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…身の上書?
取り敢えず、それを書きゃいいんですね。成程。
分かった、奥で書いてきますんで少々お待ちを。
[差し出された紙を摘み][靡かせ部屋の奥へ]
…ああ、面倒くせ。
[一つ扉を隔て][洩らす音]
[*玄関までは届かない*]
[調書に連ねられる名が一つ増え]
[集会所に一つ影が増える][もっと前の話]
■名前:アーベル=アレント(Abel=Arendt)
■年齢:25
■職業:講師補佐
■経歴:1年前より、職の関係で遠くの街から此処へと移り住む。
以来、村の学校で補佐として働きながら、正式な講師になる為の勉強も行っている。
4人目、薬師 ゼルギウス がやってきました。
薬師 ゼルギウスは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
[初雪の降る数日前のこと]
や、久し振り。
今年も来たよ。
[村に入り見知った人達に声をかけて歩く]
[雪で村が閉ざされる前、彼は必ずこの村にやって来た]
ひと冬越せるくらいの薬草は持ってきたから安心してな。
尤も病気も怪我もしないのが一番だけど。
え、子供生まれた!?
そりゃおめでとう!
後で見に行っても良いかな?
[居なかった期間にあった出来事を土産話をしながら聞いて]
[最終的には毎年お世話になっている診療所へと向かった]
センセ、今年もお世話になりまっせー。
[にかっと人懐っこい笑みを浮かべる]
[そして新しく手に入れた薬草などを、診療所の医師に譲り分けたりするのだった]
[初雪の降った朝]
[寒さに寝台の中で身を丸くしていた彼を呼び起こしたのは医師と自衛団員の声だった]
む〜、なんすか、朝早くにぃ。
[寝ぼけ眼を擦りながら上半身だけ起き上がらせ]
[寝起きに聞いた言葉は直ぐには頭に入ってこなかった]
……えーと?
俺が容疑者?
一体何の話?
良いから集会場に来い?
怪我人でも居るのか?
[全てを疑問で返すため、半ば強引に集会場へと送還されることに]
あー! 待って待って!
仕事道具も持ってくから!
[常に持ち歩いている道具箱を肩にかけると、自衛団員により集会場へと連れて行かれた]
[辿り着いた集会場で書かされたのは身上書]
──────────
■名前:ゼルギウス=インスタビリ=ベルスタンド
Sergius=Instabil=Verstand
■年齢:27
■職業:薬師
■経歴:7年ほど前から冬の間だけ村に滞在し、村人にその都度薬を分け与えている。
冬以外は他の場所を旅しながら材料集め。
昔、行き倒れる直前で村の人達に助けてもらい、以来冬の間閉ざされてしまう村に共に籠り、診療所に泊まり込み怪我人や病人の対処をしている。
行き倒れの話は村の中では結構有名。
7年前の行き倒れ事件に関わった者であれば、ゼルギウスが今から10年前以前の記憶(特に家族に関する記憶)が抜け落ちていることを知っていても可。
──────────
/*
今気づいた。
ベルスタンドじゃなくてベルスタントだよorz
良いや、そのままで行こう。
あとベルにするかヴェルにするか悩んで結局ベルに。
色々間違ってるだろうけどキニシナイ。
そんなこんなで狂信者希望でお邪魔しまする、ろこあです(ぺこり
仕事ほっぽって文章練ってたんで、仕事してきます(滅
5人目、指物師 エーリッヒ がやってきました。
指物師 エーリッヒは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
それで何。
俺、今戻ったばかりなんだけど。
[玄関先で重くなった外套を脱ぎ、招かざる客人を振り返った]
…ああ、夏小屋には一人で行った。
誰にも証明なんてしてもらえないさ。
[睨むようにこちらを見る相手に溜息を一つ]
分かった、行くよ。
けど、少し休んでからでもいいだろう?
疲れてるんだって。
[どうにか譲歩を引き出すと、家の中へ入った]
ったく、子供だましの御伽噺を。
[外套を壁に下げて奥の部屋へ。
ベッドに腰掛け、そのまま背中から倒れこんだ]
…とばかりも言えないんだろうな。
あいつらのあの表情。
参った。間が悪すぎた…。
[そのまま転寝すること暫し。
寒さで目が覚め、諦めて荷物を作ると集会所へ向かう]
あー、はいはい。
これを書けばいいわけね。
[左手に握られたペンがサラサラと動いてゆく]
──────
■名前:エーリッヒ=マイヤー Erich=Mayer
■年齢:26
■職業:指物師
■経歴:生まれはこの村。8歳の時から12年間は街へと修行に出ていたが、父の死を切欠として村に戻り、家具や小物を作って暮らしている。
──────
/*
とりあえずエントリーだけしておいてと。
男3人並んでたからちと悩んだけど、まあきっと大丈夫だろうと最初の案で入りました兎猫です。
ちなみにゲルダと悩んでいましたが。機動力の作れるのにしておかないとまた固まりそうなのもあってこっちなのですよ。
詳細?決まってるわけ無いじゃないですk(殴
まあ一応、占い通ったら右手で人物像彫る予定とかは。
…普段に右手使わせないように気をつけないとな。
それでは、また暫く宜しくお願い致します(ぺこり)
おっと、こりゃどうも。
[広間に入り、ソファーでぼけっとしているゼルギウスに軽く会釈。
それから他者についての情報を求めて]
…あー、そうくるか。
まあ分からなくもないけどな。
[何度目になるかの溜息をついた**]
─集会所二階・個室─
[てしてし、てしてし、と頬を叩く気配に転寝から目を覚ます]
ん……なんだ、ヴィンデ。
[叩いていたのはそこだけ白い猫の靴下。
起き上がり、感じたのは違和感]
ここは……ああ、そうか。
[自衛団員からの要請でやって来た集会場。
たどり着いたあと、身上書を提出して、ここで待て、と言われて──その後、徹夜の影響が出て辛いから、と二階の個室に引っ込んでいたのだと、思い出し]
さて……とりあえず、何か、胃に入れるか……。
[呟いて、猫を伴い階下へと向かう]
─集会所・広間─
……何故に。
[下に降りて広間に入り、最初口をついたのはこの一言。
足元の猫も、不思議そうに尾をゆらり]
俺はともかく。
家主殿まで呼びつけられるとは。
[何を考えているのやら、と呟きながら、厨房へと足を向ける。
ここにいる間は、厨房は自由に使っていい、と言われていた。
食材なども、一応備蓄はあるらしい。
ここは何かあった場合の非難所としての側面もあるので、それ自体は別に違和感を感じるものではなかった]
茶を淹れるが。飲むか?
[広間と厨房の境界線で足を止め、思い出したように場にいる者たちに問いかける。
返事がどうであれ、紅茶を淹れるに変わりはないが]
─集会所・広間─
[起こされて直ぐ連れて来られたためにぼけーっとしている間にそのまま居眠り]
[船を漕いだところで声をかけられ、それにより再度の覚醒がなされた]
は! 寝てた!
やぁエーリ君、どうしてここに?
[結局のところ詳しい話を聞いていない(聞いても寝ながらだった)ために疑問符を浮かべる]
[寝ている間にライヒアルトも集会所へとやって来ていたらしく、茶を淹れるとの声にそちらを振り向いた]
おや、ライヒ君まで。
お茶はありがたく頂くよ。
にしても何故俺はここに。
[寝ぼけ頭では記憶に残って居なかった模様]
……何故、と聞かれてもな。
自衛団に、呼び出しされたんだろ。
[少なくとも俺はそうだった、と返しててきぱきと茶の支度を進める。
広間に残った猫は暖炉の前に陣取り、くぁ、と欠伸]
とはいえ、何を考えてるんだ、とは言いたいけどな。
[広間に戻り、鮮やかな茜色を配りつつ、零したのはこんな呟き]
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