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影輝王の子 フォルカーは、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[いつ何時、何が起きるかなんて、わからない。
わからないから、それを予想なんてできるわけがなかった]
……だーかーら!
大丈夫だよ、って、言ってるでしょ、ヴィオレット!
[何せその時は、目の前に立ちはだかるというか、ふわふわ浮かんで道を塞ぐすみれ色のふわもこしたものに向けて主張するので頭がいっぱいだった。
肩に乗せた小鳥が落ち着かなく羽ばたいているのに、気付く余裕もない]
大体、父上からはちゃんとお許しもらって出て来てるのに、なんでヴィオがついてきてんの!?
まず、そこがおかしいでしょ!
[一番聞きたい事を直球叩きつけると、すみれ色のふわもこは小さな羽をぱたぱたさせてきゅー、と鳴く。
一見すると、ふわっふわの羽毛に包まれた翼のある竜のぬいぐるみのようなそれ。
これが、影輝王の力の分身たる影輝の最上級精霊なんて誰も思わないだろうな、なんて考えてしまうのは、文字通り生まれた時からの付き合いだからだろう]
あー……もう、とーにーかーく!
俺は、大丈夫だから!
[きゅー、と鳴くばかりのすみれ色にそろそろ限界に達してこう言い切り、強引に先に進もうとする。
その目の前を、光の塊のようなものがふわり、過って──]
─ 何処かの川辺 ─
……え?
[不意に通り過ぎた光の塊、それから感じた力の感触に戸惑ったのは一瞬の事。
気が付けばそこは、ついさっきまでいた遺跡の入り口じゃなくて、見た事もない川の辺だった]
……ここ……どこ?
[口をつくのは、ぽかん、とした声。
それに応えるように肩に乗せた小鳥と、何故か一緒にいたすみれ色のふわもこがぴぃ、きゅー、と鳴き声を上げた。**]
/*
やりたかったのは、これでしt(
いや、こんな機会でもないと、動かすとかできないよね、って思ったらまあ、うん。
つい(
まあ、あとはこれならどこの演戯のこがきても対応しやすいと言う利点がだね……!
この様子じゃあ俺達だけ、ってこともねぇんだろうなぁ。
[巻き込まれ経験者は語る、と言うわけでもないが、たった二人だけが誘い込まれたとはこれまでのことから考えにくく。
中折れ帽子をやや後ろ目に被り、視界を確保しながら遠くに視線を投げた]
…ま、考えてたって仕方ねぇ。
先ずは状況把握に勤しむか。
……そういやオトフリート。
いつも一緒の白もふはどうした?
[ふと、オトフリートの周囲にいつも見る姿が無いことに気付き、問いを投げかける。
呼び方が名前じゃなかったのは、やっぱりその容姿が印象に深いため*]
そもそも、異界転移事態が厄介ですからね。
[普通には起こり得ぬ事象、それに縁があるというのは本当にどうなのか。
なんて考えたのは短い刹那。
嘆息の重なる様子に、ですよねー、とどこか棒読みで返した後]
ですね……他にも、引き込まれた方はいそうです。
そこも含めて、早めに状況を把握したい所なんですが……。
[散らした無限の輪に返る反応は今の所はない。
もう少し範囲を広げるか、と思った所に向けられた問い>>19に、翠は緩く瞬いて]
ああ……相方は、竜郷……俺の、故郷に。
我が『対』の君と一緒に、残ってもらってます。
[言ってから、『対』の君が誰か伝わるかちょっと悩んだものの。
まあ、何とかなるだろう、と詳細を告げるのは避けた。*]
相方がいてくれればもうちょっとは楽だったんですが、ま、今更言っても……ですからね、そこは。
おや、夢魔 ベアトリーチェ が来たようです。
夢魔 ベアトリーチェは、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─ 妖精の森・外れの集落 ─
[数多の世界、その全てに接し。
しかし、その何れにも属する事のない場所。
『妖精界』──或いは、『妖精の森』と呼ばれる、その場所の一角]
「…本当に行くのですか?」
うん。
[不安気な女性が問う声に、少女はただ真っすぐに頷きを返し。
頭の動きに合わせて、髪に結わえた鈴がちりんと小さな音を立てる。
手に持っている小さなバスケットを前に掲げて、女性─姉に指し示し]
こんどマフィンやいたら、もってくね、って。
やくそく、したから。
[先の節目の大祭の折、縁あった面々に会いに行こうとする度に繰り返されているやり取りが今日も起きていた]
ちゃんとギュンターおじいちゃんにも、来ていいよっておへんじ、もらったし。
ベッティお姉さんたちにも、たべてもらえる位、たくさん、やいたもん。
「でも、今から行ったらお昼の時間でしょう。
明日にしても良いんじゃ…」
だいじょぶ。
おべんとーも、つくった。
ちゃんとお茶も、もってくし。
ナタルと、ゼルギウスお兄さんは、うごけないから、二人の分も、ちゃんとあるよ。
「…そちらの心配はしていません!」
[元々種族間の絆が深いのもあるが、一族姉妹の中で遅く生まれた末っ子は過保護の対象であった為にまだまだ妹離れしていない姉達があれそれと引き留めようとする。
けれど嬉しそうに出ていって、帰った後も土産話をあれそれ楽し気に話す妹も知っているから、結局最後は見送る事になり──今回も例にもれず妹に軍配があがったのだった]
それじゃ、いってきます。
おゆーはんまでには、かえってくるね。
[手をぱた、と振って満面の笑顔で出発する妹の背を見送って。
姉達もいつものようにこっそり後を付けていこうとした、のだが]
「…ビーチェっ!?」
[不意に過った光が小さな少女の姿を捉えた刹那、その姿は掻き消えた]
[対して少女は呑気なもので。
光に捉われたのには流石に気付いたものの、それが何を起こしたのかはまだ、分からず。
暫くはそのまま真っすぐに歩いていたのだが]
…あれ?
[道先、流れる川に突き当たってようやく、見知らぬ景色の中にいることに気付いて首を傾げ。
ちりん、となったその音は、近くに誰かが居れば拾うことが出来るだろうか**]
[予測に返る是>>20、嘆息ばかりが増える。
本当に面倒な、と言う思いを胸に抱きつつ、問いの答え>>21を聞くと軽く目を瞬いた]
『対』の君?
[当然、直ぐに思い当たるはずもなく、疑問と共に首を傾ぐに至る。
以前、父だ母だと揶揄ったことはあるのだが、まさか実際にそのような関係になったとは知る由もない。
ただ、言葉のニュアンスからどんな存在であるかは感じ取って、にや、と楽しげに口端を持ち上げた]
あんだよ、いつの間に嫁なんてとったんだよ。
永遠の反抗期とか言われてた奴がなぁ。
相手どんな子だよ。
[良い話を聞いた、なんて雰囲気で笑顔を浮かべながら詳細を聞き出そうとする*]
[上がる口の端と楽し気な雰囲気に、あ、と思った時には遅かった。>>27]
あー……まあ、色々と、ありまして。
[向けられた笑顔に、は、と一つ息を吐く]
どんな……って、まあ、あなたもよーくご存知の方ですよ。
色々と手助けしてくれた、対ならざる対の属を持つ君……と言えば、お察しいただけるかと。
[それから、返すのは遠回しな物言い。
はっきり言わないのは何の事はない、気恥ずかしいのが先に立つせいだったりする。**]
へーぇ、そぉかぁ。
アイツとなぁ。
[そうしみじみ言う表情は揶揄うものではなく、素直に祝福する笑み]
おめっとさん。
ますます無茶出来なくなったな?
[そんな風に揶揄も向けるものの、オトフリートが無茶をしないわけがない、とも思っていたりする。
今回もこの状況なら、どんな無茶をする心算やら、と思っていたが、思うだけに留めておいた**]
おや、影輝の妖精仔犬 ミハエル が来たようです。
影輝の妖精仔犬 ミハエルは、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─ 妖精界 ─
[木漏れ日が煌く森の中。
暗緑色をした一匹の仔犬が親元を離れ、小さな冒険を始めていた]
ふんふん……よし、あっち!
[草むらや空気中の匂いを嗅ぎ、これまで行ったことのない場所を目指し駆け出す。
跳ねるように草むらを飛び越えたり、小型の妖精を見つけてじゃれてみたりと本能のままに駆け回った]
[そんな矢先のこと。
夢中になりすぎて親元からかなり離れた場所に来てしまったことに気付き、仔犬は慌てて辺りの匂いを嗅ぎ始める]
どっちから来たっけー?
[ふんふん、と。
自分が来た方向を探して地面の匂いを嗅いでいると、ちらちらと、いくつかの光が目の前を横切った]
うん?
[ふわり、と舞うような動きに顔を上げ、好奇心のままにその後をついて行く。
光に意識が向いているため、景色が微妙に変わったことには気付けなかった]
─ 森の中 ─
[そこが見知らぬ場所だと気付いたのはしばらくしてからのこと]
……あれぇ?
[きょろきょろと辺りを見回すが、木漏れ日などない鬱蒼とした森が続くだけ。
仔犬は急に不安を覚え、尻尾を下げた]
どうしよぉ…。
[匂いを嗅いでみるも、嗅ぎ慣れたそれではなく。
それでも帰り道を探そうと、恐る恐る森の中を進んで行く]
おとぉさぁん、おかぁさぁん。
みんなぁ。
[きゅーん、と鳴いても返る声はない。
心細いまま、仔犬はしばらくの間、森を彷徨い歩いた**]
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