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6人目、召使い ユーディット がやってきました。
召使い ユーディットは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[村からやや離れた場所にある、埃っぽい街道。
夏の眩しい夕陽に照らされて、乗合馬車が一台、がたごととやってくる。御者台に乗っていた男が、不意に手綱を引いて馬を止めた。]
[馬車の中に何事か声をかける。
ややして、馬車の扉が開いて小さな荷物を抱えた小柄な女性が一人出てきた。
車から伸びた短いステップを落ち着いた足取りで降りてきて、危なげなく地面に降り立つと馬車から3,4歩離れる。
女性がくるりと御者の方に向き直って丁寧なお辞儀をすると同時に、乗合馬車はまたがたごとと音を立てて出発した。]
[顔をあげ、女性は背後を振り返る。街道から分かれ、この先は崖沿いの道が続いている。]
ちょっと街までお使い、ってだけなのに、遅くなっちゃったな。
お夕飯の支度間に合うといいけど。
[そのまま足早に、吸い込まれるように崖沿いの道へ歩いていった。]
/*
よく見れば、みなさん「肩書き」が変わってるー
あわててメモ修正。オトフリートでも、先生じゃない可能性もあるってことかーorz
[鉱山から、村に向かい歩いて行く。ポケットの中で、小銭をちゃりちゃりと音を立てていた。
ふと見上げれば、きれいな夕日。まぶしくて、軽く目を細めた。]
もうこんな時間か…飯でも食いにいくか。
[足は村の中心地の宿兼酒場へと向かう。いつものことだ]
[村の入り口の門まで来ると、難しい顔をして立つギュンターに出くわした。]
あら、ギュンターさん、見張り番ですか。お疲れ様です。
ええ、街までお使いに。そうです、寄り道してたらこんな時間になってしまって。
[いつものように笑顔で話を交わし合い――
――老団長の顔に浮かぶ微かな陰に気付く]
……どうしたんですか? おでこに皺が寄ってますけれど。
[きょとんとして尋ねるも、彼は「何でもない」と言うばかり。]
そう……ですか? 本当に?
[まだ気になるようにギュンターの顔をまじまじと見ている彼女に、ギュンターは慌てたように、「急いでいるんじゃなかったのか」と指摘する。]
あっ。そうだ、いっけない! 早く帰らないと!
[しまったというように口に手を当て、後の挨拶もそこそこに彼女は村の中へと急いだ。
残されたギュンターの顔に浮かぶ表情には気付かずに。]
/*
ようつべで、オパール鉱山の映像があったので、参考に見てきたり。
http://jp.youtube.com/watch?v=xQLtQ2U-dUQ
参考になればいいなあ。
[一人暮らしにはやや似つかわしくない家に戸締りをして、外に出る。向かう先は、村の中央にある宿屋兼酒場。
3年前、父の病死を知って帰郷し、後を追うように母も眠りに就いてからというもの、食事は大抵酒場で済ませるようになっていた。
作ろうと思えば作れるらしいが、その時間を作曲に割きたい、というのがあるらしい]
ふぅ……どーにも、上手くイメージがまとまらん……。
―宿屋兼酒場―
[程なくして、酒場についた]
女将さーん、晩飯おねがいー。
[元気な声を上げて、ドアを開ける。いらっしゃい、という女将の声を聞きながら、定位置のカウンターの隅っこの席に座る]
7人目、詩人 ハインリヒ がやってきました。
詩人 ハインリヒは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[壁越しから聞こえてくる咳きの音に気付き、小さく舌打ちした後で、体を起こし窓の外の景色を眺め]
やれやれ…またかよ。
ったく、もうちっと寝てたっかったんだがな。
[咳の音の続く部屋へと続くドアを軽くコツコツとノックして]
大丈夫か?お袋。
嗽用の水差しはベッドの横に置いてるからな。
俺はちょっと出かけてく…。
あー、わかってる。わかってるよ。
今度、俺の書いた詩を本にしたいって言ってる奴がいるんだよ。それがでりゃ、まあバカ売れとはいかなくてもちゃんと金が入るから。あー、はいはい。んじゃ、出かけてくる。
[椅子にかけてあった上着を羽織り、ぼさぼさの頭を手櫛で適当に整えると家を出る]
[家から離れ路地に出たところで上着のポケットに手を突っ込む。中にあるのは数枚の紙幣と幾ばくかの小銭]
…っち。だいぶ減っちまったなぁ。
今日も俺には金は無し。されども世は事も無し、ってな。
やっぱり詩人だねえ、俺は。
/*
わー、エーリッヒありがとうありがとう!
正直、主人が見つかると思ってませんでした!
全力で忠誠を誓いますよ!!
*/
/*
料理下手の……ドジっ子メイドさんでせうか。
ところで、口調が定まりません。
まあ、ノリでいいか、ノリで。
[それがいつものことと申します]
─宿屋兼酒場─
……風、空、虹……。
[小さな声で呟きつつ、広場を横切って酒場へと。
曲のイメージの元を零しながら歩くのは珍しい事ではないためか、その事を奇異と見る向きはないらしい。
ともあれ、酒場に無事着いた所でカウンター席に陣取り、女将に声をかける]
……取りあえず、シードル、と。
何か、軽く摘めるもの。
食事は、後から考えるから。
[調子に乗ったのか、その場に立ち止まりいくつか言葉を重ねていたが]
んっんー。どうにも調子がのらねえな。
やっぱり脳に栄養がいかねーとな。
[足はそのまま酒場へ向かい。ドアをゆっくりと開け店内へ。数人の視線が集まり、聞こえよがしの「噂話」が耳に入ってくるのを無視してカウンターの隅へと座る]
とりあえず、ビール。つまみはいらねーよ。
[カウンターに硬貨を投げるように置き、ジョッキを受け取る*]
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