100 緋くさざめく月光海
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音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 20:46:38
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 20:52:22
今、この部屋の高いところに登った猫はリロイ、といいます。
[リロイと呼ばれた茶白は、「なんかよう?」と言うように片目を開けたあと、気持ちのよい風に喉をならしながら目を閉じた。
幼い頃に拾った猫と同じ名を茶白につけているのは、この村の住人にはよく知られた話。]
[神父の「し」、については、それを聞いた母親から拳骨を食らい。
神父である伯父からは笑顔で勤労奉仕を頼まれたという。
……まぁ、悪がきによくある結果ではあった。]
……ところで、エーリッヒ殿は以前、こちらにいらしたことは?
[何故だか目の前にいる青年に、
19年前、行方不明になった幼馴染みの面影が重なった気がして、疑問を口にした。]
(55) 2016/08/03(Wed) 21:41:07
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 21:41:23
─ 地下 ─
やっぱりー。
戻ってきてたんだねぇ。
[見つめあっていた相手から返事を聞いて破顔した。
荷物を抱えたまま相手の傍まで駆け寄り、さらりと告げられた一言>>53にきょとんと瞬く]
(56) 2016/08/03(Wed) 22:14:49
……あ、これ?
[少し考えて、短くなった髪を摘まんで見せた]
そーそー、こっちがいろいろ楽だし、思い切って短くしちゃったんだー。
親父も隠居しちゃったし、あんまり身なりに時間かけてらんないしねぇ。
[からりと笑って]
そーいうヘルちゃんは…… 相変わらず細っそいねぇ。
ちゃんと食べてる?
[続けた言葉にもやっぱり他意はなかった]
(57) 2016/08/03(Wed) 22:14:56
えーっとね、仕事、のつもりだったんだけど。
団長さんに話があるって言われたから、もーしばらくココにいないといけないんだー。
あ、もしかしてヘルちゃんも?
[それから投げかけられた問い>>54。
答えた後で、同じように問いを投げ返す]
急になんだろーね、何か知ってる?
[肯定が得られたなら更にもう一つ、問いを重ねる。
こちらは皆目見当がつかない、といった様子で、軽く唇を尖らせて*]
(58) 2016/08/03(Wed) 22:15:34
牧場の主 カヤは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 22:17:29
自衛団長 ギュンターは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 22:20:11
─ 地下 ─
うむ、親父殿に夢枕に立たれてな。
久しぶりに墓参するかと戻って来た。
[戻ってきてたんだ、という言葉>>56に一つ、頷いて。
からりとした笑みと共に返された、身なりに関する話>>57にふむ、と小さく声を上げた]
……確かに、短い方が楽ではあるな。
[かく言う当人は背の中頃まで長く伸ばしているのだが]
なるほどな……まあ、そういう事では止むを得まいが。
多少はそちらに時間を割くのも考えておいた方がいいぞ。
[どこまで本気かわからない口調でそう言って]
(59) 2016/08/03(Wed) 22:29:55
……食べてはいるぞ。
演奏というのは、結構な体力勝負だからな。
[食について問われ>>57、真顔で返した。
とはいえ、作曲に没頭すると食を抜くのも多々あるが。
身軽な独り暮らしの弊害とも言う]
……ふむ。
私も、団長殿からここに来るように、と言われてな。
理由については全く聞いていないし、見当もつかん。
なので、時間潰しも兼ねて、楽器の手入れでもしようかと思った所だ。
[返された問い>>58に答えつつ、手にしたフルートケースを見せる]
(60) 2016/08/03(Wed) 22:29:58
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 22:31:59
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 22:40:13
─ 広間 ─
えぇ。
…お恥ずかしながら、この屋敷のフラウに追い払われそうになりまして。
その時に足を踏み外して。
[怪我について>>52は苦笑を浮かべながら答える。
本人だと分かっているのに、敬語で神父然としたクレメンスには違和感ばかりが先行して、エーリッヒにはちょっとした衝撃となっていた]
(…でもリロイって名前の時点でクレメンスだわ)
[紹介された茶白の猫>>55に視線を向け、片目を開けたのに合わせて笑みを向けておく。
見たところまだ若そうであるため、この仔は2代目か、それ以降の仔なのだろう]
(61) 2016/08/03(Wed) 22:42:19
[神父関連で記憶を辿った結果、クレメンスの伯父が神父であったことを思い出す。
一緒に遊び回ったガキ大将ではあったが、家系として連なるならば、とようやく納得した]
……へ?
[そうして一人頭の中でスッキリしていた時、クレメンスから問われて呆けた声が出る。
まさか気付かれたか、と思ったが、エーリッヒで通すと決めた矢先でもあるため、明かせない、と言う思いが先に出て]
──あぁ、いえ。
今回が初めてですよ。
[訪れたことが無い、と言う体で返した。
迂闊にあると言えば、逆にボロが出るような気がしたため]
(62) 2016/08/03(Wed) 22:42:27
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 22:44:08
─ 地下 ─
へー。
ヘルちゃんが全然来ないから寂しかったんだよきっと。
[帰郷の理由を聞けば、少し冗談めかして]
うん、ウチは動き回る仕事だからねぇ。
特に今の時期はいいよー、涼しいしさぁ。
……あはは、そーね、気が向いたらねー。
[忠告のような言葉>>59については、軽い口調で流した]
(63) 2016/08/03(Wed) 22:47:42
ふぅん?ならいいけど……
[真顔>>60には何か言いたげな顔をしたものの、その先は続かず]
あー、やっぱりわかんないかぁ。
変だよねぇ、理由も教えてくれないなんてさぁ。
[首をゆら、と傾げて。
そのまま、示された物>>60に視線は向いた]
あ、なるほどねー。
ココにも楽器置いてあったんだっけ。
(64) 2016/08/03(Wed) 22:48:26
─ 地下 ─
[冗談めかした言葉>>63に、深紫が瞬き]
ふむ。
その発想はなかった。
[素で言った。
身なりへの突っ込みを軽く流された事には僅かに首を傾ぐものの、それ以上言い募る事はなく。
物言いたげな様子には、どこか胡乱な笑みで返した]
うむ。
本題は後、としても、概要は教えてくれてもよさそうなのだが、その気配もないしなぁ。
よほど話しにくいのか、それとも厄介事なのか。
いずれにしろ、覚悟は必要そうだが。
[なんの、とは口にせぬまま、軽く肩を竦めて]
(65) 2016/08/03(Wed) 23:05:21
ああ、中々良いものが揃っているのだが、使う者がいないせいか、放置されているのだよ。
前に来た時にも一通り見ていったのだが、もう一度、と思ってな。
[向けられた視線を追うように、フルートケースを見やり]
……おっと。
いつまでも、こんなところで立ち話、というのもなんだな。
きみもまだ、仕事の途中なのだろう?
まずは、やるべきを片づけてしまおうか、お互い。
[ふと、思いだしたように提案するのはそんな事。*]
(66) 2016/08/03(Wed) 23:05:26
6人目、神学生 ウェンデル がやってきました。
Lux aeterna luceat eis Domine,
cum sanctis tuis in aeternum;
quia pius es.
Requiem aeternam dona eis, Domine;
et lux perpetua luceat eis.
[少年期特有の澄んだ高い歌声が、虚空へと消えていく]
(67) 2016/08/03(Wed) 23:06:59
─ 地下 ─
ダメだよぉ、そんなんじゃ親父さんたち泣いちゃうよぉ?
[素で返された言葉>>65に笑って]
だよねー。
みんな集まるまで教えてくれないつもりかなぁ?
こうももったいぶられると、さすがにちょっと不安になるよね……
[眉を下げた]
(68) 2016/08/03(Wed) 23:25:40
そっかぁ、もったいないねぇ。
そだ、団長さんの話が終わったらちょっと演奏聴かせてよ。楽器はなんでもいいからさぁ。
一回聴いてみたかったんだよねぇ。
[倉庫の方に一度視線をやり、ふと思いついたかのように、そう要求してみた]
あっ、そーだね。
厨房まで行かないといけないんだった。
じゃーまた後でね!
[提案>>66に手に抱えたものに目をやり、頷く。
そうして片手を振って、その場を離れた**]
(69) 2016/08/03(Wed) 23:26:07
.........さよなら。叔父さま。
[神学校の制服に身を包んだ少年が立つのは、真新しい墓碑の前。
そこに眠るのは、一週間程前に亡くなった少年の叔父だった。
少年にとっては、後見人でもあった人だが、6年前両親を病で喪った後、ずっと遠い街の神学校の寄宿舎に預けられていた少年には、あまり馴染み深い相手とは言えない]
あ、はい、荷物はこれだけです。
[少し離れて少年が祈りを捧げる間を待っていた自衛団の若者に促され、墓碑にもう一度黙祷を捧げてから、踵を返す]
あの...集会所に泊めて頂けるのは有り難いですけど、どうして村から出てはいけないんでしょう?
[当初は叔父の墓参をしたら、すぐに学校に帰る予定だった。しかし、しばらく集会所に滞在するようにと自衛団長に半ば強制的に申し渡されてしまったのだ。
困惑を隠せない少年に、問われた団員は、理由は判らないが、従って欲しいと繰り返すばかりだ。]
(70) 2016/08/03(Wed) 23:26:20
[敢えて自衛団に逆らう程の理由も持たない少年は、仕方なく小さな鞄を一つ提げて、集会所へと向かうことになった。
自衛団員の後ろから、不安気な表情でとぼとぼと歩きながら、時折、小さな頃に暮らしていた村の様子をちらちらと窺い見る。
見覚えがあるような場所も通ったけれど、ここが故郷であるという実感は、やはり薄かった**]
(71) 2016/08/03(Wed) 23:32:07
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 23:34:37
牧場の主 カヤは、メモを貼った。
2016/08/03(Wed) 23:39:27
─ 地下 ─
……人の背中を文字通り蹴り出した親父殿が、と言われてもなぁ。
すぐには、結び付かんよ。
[さらり、返す表情は苦笑い。>>68
家業である交易商を継がず、音楽の道に進む、と言いだした際に父と大喧嘩になった事は当時村にいた者ならばよく知る話]
複数人が呼ばれているようだから、全員そろってから、はありうるな。
とはいえ、今から気を張りすぎていても仕方なかろうが。
[良い話とはどうにも思えないが、思いつめすぎても、というのがあるからこう言って。
演奏を請われる>>69と僅かに目を細めた]
(72) 2016/08/03(Wed) 23:46:27
ああ、演奏は他の滞在者殿にも機会があれば、と言ってもらえているからな。
[言い方はこれまでと余り変わらないが、声音には一抹、楽し気な響きが宿る]
ああ、また後に、な。
[提案に返る同意に頷いて。
仕事へと戻るカヤを見送った後、自分も地下を出る]
さて……ご婦人に部屋を使わせてもらう旨、伝えんとな。
[ぽつりと独りごちた後、増えた荷物を持ち直した。**]
(73) 2016/08/03(Wed) 23:46:31
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