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それはどうもありがとう。
[どうやら、リューディアのお気に召したらしい。
眼を細めてみせる。
寒いという言葉に誘われるようにその先を見ると、金の髪が目に入る。厚着が少し、いや、かなり羨ましい。……街だと、雪も然程積もらなかったし。
ここまで人が増えると、村の人間なのか異なるのか、一目で察することは難しかった。会話の流れから読み取ることにする]
えぇ、都から。
[脱いだコートをハンガーにかけ、マフラーもついでにぐるりとからめる。]
休暇のついでに、この村の言い伝えについて調べに来たんすよ〜。
ま、それは名目っていうか、そういうの無くても…景色も良いし、温泉…だかもあったり無かったりするんでしょ?こういう村って。
そんだけでも来てよかったなぁ、と。
[修道女にそう言って、手帳を開く。]
貴女は、何か聞いてません?
この村の、むかしについて。
来てたっていうか何ていうか……だがな。
[安堵の笑みを浮かべるブリジットの言葉に。
零れ落ちるのはため息混じりの一言]
それよりほら、火の側であったまれ。風邪引くぞ?
[それでも気を取り直すよにこう言って、火の側を指し示す]
また増えたわね。被疑者被疑者って、
こんなに広範囲にしか絞れなかったのかしら。
[そういいながら視線を迷わせ、目を見開いた]
あきれた。シスターまで?
[ユリアンの言葉を聞いて、小さく笑う]
観光施設じゃないんだから、大浴場はないんじゃないかしら。
[新たなるお客さん2人分の紅茶を入れる]
[大浴場かどうか、お風呂を見に行った]
へえ! そうなんですか。
見てみたいな。
[力強いのだろうか、繊細なのだろうか。
想像を巡らせると、それだけで楽しくなった。
が、後の言葉には、たちまち不安になる]
……いや、色だけ……て、
それはない、と……
よね?
[自分が間違っているような気になって、半ば助けを求めるように(主に、隣にいたリューディアに)問いを向けた]
そういえば、まだなんの容疑者なのか聞いてないんだった。
いつになったら教えてくれるんだろねぇ。
じゃ、黙って出てきちゃったんだ。
[イレーネの言葉に、笑みにはやや悪戯めいたものが浮かんだか。状況を考えれば、そう楽しいものでもない筈なのだが。]
あ、女の子だ。
こんばんは。
[頬を染めて会釈をする淡い色の髪の少女に、そのままの感想を零しつつにへっと笑いかけた。
それから漸く紅茶を一口。]
・・・・あ、砂糖入れてなかった。
[いそいそとテーブルに移動する。ユリアンには笑みのみ返した。]
[金髪の男性がコートを脱ぐのを見て。
自分も上着を着たままだったことを思い出した。
少しの紅茶を口にしたので随分と楽にはなっている。
毛織の上着をゴソゴソと脱いで膝の上に。まだ足は寒い]
村の人以外もいるんだね。
それとも私が知らなかっただけ?
[積極的に外に出るほうではないので自信はない。
誰にともなくそう尋ねてみた]
[こちらに会釈をするイレーネに気付いて挨拶を返して。
都から、と言う青年の言葉にまた少しだけ驚く]
こんな季節に、ですか?
[手帳を開き、昔の言い伝えについての問いにふと首を傾げながら]
わたくしも数年前にここに来たのであまり詳しくはないのですが…。
教会に来る方の中には、昔の事を話していかれる方もいますわね。
探偵 ハインリヒ が参加しました。
探偵 ハインリヒは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
集会所ってのは、ここかい?
[扉を開け、男は入ってきた]
自衛団のギュンターとかって人に、ここに来るように言われたんだが、こりゃまた、ずいぶんと集まってるねえ。
あは。そうですよね。
ひとりのほうが、ゆっくり入れるから、気楽でいいですけれど。
[広間を出て行く女性に、声を返した]
[量の少なくなった紅茶を一気に飲み干して、片付けようと立ち上がる。流し込んだものだから、暖かいというよりも、熱い]
うん、後で説明するからとは言ってたけど。
早く終わらせて欲しいよね。
ちゃんとメモは置いてきたよ。お婆様が戻るのは明後日の予定だし、無駄になるかもしれないけど。
[まさかそこまで長い滞在にはならないだろうと思っているのだ。
聞こえてきたアマンダとユリアンの会話には微妙な表情]
[こくりとアベルに頷いて、袋を背負い紙を握り締めたまま、火の傍へと近づき凍えた手を翳す。]
[溜息をつく様子には少しだけ神妙な顔を取り戻し。]
…その、容疑者とかって本当なのかな?
私のところに来た人は、連続殺人犯…って言ってたんだけど。
[あまりいい話題ではないわけで。こっそりと小声で尋ねた。]
まったく、この寒いのに自衛団てのもご苦労なこったな。
はいはい身上書ね。
[男は、すらすらと渡された紙に自分のことを記入した]
■名前:ハインリヒ=ウェーバー Heinrich=Weber
■年齢:33歳
■職業:探偵
■その他:仕事のために調査にやってきた探偵。
ぁー、そうなんだ?
シスター?も、ここの出身じゃないのかぁ。
誰か、そういうの詳しい人って…居る?
[ぐるっと室内を見回して、]
…ぉ?
[何処かで見たような姿に、瞬く。]
っていうか、アーくん、量足りるの、これ。
[更に増えた人数に、心配したのはそちらのほうだった。
容疑者だのなんだの……は、どうにも、集められた人間がバラバラなものだから、あまり実感が湧いていない]
……え?
[ブリジットから投げられた問いに、微か、眉を寄せ]
いや……俺は、そこまでは聞いちゃいない。
[ただ、被疑者である、と。
自分が聞いたのはそれだけだった事を告げ]
……俺、ちょっと聞きに行ってみるわ。
[さすがにそんなものの容疑者扱いされている、というのは納得が行かず。
答えが得られるとは思わないものの、それでも]
あ、ザフィーア、見ててくれるか?
さすがに、この時間には連れてけんから。
[そして新たに入ってきた男を眺めながら、外部のものだから知り合いがいないためどういう基準で集められたのか、などと考えながら、ふと、先程入ってきた金髪の青年と目が合って]
ん…?
[どこかで会っただろうかと軽く首をかしげる]
/*
遅くなりまして、ごめんなさい。てか、みんな早いよ!(笑)
毎度おなじみfukaでございます。
今度こそオトフリートで入ろうか、とも思ったんですが、そろそろ丁寧語に飽きてきたので、俺口調でいけそうなハインリヒにしてみました。
マテウスと色々被りそうな予感ですが、まあ、いいことにしといて(笑)
(思いっきり両方守護希望な気がするよ!)
変なの。
言いかけてやめるとか、一番気になるじゃないか。
[ユリアンには少し口を尖らせたか。テーブルへと進み、紅茶に白を溶かすとそのまま席に腰掛けた。]
ん、そっかぁ。ほんと、あんまり長引かないといいんだけどねぇ。
一応、着替えとかはもってきたけどさ。
[イレーネには暖炉の側に転がしたままの荷物を示す。]
[長い髪の女の人から紅茶を渡され、お礼を言って少しずつ飲む。]
[冷えていた体の内側がほっこり温まるような感覚にほっと息をついて。]
[女の子という声に顔を上げて、こちらも挨拶を返す。]
こんばんは。ええと…リディさん。
[見かけた時に、誰かにそう呼ばれていた事を微かに思い出して、自信なさげに名前を呼んだ。]
[笑いかけられればこちらも、ふわと笑みを浮かべ。]
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