
それはきっと新鮮な印象を与えるはずだ**]
ああ、ありがとうございます。
……ところで……。
[礼を述べた後、楽器類の移動をしたかどうかを確かめる。
その辺りが変わっていない、と聞いたなら、一服の後立ち上がり]
それでは、私は軽く挨拶周りに。
また、後程。
[優美な礼の後、荷物を片手に広間を出ていった。**]
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