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...... " kcf, "
[ Di, ][小さな音と共に散る火花]
[膚を鋼へと変え強引に処置を済ます]
何処へ行ったやら、
……、
それにしても――
[天青石の瞳は霧に霞む森を映す]
[腰に提げた鎖が重い音を鳴らした]
…ん。
[パチパチと目を瞬く。
目覚めて最初に気付いたのは、直ぐ傍に開く紅]
あれ。ずいぶんと翠樹の力の強い子。
さっきまでいなかった、よね?
[そっと手を伸ばす。
どこか懐かしさを伴う感覚に目を細めた]
そなたも迷い人でしたか。
なれば彼の方に付いて行かれれば、私達のよに一夜の宿をお貸しいただけるでしょう。
……私は臆病ゆえ、どうぞお気になさらず。
[震えた事に、申し訳なさ気に耳を伏せて風人へと告げてから。
少年の伸ばされた手の先を青菫石の瞳が追った。
そこには、彼の少年に従うよに舞う花が、ひらひらり]
わたくしは…いずれ、連れが見つけるでありましょう。
ご招待された方に訊かば、帰り道に至る方法も見つかるやも知れませぬの。
[時の竜が導くを疑わぬ静かな声音で、迷い人への助け手を示す。
それから、"可愛らしい影の精"との言葉に、まさかと耳を立てた]
ええ、そは迎えに行かなくてはならぬ気がいたしまする。
どうか、ご案内願います。
[地ではなく乳白色の霧を駆け、やがて辿り着くは大樹の影]
……嗚呼、やはりそなたでしたか。
[避難するでなく事実を確認する声を零して。
紅色の花に手を伸ばす姿に、ゆうらりと尻尾を揺らした]
お怪我や辛い所はありませぬか?
…えっ、ナタ・リェさん?
[掛けられた声に一拍遅れて顔を上げた。
目が真丸になっている]
えーと。特には…
[てちぺちてちぺち。
自分の身体を頭の上から足の先まで手で叩いて確認し、聖なる獣に頷きを返した]
うん、怪我とかはないし。
今はそんなに変な感じもしないかな。
でも。ここって一体、どこなんでしょう?
またはぐれちゃったっぽい…。
[再びジワリと涙が滲みかけた]
お茶会……。
こんな森の中でお茶会なんて開かれるの?
[今日はつくづくその単語に縁があると思う]
「帰り道どこ」って、
ここ僕の夢の中だからいつでも帰れる、って
そんな甘いことはなさそうだね。どうしたものか…。
[流石に夢の中ではないと悟り始めてきて、
ユリアンはため息を吐く。只人の身ではどうしようもない事態]
うーん。本当にどうしようもなくなったら
ハーヴェイさんやカミーラさんを頼るしかないけど、
あの御二人も今他のお茶会に駆り出されてるんだな。
しばらくは僕の事に構ってられないだろうし…。
[このお茶会とそのお茶会が同一のものだとはまだ気付かず、
小声でぶつぶつ呟く]
[麒麟の声には]
え、本当。泊めてくれるところがあるの?
それなら、そこに案内してもらいたいな。
森の中で遭難よりはずっといい。
それにしても、急に撫でるのはよくなかったよね。
今度から撫でるときは前もって申告するよ。
じゃあ、またね。
[あまり分かってないユリアンは
目的地に行こうとする麒麟にそう声を投げかけた]
[麒麟を見送って、再び少年に向き合う]
というわけで、もしよかったら、
そのお茶会会場まで行くのなら、僕も一緒に行きたいんだけど。
駄目かな?いや、駄目でもついていくけどね。
[なんとなく初対面とは思えない親しみやすさがある
少年に頼んでみた]
そう、ご無事ならようございました。
ミハエル殿と逸れられたのですね…きっと心配なされていますよ。
[奇しくも氷破の王との話題に出た氷精の姿がないのに気付き、大体の事情を察しつつ草を踏まぬよう蹄を進めた。
じわりと滲む涙を、獣としての慰めで舐めようと鼻面を寄せる]
……こちらには招待されたのではないのですね。
なれば立場は私達と同じ。
あちらの館には時空竜殿を始め、館の女主人殿や精霊王殿が募っておられるご様子。
そなたなれば、ご助力をいただけるでしょう。
[お説教も漏れなく付いてくるであろうとは、獣には知らぬ事]
/*
ヒット&アウェイを再びしようと思ってたけど、
こっちの世界に来てしまったら、ユリアンくんの能力では
出られない件について。今気がついた(遅)
もし人数に余裕があったらこのまま参加しようかな。
とりあえず出るとしても、ハーヴェイかカミーラに逢って
助けてもらわないとどうしようもない。
折角だから、ついでに相方・カミーラさんと表で絡みたい。
うん、出口も見えてたの。
だから大丈夫だと思ったのに。
[説明になっていない説明をしつつ。
ペロリと顔を舐められれば擽ったそうに小さく笑みを見せ]
オトフリートさんや…え?
[精霊王という言葉に動きを止めて。
深呼吸一つ。知覚を広げて空間に満ちる力を識ろうと]
…え、え、え!?
何でこんなに…ハーヴェイ様もカミーラ様も。
ついでにラスまでもが居るぅぅっ!!??
[思わず麒麟の首に抱きついて。
ひっくり返った声で叫びながら、思考停止。完全硬直]
僕も詳しくは知らないけれど、お茶会は開かれるんじゃないかと思うよ。
[そうして麒麟が行くのを見送る。花はひらひら、かの女を誘導していった。]
――駄目でもついてくなら、聞く意味がないじゃないか。
[おかしそうに笑って]
一緒に行こう、ユリアン。
[名乗っていないかれの名を、なんともなしに口にした。]
[目尻を舐めれば、僅かに涙の味。
なれど、くすぐったそうに笑う声に私は安堵して鼻面を離した。
素直に状況を探ろうとする邪魔をせぬよう、そっと見守る]
……ハーヴェイ殿? それは、もしや…
[つい先程訊いたばかりの名に、仔細を訪ねようとして。
ひっくり返った叫び声と長い首への熱烈な抱擁にそれは果たせず。
音にならない嘶きが喉から漏れた]
――…! …――…!
[コエに悲鳴が零れたのは、声が出せぬ不可抗力。
なれど霧と時空の歪みが、それを届けたかはわからない]
[「ユリアン」と名前を呼ばれれば首を傾げる]
『あれ?僕、名乗ったっけ?
でも、はっきり僕に向かって「ユリアン」と言ってるし、
いつの間にか名乗ったんだろう』
[違和感を感じつつも無理やり納得し]
本当だ。それじゃ、聞く意味がないね。
行こうか。えっと、名前聞いてなかったね。なんて言う名前?
[そうしてユリアンは少年に*案内される*]
はぅぁぁ。
[それは数秒か、はたまた数分だったか。
腕の中の麒麟が苦しんでいるのに気が付けばわたわたっと手を離し]
あっ、ごめんなさいっ!
ええと、ビックリしちゃって。
ハーヴェイ様は私達の王です。ご自身、精霊界にはあまり居ないんですけど。
うん、また呆れられそうだけど、相談してみます。
[落ち着くためにもう一度深呼吸。
ふわ、と若干近くに感じた疾風と翠樹の気配が、懐かしいそれと重なって軽く瞬く。
だがそれもきっと出会えれば分かるだろうと、今はさておき]
ええと、どこに行けばいいのかな?
[影輝の力を添えた手で、そっと麒麟の身体を撫でながら尋ねた]
僕は、そうだね――
[気付いていないような様子に、くすくすと笑った。
記憶の通りに、変わってはいない。]
内緒。
とか言っておこうかな。
当ててごらん、なんてね。
[どう考えてもできるわけはないけれど。]
じゃあ行こう。
[それでもせがまれたら、答えてしまうのはわかりきったこと。*]
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