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─ 宿泊施設・広間 ─
[暖炉の火の調整を終えた辺りで、声がかかる。
教会の方へ行っていた管理人が戻って来ていた]
あ、お帰りー。
んで、これからどーすんの?
部屋の準備とかいるならやってくるけど。
[問いかけに返るのは、その位はやってくるからここで茶の準備をしておいてくれ、というお達し]
はいはい、んじゃ、そっちは任せた。
……腰に来る前に、交代にきてよー。
[冗談めかした口調で言いつつ、管理人を見送って。
お茶の準備を終えた頃に、広間を訪れる気配があった]
─ 宿泊施設・広間 ─
[驚くような問いかけ>>15に、困ったような笑みを浮かべた]
はい、何故かは分からないのですが…。
話があるから、広間に集まってくれ、と。
[レース編み一式を入れてきた籠を椅子の横へと置き、中から取り出した道具を膝の上に広げる。
暖炉の前に陣取った白猫は、くわ、と大きな欠伸。
そのまま眠る心算のようだ]
ありがとうございます。
お手伝いしましょうか?
[お茶を、と問われて微笑み諾を返して。
次いで、手が必要であれば手伝おうと言葉を向けた*]
─ 宿泊施設・広間 ─
団長さんが説明してくださるそうなので、それまで待つことにします。
[考えても分からないから、と。
切り替えるのはアーベル>>17も同じよう]
そうですか、ではお言葉に甘えて。
お茶菓子で責めたりなんてしませんよ。
[冗談めかした言葉に笑いながら返して、用意が出来るまではレース編みのために手を動かす。
カップが差し出されるとその手を止めて]
ありがとうございます。
良い匂いですね。
[カップを受け取り顔の傍まで持ち上げる。
香りを楽しんでから、カップに口をつけた**]
─ 宿泊施設・広間 ─
まー、それまで待つしかないですしねぇ。
[結局は、説明を受けねばわからないのだから、と。
そう割り切りながら紅茶を淹れて。
笑いながら返された言葉によかったー、なんて軽口を返しながら、カップを手渡す]
茶葉の目利きは、おっちゃんですけどね。
あれにゃどーにも勝てません。
[軽い口調で言った所で、広間の戸が開く。
扉の先には、今話題にしていた管理人の姿]
どしたの、おっちゃん?
……風呂場の薪?
はいはい、そーゆーのは若いのに任せて、お茶飲んでて。
[浴室の薪が足りない、という話にやれやれ、と肩を竦めて]
他の部屋のも見て回って来るから。
来客対応よろしくー。
[軽い口調で言った後、シスターにも一礼して広間を出た。**]
─ 宿泊施設・外 ─
[防寒具を着込んで、外の薪小屋へ。
数回往復して薪を補充した所でふう、とひとつ息を吐いた]
っかし、さむ……。
慣れたようで、慣れてねぇなー。
[白い息と共に零れるのはぼやくような言葉。
3年前に保護された当初よりはここの気候にも慣れたつもりだが、やはり、長くいる住人には敵わないな、と思う事は多々ある]
とはいえ、他所行こうって気にもなんないんだけどねぇ。
[ふ、と滲むのは苦笑。
それが何故かと問われると、何となく、としか答えられないのだが。*]
─ 宿泊施設・広間 ─
長年の経験から得られる知識、なのでしょうね。
[茶葉の目利きについての話題>>19には、そんな風に言って柔らかく微笑んだ。
そんな風に話をしていると、噂の人物が広間にやってくる]
いってらっしゃい、アーベルさん。
こちらは私もお手伝いしますね。
[力仕事へと向かうアーベル>>20を見送り、入れ代わるようにして広間のソファに腰掛けた管理人へと視線を向けた]
アーベルさんが居てくれて大助かりですね。
[ナターリエ自身、2年前にこの地へやってきた時から力仕事は世話になってきた。
その礼に焼き菓子を差し入れたこともある]
こちらにいらした時は怪我をなさっていたのでしたっけ。
何があったのでしょうね。
[本人からは「覚えていない」としか返って来ない話題。
疑問は湧けど、それ以上は知る術が無いために、今回も疑問のまま温かい空気に言葉は溶けて行った*]
─ 宿泊施設・外 ─
[物思いの時間は短く、青年はすぐさま次へと動き出す]
にしても、呼び出しねー。
なんの呼び出しかは知らないけど、なんで詰め所じゃないんだか。
……いや、移動しなくていいのは楽だけど。
[ふ、と、零れるのは疑問。
とはいえ、素性の知れない風来坊、という立場は、色々と肩身が狭い所もある。
村の方にも用事で顔は出すし、それなりに馴染んでいる、とは思うのだが。
やって来た経緯が経緯なためか、あまりいい顔をしない者もいるのも事実で]
っても、説明のしようもないしね。
[怪我の理由は、そこだけぽっかりと記憶から抜け落ちている。
故に、本人にも説明のしようがない、というのが本当の所。
そして、無理に思い出す必要はない……ような気がしているから。
問われても、笑って「覚えてないんだー」と返す事が続いていた]
[動き出した青年の歩みは庭園へ。
出てきたついでに、風除けの確認をしておこう、とそんな思考からのもの]
吹雪いたりしない限りは、大丈夫だと思うんだけどねー。
[言いながら、ちら、と見上げた空は、じんわりと雲が増えて来ているように見えて。
あらー、と思いながら立ち回る姿は、広間からも見えるやも。*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[管理人にも紅茶を淹れ、ふと窓の外を見遣る。
窓の外に広がる庭園は今は雪化粧。
その中に、色のついた影>>25があちらこちらへと行き来していた]
本当に働き者ですよね。
[笑いながら言えば、管理人からも同意の声が返る。
空を見上げているのも見えたが、空の変化には未だ気付かず。
暢気な白猫が暖炉の前で、ぱたりと尻尾を揺らしていた**]
4人目、未亡人 ノーラ がやってきました。
[今は世界一不幸なんじゃないかって思ってしまう。
あの人がこの世を去って1年。
私はその事実を私は受け止めきれないでいた。
だって、突然すぎた。
――隣り村に出掛けた帰りに事故に遭うなんて。
朝に、急いで帰ってくるよって言って出て行ったきり、貴方は帰らぬ人になってしまった。
知っていたならきっと止めていた。
――だけど、そんな事、想像出来る筈がない。
沢山泣いた。
生活が儘ならなくなって、沢山迷惑をかけた。
そろそろ気持ちの整理を付けないといけないのに
今も私は皆の厚意に甘えている。*]
―民家―
[椅子に座る女が一人。
窓際で針仕事をしていた。
端の方に春の花を刺繍したハンカチだ。
正面にある机の上には布地や糸が入ったバスケットが置かれている。
向かいには椅子がもう一つ。
座っていた人はもういない。
黙々と作業をしている間、雪の降った所為もあって家の中で立つ音はごく少ない。
誰かの近付いてくる足音がして。
その次に訪いを知らせる扉を叩く音が数回鳴り]
…はい。
[女はハンカチと針を机の上に置いてから扉を開けにゆく。]
私が…?
[女は怪訝そうに眉を顰める。
それは自衛団による呼び出しだった。
団長からの指名で、川向こうの教会へ来るように、と。
何の用で呼び出されたのか、女には全く心当たりはなかったが]
…分かった。
片付けを済ませたらすぐに向かうわ。
[女はそう言って自衛団を見送った。*]
―宿泊施設・広間―
[寒空の下。
女は臙脂色の防寒具を羽織り、宿泊施設へと向かう。
教会には足を運ぶが、集合する場所として教えられた場所に泊る事はない。]
あの、こんにちは。
[宿泊施設へと顔を出すと、其処にいたのはシスターだったろうか。
何かの集会かと思いきや、そうでもなさそうで。
入室した後も、部屋の中を見回して所在なさげに立っている。**]
[そんな女については、役場の住民票にこう記されている。**]
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■名前:ノーラ・クライネルト Nora Kleinert
■年齢:21歳
■職業:未亡人
■経歴:村で生まれ育った。
1年前に農夫だった夫を亡くし、今は畑の仕事を近所の人々に手伝って貰いながら何とか生計を立てている。
死んだ夫は2歳年上の幼馴染。4年前に結婚。
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