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[掠めた笑みには、こちらも一瞬笑みを浮かべ。
やがてたどり着いた騒動の場、感じるのは慣れた力の波動]
っとー、いたいた!
なぁにやってんだよ、兄貴!
[悠然と立つ嵐竜王に向け、呆れたように怒鳴り。
その背後の気配に、一つ、瞬いた。
ちなみに、怒鳴られた方はやっぱり気にした様子もなく、よう、とか言いつつ手を上げていたり]
村の設定が変更されました。
……あらぁ?
[しばし、黙したまま歩みを続ければ、その先には、なにやら騒ぎの模様]
どういたします、主様ぁ?
『お前に任す』
あぁら。私の好きなように、でいいのねぃ?
[くすりと笑って、小指を舐めた]
答えなど、分かりきっていますでしょうに。
[進めていた歩みを曲げ、その歩みは騒ぎのほうへと向けると―――竜殿にあまり近寄ることも無いナターリエが、珍しく知った顔を見つけた]
あらぁ……ユーディット。
相変わらず、性欲を掻き立てられる顔をしているわねぃ。
御傍にいる、可愛らしい坊ちゃんと、凛々しい青年は、貴方の恋人かしらぁ?
/*
…モチベーションが見事に転落しておりました。
入村遅延申し訳なく。
新しいト書きで挑もうとしてみましたが、
…大丈夫なのかな。随行者が2人とか。
…せめてぱっと見で良いから中身バレしていなければ良いですが
まさかの手違いで入村文消去してしまって、15分位呆然と(…)
疾風の王サマ。
放浪癖は今更たぁいえ、弟を放って野次馬は、
流石に感心しないねぇ。
[ 王と呼びつつも、まるで相手の立場を気にせぬ口調は、多少なりとも先程とは色を変えていた。幾分荒い科白とは裏腹に、歩みはゆったりとしたもので、紫紺の裾が翻る事も無い。
寄る他の気配は気にした風もなかった。]
[そうして、嵐竜王の後ろに従者のごとく立っていると、嵐竜王に掛けられる怒鳴り声。
それに振り向くと、そこには記憶に在る顔。
検索──該当。]
こんにちわ、ティル。395963時間ぶりです。
[そう言ってティルに体を向け、深く頭を下げる。
ちなみにだいたい45年です。]
[各方向からの突っ込みに、嵐竜王は短く切った髪を掻き]
「や、生憎こっちの美人さんとはそんな仲じゃねぇ」
[流水の気をまとう者に冗談めかして返し]
「そうは言うが、俺もコイツもガキじゃねぇんだから、問題ないと思うぜ。
そっちも細かい事は気にしなさんな、影輝の」
[歩み寄る紫紺に返す言葉は軽い]
[僅か、雰囲気の変わった紫紺を纏う者に微かに戸惑っていた所に投げかけられた挨拶]
はい?
[しばし、思考停止]
あー……あれ、もしかして。
あっちで、死に損なって暴れてたヤツ鎮めた時にいた……?
[死に損なって暴れていたヤツ=ドラゴンゾンビの事らしい。
さすがに、その単語をここで使うのはためらわれるのでぼかしたのだが]
久しぶりっつーか、それ、どーゆー挨拶。
[相変わらずわけわかんねー、とか。
青の瞳をユーディットに向けつつ、過ぎるのはこんな考えなのだが]
[ユーディに近づくと同時に、ノーラの姿が視界に入った]
あらあらぁ。
こちらもまた、見目麗しいお嬢さんですわねぃ。
[と言い、いつもならば、なんらかの誘いをかけるのだが、いまいちその正体が掴みきれなかったので、さすがにそれ以上は言葉にしない。
そして、かけた言葉に嵐竜王の言葉が返ってくれば]
あらまぁ。
貴方が嵐竜王様。
これはとんだ失礼を。
[言いながら、優雅に一礼]
お詫びと言ってはなんですが、今宵の夢。私と一緒にいかがかしらぁ?
[ぺろりと、妖艶に唇を舐めた]
[久方ぶりに見る友は豊かな髭も輝く白となり、稀有なる仔竜を育て上げた労苦と誉れの皺が深く刻まれていた。
短い挨拶と互いの仕事の完遂を願う言葉を交わし、会議場へ向かう少し小さくなった背を僅かな感慨を込めて見送る]
旧友と会うは嬉しく寂しいもの。
けれど彼の掌中の珠を見るは楽しみか。
[皇竜王の随行者として選ばれた養い娘エルザの事を告げた旧友の声に穏やかな誉れを感じ取り、青年は口元の笑みを深めて歩を進める。
気配なく移動する姿は黒に近い紺。詰襟と同じ銀糸の紋様を刺繍された広口の袖と長衣の裾を揺らし、宮殿のテラスへ出た]
[ 返り来た嵐竜王の言葉を受け止め、数歩の間を空けた位置でノーラの動きが止まった。行き交う会話の流れを追うかの如く、片側のみの眼差しが移ろう。
左側に数度ばかり、首が傾いだ。]
[そして新たに聞こえてきた声にも覚えが。
検s─該当。]
こんにちわ、ナターリエ。その節はどうも。
貴女との経験は私にとって非常に学習になりました。
ですが、残念ながらこの方々は私とはそういう関係ではございません。
[そして何故か、申し訳ありませんと続けて頭を下げる。
……経験の内容? ……まあ、色々在ったのさ。]
「あー、それは遠慮するわ。俺、まだ死にたくねぇ」
[今宵の夢、の誘いを嵐竜王は肩を竦めてさらりと受け流す。
何に殺されるかは……推して知るべし]
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