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[みそ汁を飲み干して、ふらり縁側へと足を向ける。庭で鞠つく子供は、他の童子達とは違って見えた]
さて、ここの子かねえ?
[声をかけるか、様子を見るか、思案顔]
[てん、てん。
ついて、ついて、ひょう、と投げ。
そうと伸ばした手で、華の紋を受け止める]
……つまんないのー。
[一人、鞠と戯れるのに飽きたか、こう呟いて。
館に戻ろうか、と振り返り]
……だーれ?
[こちらを見やる思案顔に気づいて、一つ、瞬く]
/中/
なお、中のねこは初めて使用された烏賊に「わー、烏賊だ烏賊だ」と一人で盛り上がっておりました。
しかし、烏、て……上手いなw
/中/
そんなわけで村建ての、ふかですw
子供可愛いよ子供v今回はなんでもありのキャラなので、いろいろ構い倒そうww
道具箱の中身は、人形、薬、水飴、の三択です、薬と水飴は玩具つきだw
現在水飴が一歩リードww
[鞠を両手で持ったまま、烏、と名乗った男を不思議そうに見つめ]
ここの子?
風漣は、違うよ。
[何故そんなことを問うのかと。
大きな瞳は、そう、問いたげで]
[白い花のそばを、だんだんと急ぎ足]
[一人きりの白い場所は、とてもこわい]
どこから、聞こえとるんじゃ……?
[大きくなる鈴の音、からんと下駄が鳴る]
[一人歩く、人の姿]
[声をかける前に、その姿はなくなって]
[りぃぃん]
[鈴の音に、再び足を動かした]
/中/
一人称が決まらない挙句、結局名前呼びになった件について(笑)。
しかし、ここまで素で幼いのは、全体見ても初めてかな?
うーん、ちみ雛になりそうな予感が今からひしひしとw
ひとりは、嫌じゃぁ……
[鈴の音の先には、水車小屋]
[くるくる、くるくる]
[あがっては落ちる、水の音]
[その隣には、館が一つ]
[りぃん]
[導くように、もう一度]
誰か、おるん……?
そうかい、ゆんべから、ここの家の人を見かけないんで、坊が、そうなんじゃないかと思ったんだがねえ。
その鞠は、坊のかい?綺麗な鞠だねえ。
[すとん、と縁側に腰を降ろし、にこにこと話し続ける]
風漣も、あの子たちしか見てないよ。
[すい、と遠巻きにする童子たちを見て]
鞠?
鞠は……。
[問いに、手にした華の紋を見て。
ゆる、と首を傾げつつ、まばたきを一つ]
……持っていたの、ずっと。
だから、風漣のだと思う。
/中/
登場時に描写ないじゃん、と突っ込まないでくれw
本当は鞠を追いかけて走りこんできた、としようと思ってたんだけど、隣のエピテンションの中でつい忘れてたんだ!(まて
[館は広い]
[広くて、大きい]
びっくり、じゃぁ……
[声を聞きつけたか、気配に気付いたか]
[二人の童子が、やってくる]
[同じ顔の童子]
[ほっとして]
おって、良かった……
おら、――
[自分の名前を口に出して、そのまま続けようとした言葉は……]
……何も、わからんのじゃ
[音彩、と]
[名前だけを繰り返した]
[子供の言葉に、軽く首を傾げる]
それじゃあ、坊も、ここに呼ばれたお仲間なんだねえ。
さてさて、呼んだ御仁はどこにお隠れあそばしたやら。
[ふと振り返ったのは、鈴の音が、誰かを招く音に聞こえたからか]
おや、またお仲間が増えたようだ。
[童子たちは先へ進む]
[置いていかれてなるものか]
[古い布の着物で歩く]
なぁ、ここはどこなんじゃ?
おら
そうじゃ、たしか。
ほしまつり。
[呟くけれど、声はない]
[返事はない]
[招くような二人の仕草を、追おうとして]
[追おうとして……]
……?
あ……人、おった。
[同じ顔の童子たちは、こわいとも思っていたからか]
[歩を進めた先の人影に、ようやく小さく笑うことができた]
[童子に導かれるように──否、その後を追うように、か。
やって来た者の姿に、またまばたき。
てん、と。
庭にひとつ、鞠をつく]
……だーれ?
[投げる問いは、先ほどと同じく。
しかし、そこには僅かに好奇の響きもあろうか]
鈴……
鈴がおらをよんどったん?
[青年の言葉に、目をすこし大きくして]
鈴は、自分で鳴るんじゃろうか……?
[こわかぁ…と小さく呟いた]
[鞠をつく子の問掛けに、答えはただの一つだけ]
おらぁ……ねいろ、じゃぁ
〔静かなる音色に誘はれ辿り着きし建物は、
川の傍ら廻り回る羽根車の小屋に接す館。
戸を叩く間もなく出でた童子に導かれ
中に入りしまでは記憶にあり。
けれど眠りに就きしはいつの事か、
奇しくもとんとおぼえはなかりけり。
此はいかなる場所なりや。
今はいかなる時間なりや。
我はいかなる人物なりや。
答へを知らぬか知れど答えぬか、
問えども童子はかへりことせず、
笑ひ咲ひて哂ふばかり。〕
ここ、どこなんじゃぁ?
おら、……なぁんもわからんのじゃ
…………にいさまたち、知っとる?
[答えない童子たちと違い、答えが返るかと]
[そう問うて、きょろきょろと見回す]
[白い花がちらついて]
……きれいな花じゃぁ……
〔とん、とん、とん、と。
階段を下る音は軽く、耳澄まさねば聞えぬほど。
庭を臨む縁側まで辿り着けばそこにあるは人の気配。
紅付け指、赤い爪の指を朱唇に当てて顔を斜めにし、
猫の眼は興味深げに見慣れぬ男と子らを見遣る。
鈴の音、りぃんと、空気までも冷やして響き渡る。
同じ顔した童子らは、笑ひつ女の傍を駆け抜けた。〕
[てん、とまたひとつ、鞠をつく]
ねいろ、ていうの。
[告げられた名を、繰り返し。
鞠から片手を離して、自分を指で示す]
風漣、だよ。
白い花、きれいだよね。
[また、鞠を両手で持ちつつ、ふわり、笑う]
おんやまあ。
客人は他にもいなさったか。
初めて見る顔か二度三度見る顔か、
生憎覚えはないけれど、
ともかく今の出会いに感謝して、
今日和とでも言えば好いのかな。
[どこか芝居がかった言い回しをして頬笑む]
ねいろ坊かい、俺は烏さ。
ここがどこかは、俺も知らないねえ。
けどまあ、綺麗なところじゃないか。それに酒…いや食べ物もたんとある。
呼ばれた訳が判るまで、のんびり遊んで過ごすがいいよ。
[呑気に言って、また部屋に増えた気配に視線を巡らせる]
これはまた、綺麗どころのお出ましだ。
[呟いた声は嬉し気に響いたろうか]
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