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傭兵 マテウス が参加しました。
傭兵 マテウスは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
[ざざ、と木々が風に揺れた。
上の方の葉の音と、下の方の樹の音は違う。
心地よいハーモニーを大きな体いっぱいで受け止めると、ドカッと音を立てて足元に斧を置いた]
ふぅ…。
[肩から斜めに紐でぶら下げたガラスの瓶のコルク蓋をあけ、ぐいっと口先を突っ込んで斜めに上げる。
ごっ、ごっ、と音を立てて大きな喉仏が上下した。
透明な水が口元から溢れて一筋顎に流れ、不精に生えた髭の先から地面の落ち葉へとぽたりと吸い込まれた。
ゴツゴツと骨っぽい手の甲で口をぬぐいながらビンのコルク蓋を閉めていると、チチ、と聞き覚えのある鳥の声が聞こえた。
目を細めて上を見ると、小さな小鳥がパタパタと飛んできて、肩へと止まる]
どうした?ゼノ。
[鳥の頭を人差し指でそっと撫ぜる。
肩の上で鳥はピィ!と鳴きながら、小さな嘴で来た方向へともみ上げを引っ張った。
引っ張られたほうの目を瞑りつつ、そちらへと視線を流す。
踏みしめられた落ち葉が、細く道のように続いていた]
呼んでるのか?
[首にかけた手ぬぐいで口元をぬぐいながら肩の鳥をもう一度見る。
鳥がピィ!と鳴いたので、ため息混じりに小さく頷いて、足元に向けて右手で下げている斧の持ち手をぎゅ、と握りなおした。
ポン、と軽く刃の部分を蹴ってやると、手元を中心にキレイに弧を描いて肩に収まる。
黒い鳥はぱた、と羽根をばたつかせてその斧の上に止まり、それを見届けてから逆の左手で、太さが自身の腰程で長さは5倍はある丸太―先ほど倒したものだが―を肩に担ぎあげた。
慎重に、長い丸太を操作しながらゆっくりと落ち葉の道を戻る]
やぁ、ただいま。
[山を降りてそのまま山道を暫く歩き、暖かな夕焼けを見ながら道を歩く。
ぽつぽつとある家々の前にいる青年に挨拶をしたり、少年に笑いかけてやりながらゆっくり歩き、目的地に着く。丸太と斧をドカ、と家の壁に立てかけて、木でくみ上げた大きな家の大きな扉を押して開けた。]
…ただいま戻りました。
ゼノが呼んでいたので帰って来ましたが。
なんですか?また肩もみですか?
[釘を使わずに全て木の組み上げられた、さしずめ大きなパズルであるこの家の中はゆるやかに湿気を帯びた空気が流れ。
ピィ!と鳥が肩で一声鳴いた。
扉をあけてすぐの大きな部屋の真ん中の大きな椅子に、人と獣の丁度中間の姿をした老人が座っており。
ほぼ毛に覆われた顔がにこりと笑い、近くへ来いという風に手を振った。]
[振動が空気を揺らすも僅かに数瞬]
[壊す事は諦めたか、視線を外す]
駄目か。
[向き直り歩み出そうとして]
……? 居る、誰か。
[気配へと声を投げた]
…肩ですか?
[大きな体躯を少し丸めるようにして老人の近くまで歩み寄る。
老人は相変わらずニコニコ笑い。
膝の上に置いた包みを、そっと差し出した。
きょとん、とそれを見、自分を指差す。老人が頷く。一瞬の、間。]
「機鋼。我らが扱う鋼と近しくそして遠いもの。
どうもざわめきが止まらん。何やら胸騒ぎがする。
が、大地の精や王の手を煩わす程の事でもない、おぬしに15の精の話をしよう」
騎士 ダーヴィッド が参加しました。
騎士 ダーヴィッドは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―火炎界・機鋼界への連結通路―
[灼熱の世界から、空へと伸びるパイプライン。
かの地にて使われる莫大な動力を供給するための太い経路。
一台のビークルがその通路を抜けて到着する。
下級の機精が乗り移っているのか、馬も手綱もない馬車。]
「では、お気をつけて。
無茶などしないでくださいな。」
[相変わらずの従者の言葉に苦笑いしつつ、赤毛の男は迎えの車に乗る。
大事そうに抱えた胸元の荷物からは、包みごしにも漏れる温もりと輝き。]
ランプ屋 イレーネ が参加しました。
ランプ屋 イレーネは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[ざっぱん。
突然。
穏やかな川の流れを遮って、大きい水飛沫が浅瀬から勢い良く上がった。
岸辺に誰か居たならば、するりと逃げる魚達の姿も見えただろうけど
──落ちたオレ自身は、少なくともそれを残念だとか
暢気に思っている場合ではなかった。
何がどうなってるのか判らないけれど、とりあえず今。
泳げない俺が、何故か水中にいる。何故だ。
水中近辺なんて、余程じゃなければ近付かない筈なのに]
[何とか、オレの背丈で足りる浅さだったらしい、
川底を足が捉えた事に内心安堵するともがもがともがく様にして
(実際にもがいていたかも知れない)よたよたと岸辺に上がる。
あぁ鼻が痛い。少し水も飲んだみたいだ。
冷たい。寒くはないけれど服もびっしょ濡れだし。]
…っうぁー…。
[だらりと下がる裾が重い。髪の毛も張り付くし。
…まぁ、とりあえず、マフラーを解いておく。
このままじゃ重さで首が絞まりそう。]
あっぶなー…、足のつく所で良かった。
もうちょい深いところだったら、オレ溺れてたってゆーか
──…。
[左頬をぺちぺちと叩いて確認。絆創膏はちゃんとある。うんオッケ。
ぼたぼたと落ちる水に、服をぎゅっと捻りながら、漸く周囲を見回した。
あー思い出せオレ。ついさっきまで何やってたっけ。
そうだ、人里のお祭りにちょっと忍び込んで、遊んでた──筈なんだけど。
先ほど上がった幅広の川を背後に、見渡す限り]
…どこ、ここ。
[草原。
……つーか。何でオレ川に落ちてるんだろ?]
[困った。場所もそうだけど何が何だかさっぱり判らない。
多分二人に聞いても知らぬ存じぬな応えが返ってくるんだろう。
…「あっち」に至っては、きっと笑ったままだ。
何だよ。知ってたら、教えてくれるぐらいしてくれたって良いのに。
遭難時の対処とか、そんな事なら教えてもらったけれど──]
「…漸く見つけたぞ、”ノイ”」
[ふと、声が降って来る。聞覚えのある声。
上空を舞う黒の影に気付いて目を凝らした。]
──アル。お前もいたんだ?
[すいと、頭の上に留まる黒の鴉を見上げてほぅと安堵の息を零す。
ただの鳥なら如何と言うわけでもないが、見慣れた相手だ。
見知らぬ所で一人途方に暮れるより、幾分もマシ──]
「其れは俺の名前では無い──何度言えば理解る。
お前の様な餓鬼に、「お前」と気安く呼ばれる筋合いはない」
…。ガキじゃない。
それに、んなこと言ったって本当の名前、オレには教えてくれないし。
[でもなかった。出会い頭にコレだ。 …思わず眉を寄せる。
知ってたところで、オレがその名前で呼んだら怒るだろ。と
ぶつぶつと文句を零したところで、否定の言葉は返ってこない。
つまりはその通りなんだろうけれど。
見知った顔を見つけたと、ホッとしただけ何か損したじゃないか。]
< それは猫だったエーリッヒに近づいてきました。猫のすがただったら、まちがいなく唸っていたことでしょう。
じりじりと後ろにさがって、そのわっかの行方を見ます。ふよ、ふよ、ふよ。空をとぶのは、なんででしょうか。とうぜん、羽根の生えた猫でしかないエーリッヒの知るところではありません。
けいかい、けいかい、けいかい。
しかしその、へんなものは、けっしてある一定のきょりから、近づいてきませんでした。 >
……?
どう、しろと、いうんだろう?
[―それは少し前の山間の村での風景。
時は僅かに流れて今。
顔に大きく傷がある青年は、ぽかんと口を開けて巨大な吹き抜けの空間を*眺めている*]
[呼びかける声に、一つ、瞬く。
何か、記憶に引っかかるものがあるような。
そんな事を考えつつも、声の方へと近づいて]
まあ、いなければ、声はしない訳で。
[言葉をかけつつ見やった姿に、異眸は僅かに険しさを帯びる]
……君……は。
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