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奏者 ミハエルは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[ランプの灯に照らされ、ぼんやりと浮かぶ部屋の光景。
物は少なく、整然と本の並ぶ本棚と、白いシーツの掛かった無人のベッド。
それらから少し離れた机の前にこの部屋の主はいた。
微かな寝息を立てて。
雑然とした机の上は、全体的な部屋の様子からはそこだけ異世界のよう。
棚から幾つか抜き出された本が積み上がり、その間から覗き、若しくは床に落ちている白い紙。丁寧に引かれた五線譜の上に散らばる音符。
机の傍らには、濃い影に紛れるように黒いケースがひっそりと置かれていた**]
/*
昨日までオトフリートで入る気だったのに、気付いたらこんなことに。
しかも身の程知らずに呪狼希望なんだぜ。
赤なら智狼か囁き希望多いかなーとか思ったりしてるんですが、他に希望者いて弾いたりとかしたらすいません。
あと金属殆どないと書いてあるのを理解した上で奏者とか、楽器はどう調達したんかい。
1.たまたま採れた希少な奴で作ってある。
2.刃物と同じく石で頑張った。
のどっちかだと思います。
楽器の種類すら決めてないしな!
/*
あとカコイイ肩書きが思い付かなかったので、議事の白タキシ2人組からそのまま持ってきますた。
前2人蒼とか白とか何か凄いけど、問題ないよ、ね…?
基本設定すら漠然としか決まっていない。
大丈夫か私。
村の設定が変更されました。
/*
言い回しを直そうと思って忘れていた。
あほのこですな。
いや、眠かったんで。
(なら朝に村建てなさいというお話。
いや、夜建てて朝見直しの方がいいかと思ったんだ……!)
そして、エリ・ミハで兄弟縁故とはまたおいしい。
キャッチせねばなるまい。
/*
ちなみに、メモ文字数は地味に増えてます(ここで言うな)。
情報欄も増やしてあったりして(だからここで言うな。
しかし、自分がどんなに泣いても改行限界は増やさない俺。
……これを外すと、鳩で読めなくなったりするからな……。
[艶の無い唇から零れるのは、高い音の歌。
くるり、回ると揺れる、白い体に纏った白いワンピース。]
♪ネッスン ドローレ、
ヴォラレ ヴェルソ イルシェーロ、
ペル アンダレ リベロ
[白練の服を着た――歌う、子。]
[くるり、回ると白いワンピースの裾が広がる。
袖も襟も飾り気も無いそれから覗く、裸足のつま先は跳ねるように歩く。
狭い小屋の室内に敷き詰められた、綿毛がふわふわと舞い、雪のようだ。]
♪ヴォレイ チェヴェロ
セシ ルアーラ
[小さな笑みと共に高く歌をを口から零しながら、簡素な靴を履き扉を開けて外へと出る。
彼女の住む小さな小屋はその背を岩壁につけ、後ろから大きな岩が屋根の上へとせり出している為辺りは薄暗い。]
[ぺたりぺたりと道を歩くと、白い綿毛がたっぷり並ぶ絨毯畑が彼女の目に見えてきた。
そちらへと向かう足取りは軽くステップを踏み、擦れ違う人は何時もの光景に目を逸らすか、じっと見る。]
♪レ アリシ スヴィルッパ
ヴェルソ イルシェーロ…
[調子づき声は少し大きく高く詠いながら、薄い笑みを浮かべて花畑へと足を踏み入れる。
青白く細い指は白い綿毛を千切ると布袋に入れる、それを何度も繰り返した**]
―都市の端:綿毛草の大きな畑―
─アトリエ─
[ふと、眠りから覚める。
時間の推移はわからないが、それはいつもの事で]
……さて……しまっとかんとなぁ。
[間延びした声で呟きつつ、眠る前に描いた絵を見る。
蒼穹の下で微笑む姿は穏やかで。
それは、老婦人の最期が穏やかであった事を、何よりも端的に物語っていた]
…………。
[しばし見つめた後、立ち上がって。
絵を抱えて、アトリエの奥へと向かう。
そこは、代々の『絵師』が描き続けてきた絵をしまう安置所。その一角に、新しい絵をそう、と置いて、外に出る]
さて……スケッチにでも行くかぁ。
[のんびりと呟き、スケッチブックを片手にふらりとアトリエを出る]
[ふらふらと、宛もなく歩いて行く。
途中、すれ違うものとは適当に挨拶を交わしながら。
足が向くのは、綿毛草の花畑]
─ →綿毛草の花畑─
……ここはいつも、明るいねぇ……。
[真白の空間を見やりつつ、ぽつり、独りごちた]
…あらぁ?
[布袋と畑を忙しなく行き来する手を止め、
少し向こうに、同じように綿毛を取る為に来たのではなかろう人物を認め、歌う声を止めて顔を上げた。]
こんにちはぁ。
[満面の笑みを浮かべ、手を振った。]
うふふふ。
お仕事、毎日これにいっぱい集めないとなの。
貴方も、お仕事かしら?
[両手で布袋をちょいと挙げて見せながら
顔を斜めに傾げると、肩から髪が流れ落ちる。]
いっぱいに、かぁ。
毎日大変だねぇ。
いんや、俺は、お仕事が終わったあと。
のんびり一休み、ってとこだね。
[軽い口調で言いはすれど。
彼の『仕事が終わった』という事は、誰かが死んだ、という事でもあり。
その点で、畏怖を抱く者も、少なからずいるのだが]
お仕事、終った所?
ならまたひとつ、なのねぇ。
[嬉しそうにしか見えない笑みは、不謹慎なのだろうけれど、彼女は気にしない。]
がんばって、ね。
誰にでも出来る『お仕事』じゃないのだもの。
そうだねぇ。
[またひとつ、という言葉に、頷く。
なんでもない事のように。
一見すると軽薄にも見える表情の下の真意は、容易くは伺えないが]
ああ、こればかりは、ねぇ。
俺がやらなきゃならない事だし。
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