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―集会場広間―
これ、親父の手だよな。
[ポツリ。暖炉の隣にあるカップボードに触れながらの一人ごと]
古いのを手直したって感じかね。
ここ…元領主の別荘だったりすればいいんだけれどな。
[耳に残る自衛団員の声。
子供の頃は共に遊んだはずの青年が向けてきた目は]
もう6年か。
[父もいない。母もいない。
新たに所帯も持たなかったのには理由があるけれど]
……まだ6年、か。
[ふるり、首を振って。
暖炉の薪を増やし調節して暫くは消えないようにすると、食べ終わった食器を持って厨房へ]
[結局、思うような言葉は引き出せず、集会場で待て、という言葉に頷くだけとなったのだが]
……あんたは。
何を、したいんだ?
[立ち去り際、投げかけたのはどこか唐突な問い。
沈黙を経て、返るのは、「村を守る」との言葉]
……そう、か。
[小さく呟き、一礼して歩き出す。
肩の猫もワンテンポ遅れて、小さく頭を下げる仕種をした]
―厨房―
あ、しまった。
[小皿が一枚、綺麗な半月二枚と化した。
自分の家じゃないのにどうしよう、と首を傾けながら悩み]
後で家から補充させてもらうか。
今は使っていない食器もあるしな。
[残りの食器は持ち上げずに洗うという、以前やっていた方法を使って汚れを落としていった]
守る、か……。
[呟きながら、歩みを進めていく]
……裏目にでなきゃ、いいんだが。
[黎明に掠めた嫌な予感は、振り払えてはいない。
嘆息を一つ、零して集会場へと戻る]
……人は、増えた様子もない、か。
[広間に入り、やれやれ、と。呟く肩から猫が飛び降り、暖炉の前へと駆けてゆく]
……まあ。
大事無いとは思うが。
[子供じゃないんだし、という部分は押し込んでおいて。
暖炉の前に転がる猫を横目に、厨房へと向かい]
……惨事には、至っていないようで。
[第一声が、何気に酷い]
惨事って。
お前、俺を一体何だと…。
[洗い終わった食器を、こればかりは持ち上げないと運べない。
そんな時に声を掛けられれば]
――あ。
[また一枚、重力に引き寄せられる皿]
家主殿だと思っているが。
[何だと、と問われて素で返す。
直後、翠の瞳に映るのは、重力に引かれる皿、一枚。
押さえに行くには、遠かった]
……後は、俺がやるから。
ヴィンデと遊んでやってくれると、助かる。
[これ以上の惨事拡大は避けたい。
色んなイミで。
そんな思いから、口をついたのはこの一言]
[小皿と同じ運命を辿った大皿。
流石に目の前でやってしまえば取り繕いようもない]
確かにそれは間違いない。
あー、おかえり、じゃなくて。
すまない、頼んだ。
[誤魔化すように気まずげに。
小さく頷くと手に残っていた食器を台の上へ置き、肩を落として広間に戻ろうとすれ違う]
6人目、調理師 ゲルダ がやってきました。
調理師 ゲルダは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
……あまり、大きな声を上げないで下さいますか。
そう言う物言いは幾分失礼だとも感じますけれど、来いと言われて抵抗するつもりもありませんから。
[表情に乏しい翠玉が、厨房内の自衛団員を見上げた。
聖域とも言える自身の職場に無遠慮に踏み込んできた相手。
抑揚に欠けた声は、言葉にばかり苛立ちが表れる]
勝手に容疑者にされるのはともかくとして。
大袈裟に騒がれて、叔父様の店の評判を下げられては困ります。
[小さな村のこと。
噂が広まるのはすぐだと分かっていてもそう制して]
そも、無理に片付けんでも良かったのに。
[戻ればやるつもりでいのだから、と。
広間に戻る背に、当たり前のように言いつつ、まだ着たままだったコートを脱いで作業を始める。
使われた皿の片付けと、割れた皿の始末と。
どちらもやけに手際がいいのは、来た頃から変わらない。
……むしろ、技術向上しているかも知れないが]
[伝えられる内容を手近なレシピの裏に書き記す]
集会場に、ですか。
[嘆息を吐くも、表情はさして変じない。
翠玉の上。長い睫毛が微かに伏せられた程度]
分かりました。
それなりに長丁場になる可能性があるのなら、一度家に戻って荷物を纏めてから、向かわせていただきます。
[そうして、一刻の後、集会場に辿り着き]
これを記入すれば良いんですね?
―――
■名前:ゲルダ=キルヒナー Gerda=Kirchner
■年齢:22
■職業:調理師
■経歴:村生まれ、村育ち。数年前、両親が他界してからは叔父の経営する食堂で働きながら、一人暮らしをしている。
―――
[僅かに癖の有る文字を、無表情のまま素早く記し、渡す。
それが認められれば、広間へと]
……あ、と。どうも。
[進んだ広間で人の気配に気付けば、口数少なく挨拶を]
うん、まあ。
集団生活中にあまりまかせきりなのも、ってな。
[それで仕事を増やしていては話にならないわけだが。
戻った広間、暖炉の前で転がっている猫の横に座り込み]
ヴィンデ。
お前の飼主ってホントに器用だよなぁ。
茶を淹れるのも上手だし。
[てちてちしてくる猫の手を、左手で受けたり押し返したり。
実に平和風景だった。ここに集められた理由を忘れていれば]
7人目、療養中の少女 ベアトリーチェ がやってきました。
療養中の少女 ベアトリーチェは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
おや、ゲルダ。
君も呼ばれてしまった?
[人の気配と声に顔を上げる。
村に戻って1年の間は、特に世話になっていた店の娘だった。
右手をひらりと振って挨拶を返し、小さく苦笑う]
村人であれ必要あれば、か。
…必死なんだな、爺さん。
[片づけがてら、新しく湯を沸かし、紅茶を淹れなおす準備も進める。
皿が片付くと、広間に置いた荷物の包みの所へ愛用のカップを取りに戻り]
そうとも言うが、それで怪我でもしたら笑えまい。
薬師殿がいるとは言え、限度はある。
[猫とじゃれる家主に呆れたように言った所に、新たな人の気配。
入ってきた人物の姿に、翠が僅か、細められた]
やれ、やれ。
基準がわからん、ね。
[呟く口調は、呆れたような、ぼやくようなもの]
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