情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―台所―
…いえ、何でもありません。
これ、どうすればいいのかなーっと。
[頓着しない様子の王に、もう一度だけ深い溜息を吐き。
どこか投げやりな声でヴィオレットに聞きながらちょこまかと動く。どこで慣れたのか、それなりの手つきだ]
うわっ、時空王様。
[その唐突な登場に思わず皿を落としかけるも、危うい所でヴィオレットが支えて。邪魔にならないような位置で手伝い続けていたが]
…なーんか、嫌な予感、が。
[二人の王の会話に小さな声でポツリと呟いた]
[わあわあ言う少女の声も遠くて。
身体が目の前の少女へ倒れたのもわからず、意識は霧の彼方。
後ろにいた時空竜と旅人には蒼白な私の顔色は見えなかったであろうから。よもや倒れるとは思われなかったのであろう。
少女の伴侶たる雷撃の王の脱力した声が、場が動かし始めた]
ああ、ややこしくなる前にな。
……というか、それを楽しむのもどうかと思うんだが……。
[問題発言に、はあ、とため息一つ。
それから、眷属の方を振り返り]
……ああ、手、止めちまったな。
そろそろ仕上げて、運べるようにするか。
[なんでもないよな口調でさらり、と言ってのけた]
[いくら華奢でも下敷きにするはまずいと時の竜に伏した身体を抱き上げられたか、身体が浮いた感覚も遠く。
雷撃王とのアイコンタクトで介抱するものされるもの、そして傍観するものに分かれた様子もわからない。
ただ、旅人が窓を開けてくれたおかげか、苦しげに寄せられた眉はやがてゆるとほどけて。
濃霧を惑うように、ぼんやりと意識が戻ってきていた]
…ん……、
[無意識に打ったこめかみの上辺りに、白い繊手が伸びて。
薄く開けた菫色の瞳が揺らめいて、ぼうと辺りを見た]
相変わらずですね、時空王様も。
[自王に向け肩を竦めて見せ。
嫌な予感、は具体的には言葉にしないでおいた。
言霊が引き寄せても困るし、とか何とか]
分かりました。
皿はこっちのだけで足りますかね。
[何となく誤魔化されたカナとかも思いつつ。
頷いてヴィオレットの指している皿を取り出し盆に積み上げた]
[目の前の一連の騒動が収束?した所で、魂分かつ白梟へと意識を飛ばし、迷子たちの様子を追っていたのだが。
どうやら、こちらへ向かっているらしい、との言葉に、ほっと安堵の息をつく。
休ませていた聖なる麒麟が目を覚ましたのは、それとほぼ同時だったか]
……と、おや。
お目覚めですか。
うむ…
[今ここで、話すべきかどうかと迷う素振りで顎を撫でる]
いや、確証のあることではないのだが…
[雷撃の主としては珍しく、躊躇いがちに言葉を繋いだ]
しばらくどの界からも消えていた、心の魔と呼ばれる魔族が、どうやらあちこちに姿を見せ始めているようだと、な。
11人目、少女 ベアトリーチェ がやってきました。
少女 ベアトリーチェは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
ま、彼女は以前からああだから、な。
[ひょい、と肩を竦めて返し]
ん、何とかなるだろ。
足りなければ足りないなりに、追加すればいいんだし、ま、様子を見て、というところか。
[ベアトリーチェは、眼をひらきました。
そのときにはもう、そこにいたのでした。
その前になにをしていたのか、その後になにをするのか、そんなことはちっとも覚えていません。
ただ、ただ、そこに在ったのです。]
……………?
[きょとり、きょろきょろ。辺りを見回します。
そこは、お屋敷みたいでした。人の気配が、たくさんします。それからなんだか、いいにおいがするのでした。]
……なんだろう?
[不思議に思いながら、ふわふわした足取りで、歩みはじめます。]
心の魔、ですか。
それはまた、物騒ですねえ。
[言いようとは裏腹に、男は笑みを保ったまま。
視線を投げた先で動きがあったことに、目を留めた]
お加減は如何ですか。
[時の竜の姿は、思いもかけず近くにあって。
かけられた声に私は安堵の息を零し、小さく顎を引いて応と返す]
…ええ、あの…わたくし、何か御迷惑を…?
[なんとなく既視感に状況を察しながら、しゅんと眉を下げる。
くらりとするのを抑えながら身を起こし、広くなった視界で探すのは愛し仔の姿。やはり姿が見えない事に、不安を宿した瞳で問いかけずにはいられない]
セレスは、見つかりましたか…?
了解です。正式な人数とかも分からないですしね。
それじゃ、先に運び始めます。
[仕上げのような部分は素人の自分では大して手伝えないだろうと、皿やカップを乗せた盆を持ち上げて台所から広間の方へ]
いや、そういうわけじゃないから、気にせずに。
[しゅん、とする様子に、苦笑しつつ返して]
ああ、セレスは、相方と一緒にこっちに向かってるから、大丈夫……って。
[安心させるよに言いかけた言葉は、ふと聞こえた言葉にぶつり、と途切れ]
……て、あの。
……今、なんというか物凄く、聞きたくない言葉が聞こえた気がしたんです、が。
[雷撃の王を見やる表情は、ちょっと真剣だったかも知れない]
ん、頼む。
[広間へ向かう姿を見送り。
時空王との会話で途切れた仕上げにかかろうとした所に感じる、新たな気配]
……ん?
[微かに覚えのある波動に、貴紫がゆる、と瞬き]
……ヴィオ、ちょっと、見て来い。
[短い言葉に応じて、すみれ色のふわもこ、きゅ、と鳴いてぱたぱたと]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新