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っっっづぁっ!?
[目から星が出るほどの拳骨の衝撃にごろごろと悶絶。]
い、いきなりなにすんだよ、親父!!
[頭を涙目で押さえつつ、恨めしそうに殴った張本人である父親を見上げる。]
「じゃぁくゎましいわぁ、くぉの馬鹿息子がぁ。時間になっても工房に来やがらねぇから来てみればぁ、案の定、妄想に耽っていおってぇぃ。
夢を追いかけるのは結構だが。ちゃぁんと働かねぇのならぁ、今日のおめぇの飯は抜きだぁっ!」
ちょっ、それは勘弁。
働く。働くから飯は食わせろや、この暴力親父!
[いや、なぜそこでキレる?]
[ランプを片手に、目的地へ向かう。
途中で擦れ違う顔見知りには軽く挨拶を。とは言え、全く知らない者のほうが少ないのだが。
相手が年下であっても、丁寧語が崩れることはない。
暫く歩いて見えて来たのは中央広場。
何かある度に集められる場所だったが、目新しい事件も特にない今は誰もいないようだった]
[ちなみにそのあと、綺麗な右のアッパーカットで錐揉みに宙を飛んで、やったね夢が叶った…………って違げぇぇっ!! なことがあって、気絶したまま親父に工房まで引き摺られて行った(しかも足持ちうつ伏せ)わけだが、実際いつもそうなので周りの反応はまたか、という感じ。
ちなみに、親父さんは土器焼きの職人さんで、彼もその見習いやらされてます。]
あら?
あらあら?
[少しばかり何時もより遠くに来たのだろうか、
あまり見覚えの無い家の中から聞こえたのは怒声と破壊音。
驚いて見上げると、錐揉みに宙を飛ぶ何かが見えて、笑みを浮かべたまま首を傾けた。]
[どうしたものか、としばし悩み。
適当な誰かに聞くかあ、と思って、花畑を離れる]
……さて、誰に聞くか……。
長のじじ様が一番早いんだろうけどなぁ……。
[ぶつぶつと呟きつつ、歩みは広場方面へと]
[足を踏み入れる。
壁のヒカリコケのお陰で、広場は常に明るく保たれていた]
頂きます。
[誰にともなく呟き。
入口近くに生える僅かな量をこそげ落とし、空のランプに入れる。
中に入る量が増えるにつれ、ランプの明るさも増していく]
これくらい、かな。
[十分な明るさになったところで、手を止めてランプに蓋をする。
目的は果たしたものの、すぐには帰ろうとせずに、辺りを見渡し。
中央の泉のほうへ近寄る]
村の設定が変更されました。
[泉の淵に屈み、手を浸した。
冷たさに目を細め]
海水と違う、水。
…どうなっているんだろう。
[手を引き上げ立ち上がれば、指先を伝い雫が垂れる。
上を見上げても、ここからは空は見えない]
[どこかのんびり、のんびりと歩みを進める。
すれ違う人々は、年長者ほど恭しい態度で挨拶してくるが。
対するこちらは、常と変わらぬ軽さのままで、それに応える]
……と、いうかなぁ。
もう少し、気軽に喋ってもらえんもんかねぇ……。
[堅苦しいのは、苦手なためか。
結局、聞きたい事も聞けぬまま、話を切り上げる、という事が先ほどから延々と続いていた]
[暫く首を傾げていたけれど
それ以上、外から窺える物は無かったので
くるりと違う方向を向くと、歩いて来た方向とはまた別の方向へと、歩き出した。]
そらのいろは、うみのいろ
うみのあじは、そらのあじ
[高い声で歌いながら、歩く。
悪戯好きな子供が髪を引っ張れば、笑顔を返した。]
よっし、糸やりにいけばいいんだよね。
おかーさん、いってきまーす!
[後ろから、母親の声が少女に届くが、もう走り出したあと。
聞こえないところまで走ると、減速して空を眺めた。]
でもさ、酷いよねー。
ユリアンは空とべたかなー?
別に水にもぐったって、空とんだっていいじゃないねえ?
[道端の案山子が言われたってこまるという顔をしていた*ようにも見えた*]
[歩く途中、耳に届くのは、歌う声]
ああ。あの子かぁ。
[小さな声で呟き、同時に、先の問答を思い出して微かな苦笑を浮かべる。
そこに、呼びかける声一つ。
振り返った先には、都市の長]
ああ、じじ様。
丁度いいけど良くなかった。
[曖昧な言い回しに、長は怪訝な顔を覗かせるが。
それには構わず、聞きたい事を*問いかけて*]
/*
そうそう、挨拶をば
どもどもー、萩月でござーい
今回は海をリディっこに取られたので空を目指すことにした
まあ、問題は一切ないんでかまいやしないのですが。むしろ、海の方は下手するとエピまで残って脱出しかねないから(ぇ
ちなみにErdeはドイツ語で『大地』。空に憧れるユリやんには皮肉なお名前。
あとMitteは『中央』。ねこさんはミッテ先生連想してるかもなぁ
引用まさしくそれだけど
7人目、青年 アーベル がやってきました。
青年 アーベルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
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