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[そして荷物をまとめ、出る前に身上書に記入を求められて書く]
■名前:マテウス・オルテウス(mateusu・olteusu)
■年齢:28歳
■職業:傭兵
■その他:金で雇える中じゃ最強の兵隊。自分でも言っている。が実力は確かな傭兵。
大陸を渡ってこちらに来たらしく。イントネーションが若干おかしく、また過去のことはほとんど喋らない
両頬に羽根をむしりとられたような形の傷口あり、実年齢より五歳上に見られる老け顔
書いたぜ
[といって自衛団員に身上書を渡す。年齢のところで一瞬こちらの顔をうかがったが知らん顔して]
じゃ、いく。
[といって集会所を目指して歩き出した]
ランプ屋 イレーネ が参加しました。
ランプ屋 イレーネは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
[光と静寂の世界を切り裂く重たいノックの音。
溜息を吐きながら細工を布に戻して席を立つ。]
どなたですか。
お婆様ならまだ戻っていません。
[そっと扉を開けると自衛団員が立っていた。
何だかの事件の被疑者に名前が挙がったのだと。]
それで?
[集会場に集まるように命令が出ているらしい。
暫くの間は生活の基本もそこですることにならしい。]
…わかりました。
用意もありますので後で伺います。
[迎えに来るというのは首を振り断って。
差し出された白紙の身上書を受け取った。]
[縦長の木箱と、荷物を背負って新たに降ったのだろう。まだ柔らかい新雪を踏みながら集会場に向かう途上、複数名の自衛団員に会う。その中には自衛団の団長と名乗っていた。ギュンターもいて、こちらに気づくと近寄ってきて言う]
「話は聞いたかの?」
何かの被疑者で集会所にいけ…だろ
[不機嫌に突っ返すように答える。その態度が気に入らないのか若い団員は厳しい視線をぶつける。それをギュンターは諌めるようにしているが、やはりギュンターからも若い団員のようにあからさまではないが非友好的な態度が微かに滲み出ている。]
「素直な協力に感謝する」
そういうなら濡れ衣なんてやめてほしいもんだ
[そういってもう会話をする気もないと手をひらひらさせながら別れる。
しばらく、所定の集会所に辿り着いた]
─集会場・広間─
……つーか、意外、ってなんだよ。
[リディの言葉にやや憮然としつつ言って。
荷物を取りに行く、という彼女を、転ぶなよー! と見送る]
……さって、と。
[広間にカラスと取り残されれば、零れるのはため息]
なんか、食えるもん作っとくか。
[小さく呟いて、カップを片付けがてらキッチンへ]
中/
暢気な研究生といかつい傭兵とどっちがいいかね。と思ったがとりあえずこっちにしてみたが…ん〜。どうなるだろうなぁ。絡みづらいかもしんない
[軽く肩にかかってる雪を払うと
ぎぃぃ。と扉の軋む音を響かせて集会所に入って]
―集会所・広間―
暖かいな。もっと変な場所かと思ってた
[人の気配を近くから感じるが気にせずに暖の傍へと]
[カラスはまた、椅子の背に。
新たに入ってきた人物に、不思議そうな視線を向けるも、鳴きはせず]
……やな感じ。
[一方、キッチンでは。
長期の滞在を想定しているような備蓄量に、こんな呟きが零れていた。
それを振り払うように頭を振って]
冷えそうだし、シチューにでもするか。
[軽い口調で言いつつ、動き始める]
中/
でも中の人特性としては気楽な研究生のほうがよかった気がしたとか。
ちなみにそれが登場の場合はシリアスが余裕で消えるからどだろうかぁとな。
[用事がどれだけかかるか不明だからと、店の手配やら祖母の食事やら隣人への頼み事やらを済ませているうちに、大分時間が経っていた。
自屋に戻り、仕度を整える。鏡に映った自分の姿に、動きを止めた]
……あー。髪、伸びて来たなぁ。
[前髪を摘んで、独りごちる。
母譲りらしく、僕の髪質は本来、艶やかで柔らかい。しかし、向こうにいたときと違って(僕は構わないのに、母が執着していたのだ)手入れをする人間がいないものだから、今ではすっかりぼさぼさになっていた。
ひとまずは、バンダナを巻いて、誤魔化すことにした。
亡き祖父もよく巻いていたと聞くから、祖母が目にしたのなら、懐かしがるかもしれない――もっとも、彼女の眼から光は遠くなって久しい]
[上着を羽織り、部屋を出る。
祖母に留守中の事を再度伝えてから、冬空の下に踏み出した]
[着替えにノートと筆記用具に鍵の付いた小箱。
小さな鞄はそれだけ入れると一杯になった。
上着も下ろして荷物は完成。
居間のテーブルで渡された身上書を埋めていった]
■名前:イレーネ=ルーベンス Irene=Rubens
■年齢:16歳
■職業:ランプシェード職人(見習い)
■その他:10年前、祖母に引き取られてからこの村で育ってきた。引き取られるより以前の記憶は無い。父は既に亡く、母は病気で面会も許されないのだと教えられている。
[書き終ると鞄の一番上に入れて。
もう一枚の小さな紙に筆を走らせた]
『お婆様へ。
自警団の人に呼ばれたので出かけてきます。』
[用意が終われば上着を着込んで。
冷たい風の吹く中を集会場へと*歩き始めた*]
[自衛団員に教えられた場所へと到達]
[建物を眺めて確認する]
集会場ってここでいいのよね。
[扉を開ける]
[ぎい、と扉のきしむ音][その音を聞いて緊張]
ごめんください。
[扉をそっと閉める][外より暖かい空気に包まれる]
[集会場の中へと歩を進めて行く]
貴族 ミハエル が参加しました。
貴族 ミハエルは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
何か御用でしょうか?
[そう質問した...の前には、村4つ、町2つを治める領主である父・アントニオ=エンバーミングが見るだけで高級そうな作りをしている椅子に深々と腰を下ろしていた。
アントニオは問いかける息子をしばしの間じっと見つめていた。
その様子に普段の父とは違う何かを感じ、...は内心で小首を傾げた。
元々思慮深い父親のため、どちらかと言えば寡黙気味ではあったが、ここまで人の顔を見続けているのは初めての経験だったからだ]
(何かあったんだろうか?)
[じわじわとそんな不安が心に湧き上がる。それでなくとも、最近領主の館のあるこの町から少し離れたもう一つの町で連続殺人事件が起きている。住民の不安の声は彼の耳にもはっきりと届いていた。
ただ、もちろん他にも問題はある。
領地問題や今年の冷夏による作物の貯蓄や、末端までの食糧配給問題。人々の精神的な支えになるであろう宗教関連の問題など、領主という職業は責任という重圧と、時には残酷な決断の狭間で揺れ動かなければならない辛い職業なのだというのは、アントニオの側で働いていた彼には十二分に骨身に染み込んでいた]
[ざく、ざく。][やや重たく響く、雪を踏む音]
さぁ…… むっ
[溜め込んで、一気に肺から押し出した息は、大気と混ざり合って、あっという間に白くなる]
[集まりの場所は聞いていたものの、考えてみれば、ここに来てから所用ばかりで、あまり外には出歩いていなかった。
村外れだとか森の近くだとか言っていたっけ。
大丈夫だろうか。色んな意味で。
……まあ、いいか。]
[だからこそ、アントニオが何を口にするのか? という事に強く興味が引かれると同時に大きな不安が浮かび上がってくるのだ]
「ミハエル」
は、はい!
[その時、ようやくアントニオが重い口を開いた。思わず...は背筋を正して声を若干裏返しつつ返事をした]
「……お前に行って欲しいところがある」
行って欲しい場所?
「ああ。領地内の町で起きている連続殺人事件は知っているだろう?」
はい。詳細な部分までは知りませんがもうかなりの数の人々が犠牲になっているとか。
[...の回答にアントニオは深々と頷くと]
「そこで町の警護を担当している自警団のギュンターと連携を行い、事件解決に尽力してもらいたいのだ」
それは構いませんが、そういう内容であれば、兄上が適任では? 私と違って武に優れておりますし……。
「あれには領地境で起きている隣国との小競り合いの調停に向かわせる予定でな。後はミハエル、お前とフランしかいないのだ」
[フランというのは妹の名である。
確かに兄が不在になるのであれば、殺人事件の捜査という危険な仕事は自分が行くべきだろう。
だが……と思う。
小競り合いで調停であるのなら、それこそ自分が適任であるにも関わらず、兄を領地境に派遣するのはおかしくはないだろうか。それとも何か裏でもあるのでは……?
そう考えて...は首を振った。
あの父が考えて決めたのだ。恐らく兄でなければならない状況なのだろう。
そう強引に心に思い込んでから、...はアントニオに了承の意を示すと、準備のために執務室を退室した]
[そんな次男の様子を最後まで寡黙気味に見つめ、ドアが閉まると同時にアントニオは大きな溜息をついた。
そして机の中にしまい込んでいた封書を取り出すと、中身の手紙を取り出し、もう何度目かになるかわからないず、すでに覚えてしまった内容を読み直した。
――ご子息ミハエル=エンバーミング卿に殺人犯の疑いあり。
そう切り出された手紙を読み終えると、これまた何度目になるかわからない溜息に苦悩を滲ませた。
これが、ミハエルが問題の町に到着する五日前の出来事である]
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