情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―回想―
「長い事帰ってないけどな。この仕事が終わったら、一緒に連れて行ってやるぜ。きっとお前も気に入るから」
…酔うといつもクラークはそう言った。
「海が青くて、アサリが美味くて」
それは何度も聞かされた。耳タコだ。オレをシーフードにしてどうする。
「絶対気に入るから。惚れるから。間違いないって」
ふふっ…
[自警団員に連行されながら、つい、笑っていた]
お前、生きてる間は本当に嘘ばっかりだったな。どうしてくれるんだよ、クラーク。
[誰にも聞こえぬほど小さな声で、亡き友に文句を言った。けれどそれは、怒っているのでも嘆いているのでもなくて、懐かしさに満ちた、軽口]
ギルバート=W=モーレンジ
■1. 名前:ギルバート=W=モーレンジ
■2. 職業:今は流れ者。いろいろな仕事をかじってきたが、特技と呼べるのはむやみと立つ腕っ節くらい(が、たいていトラブルしか起こさない)。23歳。
村に入った数日前から、友人クラークの遺言を叶えるため、森の中でクラークの宝箱を探し続けていた。
挙動不審は言い訳の仕様もない。
クラークの遺品と、宝箱の両方をそろえてから遺族に会おうというのは、ギルバート自身のただの意地に過ぎなかったから。
/中/ 死んだ友人クラークの遺品を持ってきた、と言う設定なので、クラークの遺族(老若男女問わない)を大募集中。クラークとの関係はなんでも構わない。
が、今いる人間にはよそ者がそもそも多いんだな…。
―集会所―
[ハーヴェイと名乗った青年がくるくると、目の前で皿を回し始めてから。細い棒が(多分意図的に)危うげな動きを見せる度には、と息を飲んだり
クラウンが微笑んで広げた荷物をしまい始めたときにはつい、拍手と笑顔を送っていた。
流石は本職だな、と感心する]
此処へ来るより前に、きっと、沢山の場所を回ってらしたんですよね。
ご家族とか…一緒では無いのですか?
―集会所―
そうですね、確かに色々回りました。
昔は、ずっとこういう役だったんですけどね。
[最近は大掛かりなものもやるようになりました、と笑って。
むしろ笑うしかなかったともいう。]
家族は、一人。姉が居ますね。……ええ、姉、が。
[あんなのが、とは口に出さなかった。]
―集会所―
[入れ、と言う言葉と同時に、...は強く突き飛ばされた]
のうわあっ!
[つんのめって、かなり勢いよく、転んだ。その背後で、ぴしゃり、入り口を閉める音]
いててて。嫌われてるなあ、オレ。
[何となく意味深な気配で”姉が”と言われたことに、少し違う感想を持ったようで]
お姉さまですか。
ええと、あなたがこのような事になって此処へ呼ばれて…お姉様は……ええと、早く解放して貰えれば良いですね。
─海辺・船着場─
[船は黒い海を越え、櫓の最後の一漕ぎが船着場への道をゆるやかに波立たせ、コツンと船先が当たった。
青年が先ず船から降りたった。]
―集会所―
[突然、乱暴にいれられた男の姿に、目を丸くする。]
……大丈夫ですか?
[思わずそう尋ねた。どう見ても大丈夫そうではないが。
それから、ネリーを見て、暫し悩んだ。
いっそあれの実態を教えてしまいたいとは思ったりしたのだが、サーカス全体の印象を悪くすることもあるまい。]
そうですね、お互いに。
早く解放されると良いものです。
─海辺・船着場─
[彼は、自警団員の青年の後に続くと桟橋に向かう。桟橋から伸びる村の主要道路の傍に、集会場があるからだった。桟橋の向こう側は砂浜が覗いている。]
[照れくさそうに立ち上がりながら]
あー、うん。
サンキュ。大丈夫大丈夫。
[笑おうとするが、表情を作ると口の中に広がる血の味。…痛い]
[放り込まれた男を、やはりやや少し遠巻きに見ながら、自分はこのように扱われなくて良かったと思う]
…旅の方ですか。
この村ではあまりお会いした事が無いとは思いますが…。
[笑い損ねた男の顔を見て、矢張り、つらいのだろうと思う。]
大丈夫なようにはみえませんよ。
怪我をしているんですね。……もっとちゃんと治療した方が良いのでは?
[そしてネリーの言葉を聞いて、やはり余所者だからか、と思う。]
/PL/
うーん上手く乗って来ないなあ。キャラが。
ごめん、ハーヴェイ。良いキャラっぽいのに。
けけけ決して急ごしらえだからじゃない筈!
…ん……。
[夜風の冷たさに、それは身じろいで小さく声を漏らした。
微かなそれは、若い女性のものらしかった。
足先をくすぐるように波が揺れる。]
─桟橋─
…すみません。
図書館に本を返しておきたいのですが、いいですか?
[自警団員の青年は、後方が勝手に立ち止まり尋ねてきたので振り返った。集会場に連れていった後に、青年が返しておく旨を約束すると、彼は感謝する。]
誰か、倒れていませんか?
[青年の遥か向こう側に見えていた、砂浜にあった黒い物陰が動いたように見えた。]
「まさか!」
[自警団員の青年は弾かれたように物陰へ向けて走り出した。まさか、人狼に────?]
[さすがに少々戸惑ってから、中性的な青年と行儀のいい少女に尋ねてみる]
ここ、集会所だよな。
物騒な事件の容疑者が集められてるって、お二人さんも容疑者?
[どう見ても優男とか弱い女の子じゃないか。それにこんなにも善人のオレ。連中、何を基準に人を逮捕してるんだ]
ああ、怪我、ね。
[何故か遠い目をする]
オレの怪我については、自警団の連中をあんまり責めないでやってよ。それにホント、たいした怪我じゃないんだ。
[多分、オレのやらかしたほうが五倍は…]
それより、さ。ちょっと聞きたいんだけど…。
[...の腹が、ぐう、と鳴る]
ここ、食いモンあるかな。昼に弁当食った後、なにも食ってなくて。
容疑者、らしいですね。
あなたも、矢張り?
……怪我については、ですか?
[一体何があったのか、と思う。当然哀れな自警団の人がどうなったかなんて、わかるわけもない。
それから、ネリーを見て、]
村に何年も住んでいるならきっとご存知ですよね…?
もしかしてこの村、バーとかありますか?
[なんだか妙に真剣だった。]
─砂浜・波打ち際─
[彼は遅れて、波打ち際に倒れていた物陰へと辿りついた。既に、自警団員が【抱き起こしていた。】
月光の下に、幾らかの砂粒がついた褐色の肌が露に見えている。陽を照らし返した月、月光を照らし返した砂浜は青白く、眩惑的だ。
彼が見たところ、青年は女性と砂浜の雰囲気に飲み込まれているようだった。]
[砂の上にぐったりと横たわったままの女。
濡れて引き裂かれたようにボロボロになったまま纏わりついていた服は、多少乾きかけていた。
身体を調べれば、血の固まりかけた傷が幾つか見つかるかもしれない。
擦り傷なのか掻き傷なのかは判別はつかないが。
冷えた身体は、それでもわずかに息がある。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新