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もったいないって、なにがさ。
[尚も呟いたが。
話題が変われば顔を上げ、表情を綻ばせるのも時間の問題だった。]
わ、本当?
男の子かな、女の子かな。あそこの子ならかわいいんだろうなぁ。
後で会いに行こっと。
[胡桃色に朱を映しながらも思い浮かぶのは未だ見ぬ赤子の顔か、眼は細まる。
やがてアマンダがその場を離れても、こちらは未だ動く気は*なさそうだ。*]
シスター ナターリエ が参加しました。
[静かな教会の祭壇の前。
目を閉じ、祈りを捧げていたその耳に届く、
荒々しく無粋なノックの音]
[目を開き、立ち上がって、来客のためにドアを開ける]
……どの様な御用でしょうか?
懺悔にいらっしゃいましたか?
それとも、死者への慰めが必要ですか?
[彼女が問うも、訪問者はその厳つい表情を崩さずに
ただ、用件のみを簡潔に伝える]
わたくしが、ですか?
あの…何かの間違いでは?
[浮かべる表情は困惑のそれ]
[間違いではない、と告げられ、まだ疑わしいだけと加えられれば小さく頷いて]
わかりました。
どの様な事が起きたのかは存じませんが、これもまた神の導きなのでしょう。
…色々と用意がありますので、後ほど必ず伺います。
はい…では。
[訪問者…村の自衛団員を帰すと小さく溜息をついて。
そうして自室に戻り簡単に荷物を纏める]
[荷物を持ち、修道服に厚手のコートを羽織っただけで教会を出る。
胸元のロザリオにそっと手を当てる]
…きっとただの噂です。
悪い事など、そうある訳ではないのですから。
[そう呟いて、指定された場所…村の集会場へと向かう]
[集会場の前に立つ自衛団の男に声を掛ける]
こちらでよろしいのでしょうか?
……はい、わかりました。ではそのように。
[中に入って待つようにと告げられ
手渡された身上書に目を落とし]
このようなものを書かずともお判りと思うのですけど…。
[そう言いながらも、丁寧な文字でそれを綴っていく]
■名前:ナターリエ・ツァイス(Natalie=Zeiss)
■年齢:26歳
■職業:修道女
■その他:数年前にこの村の教会にやって来た。
ここに来る前の事は話した事がなく、人付き合いについては消極的。
普段は口数は少なく、いつも穏やかな微笑を浮かべている。
殆どを教会の中で過ごすが、買い物などに出る事もあるので、村人の顔と名前くらいは知っている。
教会に顔を出す人には好意的。
[書き上げた身上書を側で待つ自衛団員に渡して問う]
あの、どれ位ここにいれば良いのですか?
[返る返事はそっけなく、半ば諦めたように棚息をついて微笑む]
仕方がありませんわね。
これもまた神の試練…でしょうか。
荷物を置きたいのですが、部屋はどの様に?
[その問いに、二階にある部屋を使うようにと言われ、荷物を持ち直して]
では、そのようにさせていただきます。
また後ほど……。
[そう言って頭を下げて。
二階に用意されている部屋へと*向かった*]
[雪を踏む音、それに重なるように零れ落ちる歌。
肩にカラスを止まらせた青年は、ゆっくりと集会場へと向かう]
……どーも。
[建物の前に着けば歌は途切れ、素っ気ない声が口をつく。
渡された身上書に、なんでこんなのまで、とぶつぶつ言いつつ書き込み、叩きつけるように手渡す]
どーでもいいけど、あんまり長々引き止めるなよな。
今年、雪、多いんだ。森も、どこでどんな被害が出るかわかんねぇ。
[養父さんだけじゃ、全域見きれないんだからな、と。
言うだけ言うとそれへの答えは聞かず、ひとまず指示されたとおり、二階の部屋の一つに荷物を下ろす]
[二階の部屋の窓を開ければ、視界に広がるのは白と黒で彩られた森]
……無茶な見回りとか、しなきゃいいけど……。
[ぽつり、零れた呟きに同意するように、肩のカラスがカァ、と鳴いた]
っと……ザフィーア、あんまり鳴くなよ?
気にするヤツは気にするからな。
[濡羽色の翼を慈しむように撫でつつ言い。
こもっているのも何なので、再び階下へと降り、自衛団員に一つ、問いを投げる]
そういや、ここにいる間って、食事とかは?
[返ってきたのは、置いてあるものは好きに使っていいので、自分たちで何とかしろ、との答え]
無理やり呼びつけた挙句、賄いナシかよ。
ま、いいさ、てきとーにやらせてもらう。
[どうせ自炊は慣れてるし、と言いつつキッチンへ。
一通り見て回り、備蓄されているものの種類や量に奇妙な違和感を感じるものの、ひとまずそれは置いて]
……茶でも淹れるか……。
[何かしていないと落ち着かないし、とは声に出さず。
カラスを広間の椅子の一つに止まらせて、自身は紅茶の準備を始め]
あ、こんにちは。
[特に信仰のあるわけでもない少女は、それでも黒衣の女性が二階へと行くのをやや唖然と眺めた。]
なんか、ここにくるのは容疑者だからだとかって聞いた気がするんだけど。
ぼくの気のせい?
ふぅん。
[返ってきた返事に頷いて、もう一度階段を見た。]
[暫くして、また声が聞こえた。
振り返る眼に蒼と黒の色彩が映る。]
あれ、ベルにぃ?
[一度、二度瞬いて、にへっと笑う。暖炉の前からは動かずに、手を振った。
椅子の上に止まる漆黒の鳥をじっと見た。]
[じっと見られたカラスは同じようにじ、と少女を見返して]
……というか、なんでお前、ここにいんの?
[カラスの相棒はと言えば呆れたような口調でこんな問いを投げつつ、ティーポットとカップを幾つか用意して、無造作に広間のテーブルの上に並べて行く]
かぁ。
[鳴き真似なのか、見返す黒の瞳に妙に真剣な顔で呟いて、すぐ後には何が可笑しいのかにこにこと笑いだす。]
なんでって、呼ばれたからに決まってんじゃん。
ベルにぃはちがうの?
[掛けられた言葉に視線を外して、アーベルと並べられるカップを交互に眺めた。]
[鳴き真似に、カラスは一つ羽ばたく事でのみ答えた。
あまり鳴くな、という先の戒めに従っているらしい]
はい?
じゃ、お前も被疑者扱いかよ……。
[ますますわけわかんない、と呟いて]
俺も、呼びつけられたクチだよ。でなきゃ、こんな時期にこんなとこまで出向くかっての。
[ため息混じりに問いに答え。
リディの視線がカップに行くのに気づくと]
……飲むか?
あはは。
[羽ばたく音にも相変わらずにこにこと笑う。]
だよねぇ。
なんの容疑だとかは聞いてないけどさ。ぼくなにもしてないし。
外寒かったしさぁ。
あれ、そー言えば・・・またこの中を歩いて帰らなきゃなのかぁ。
[窓の外を見て、嫌そうに身を竦める。
しかしそれも次の言葉を聞くまでのこと。]
うん、飲むー。
[あっさりと笑顔になって、テーブルの側へと移動を始める。ここへ来て初めて暖炉の側から離れることとなった。]
[笑う少女の様子に、カラスはゆるく首を傾げ]
ほんとに、何の容疑なんだかな。
言いがかりも大概にしてくれっての。
[呆れたように言いつつ、肩を竦め。
二つのカップを、茜色で満たして行く]
帰り……そーか、お前も『一応』女だしな。
俺みたいに、ここに泊まる、って訳にもいかんか。
[一部に妙なアクセントを交えて言いつつ。
ミルクとか砂糖は自分で入れろよ、と一緒に用意した入れ物を示す]
あはは。かわいいなぁこいつ。
[黒の鳥と同じ方向に首を傾げ、にへっと笑った。]
ありがと。
ん、あれ。泊まるの?
もっと早く帰れるもんだと思ってた。
[カップの中で揺れる茜色を眺め、勧められるまま砂糖の瓶を手に取る。]
つーかさ、なんだよその言い方ー。
そりゃぁ料理もお裁縫も苦手ですけど。
[続く言葉には不満気な声を漏らした。]
[かわいい、という言葉を理解したのか、カラスはばささ、と羽ばたいて]
役所仕事なんてのは、遅延するのが基本だろ?
……ってのは、半分くらいは冗談。
どっちにしろ、俺は家に帰るのに時間もかかるからな。
なら、行き来するよりケリつくまでこっちにいた方が早い。
ま、部屋が用意してあったのは予想外だったけど。
[ひょい、と肩を竦めて。
続いた不満の声にはくく、と低く笑う]
なんだよって……言葉通り?
[冗談めかした口調から、からかっているだけなのは察する事もできるだろうが]
そっかぁ。
そう言えばさっきの人も荷物持ってたみたいだし。
ぼくもこっち来ちゃおうかなぁ。
[ナターリエのことを指すらしく、割と真剣に考え込むように洩らした。
かと思えば、黒の羽音ににこにこと笑んで、撫でたいのかそっと手を延ばしかけた。]
へーんだ。
どーせ『一応』止まりですよっと。
[が、続く言葉に手を引き、むくれながら砂糖を2、3杯入れる様は子供じみていたか。雪のような白は茜の中に溶けていった。]
さっきのって……。
他にも、来てんのか。
[ほんとになに考えてやがる、と呟きながら、入り口の方へ鋭い視線を向ける。
とはいえ、それはほんの一瞬の事で]
ま、そこらはお前のやり易いようにすればいいだろ。
[再びリディに向き直った時には、鋭さは欠片もなく。
むくれた様子に楽しげに笑いつつ、カラスを肩へと呼んで。
自分は茜色に何も落とさずに、カップを傾ける]
うん。
なんか教会の人・・・シスターさんみたいだった。
あと、せんせーもいたよ。
[少女はと言えば丁度カップに視線を落していて、鋭い視線には気付かなかった様だ。
からかわれているのが分かって悔しいのか、顔は上げずにカップに口を接けた。]
後で荷物取ってこよ。
[独り言のようにぽつりと零す。]
教会の……シスター・ナターリエまで?
あと、せんせー、って……。
[リディの説明に浮かんだ二人の女性の姿。
前者は月に一度、必ず足を運ぶ教会で会うシスター。
後者は……苦手意識の抜けない陶芸家]
……と、言うか、俺以外、女ばっかりかよ……訳わかんないな、ほんとに。
[思わず呆れたような言葉を漏らし。
リディの呟きに、そっか、と小さく呟く]
……長引かなきゃ、いいけどな。
[それから、窓の向こうを見やりつつ、ため息とともにこんな*言葉をもらして*]
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