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そうだね。きっとあっちだよ。行ってみよう。
[リックの手をとり、広間と思しき所に行けば、
そこには見知った顔が幾つかあって、目をまん丸にした]
え、ハーヴェイさんとカミーラさん!
何でここに……お茶会の準備に行くって
ま、まさか。ここがそのお茶会会場!?
[やっとそのことに気が付く。遅い]
って、ブリジットさんにオトフリートさんまで。
え、何でいるの?
――って。ベアトリーチェ?!
[もう存在しない筈の少女の姿が目に入り、もう思考停止]
風来坊 ハインリヒが村を出て行きました。
14人目、風来坊 ハインリヒ がやってきました。
風来坊 ハインリヒは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[どこかへと向かう現王達に挨拶する余裕は全く無く。ぜーはーと呼吸を整えながら見えたのは、こちらを見ながら挙手をするトラウマの父]
…………。
[言葉には出さずとも、ああ親子だ、と言う表情になっていたかもしれない]
[広間の中に見つけた姿は、ユリアンがまず驚きの声を出した。
一瞬、視界が暗くなったのは、すぐに瞬きをして治す。]
驚いた。
[先までいた気配が、残っている。翠樹の精霊王がいたのかと、冷静に思った。]
ここは力の強い人の集まり?
それとも偶然なのかな。
[止まってしまったユリアンの前で、手を振ってみる。]
……、知るものか、
勝手に動いた、それだけだ。
[抱えた身体は力とは裏腹にあまりに頼りなく]
[困惑の色を僅か滲ませながら呟くように言う]
それに、君がそうなったのは、僕の咎でもある。
[雷撃王と翠樹王の夫婦は深く頭を下げて見送った。
この辺は流石に躾けられた賜物だろう。今は何処か別の場所で何かを手伝わされているらしい影精の青年、ひいては多分母親辺りからの]
ユリアン?
うん、お久しぶり。…あれ?
[きょとん、とした。自分の時間概念からすれば、ユリアンがここに居るのは変な気がした。が、思い出すのは最前の時空竜の言葉、そしてそこにいる少女]
うん、そんなこともあるよね。
[そんな簡単に納得していいのかどうかは知らないけれど]
……うん。
会えるから、へいき。
[ふたりの言葉は優しくて、また涙が零れてしまいそうでしたけれど、なんとか堪えます。こくん、大きく一度だけ、頷きました。]
……、……………?
ユリアン? どうしたの?
[大げさな声で呼ばれたものですから、眼がまん円くなりました。]
[こちらを複雑そうな表情で見る男に首を傾げたものの、翠樹の言葉に真剣に嫌そうに眉間に眉がよる]
…面倒だ。
[はっきりと拒否する。
時空王と遊ぶくらいなら、まだ火炎王の気まぐれに付き合う法がましだと思っているらしい。
とりあえず外へ向かおうとしたのだが、不意に表情を変えて]
…時空王よりも面倒なのが来たな…。
[小さく舌をうったかと思えば、こちらを見る男にちょうどいいとばかりひらりと手を振って、陽光の王の姿はまるで空気に滲むように*融ける*]
すまんな、あとは任せた。
陽光王 ギルバートが村を出て行きました。
いえ、お気になさらずに。
[陽光王の短い謝罪に軽く、返し。
自分の名を呼ぶ声の方を見る]
…………。
[そこに立つ者、その姿にふと思い起こすのは、自らと近しき『書』を巡る一連の騒動で知り合った翠樹の魔]
14人目、殲滅の陽光 ヘルガ がやってきました。
殲滅の陽光 ヘルガは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[陽光王が消えたのとほぼ同じタイミングで、赤い光がふっと滲んだかと思えばその姿は見事にハインリヒを問答無用で踏みつぶした。
ぐるりと部屋を見渡して、目的の相手がいなかったことに苛立ちを隠さず地団太を踏んで]
ち、逃げられたか…!!
[何か手を振られた。面倒なのが来た、とかも聞こえた]
へ?
それってどー言う…。
[言いながら何故か嫌な予感がした。半分呆けたように陽光王が融け消え行く姿を見やる]
んぎゃあ!!!
[べっちゃりと床とこんにちは。更に地団太を踏まれて内臓へのダメージが蓄積していく]
ぎゃっ! ごっ! やめっ!
[しばらく後、ハインリヒの無残な姿が発見された]
さっき、泣いてた子だね。
大丈夫?
[小さく笑う。
誰だか理解しつつも名を呼ばず、ついでオトフリートを見た。]
こんにちは。
[言葉は、現れたヘルガにかなわずに消えたのだが。]
[リックが目の前で手をちらつかせているのが目に入り、
フリーズが解除される]
ああ、ごめん。ちょっと驚きすぎ……っ、痛っ!
[油断していたせいか、死角からのキックが見事に決まり、
ユリアンは倒れた]
何するんだ!ふわもこの癖に!
こんなに人目があるのにバレてもいいのかよ。お前。
[客が見えないところでのVSふわもことのバトルなら
いつものことなので、ユリアンも慣れっこ。
ふわもこの額にでこピン一発し返す]
……やっぱり気にしてたんだ
アーベルは悪くない、て言ったのに
……でも。うん、ありがとう。心配してくれて
[刹那、彼女の体が淡い翠の光を帯び始める]
最後にアーベルに会えて……よかった、よ
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