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まだ始まっていませんよ…。
[戦っているように見えなくもない2人を見て呟いてみました。
声が届いたかは定かではありません。]
だから急に泣いといて何でもないは通用しねーって!
[突き出された拳が本気だったことは舌打ちが物語っていて]
ったく、心配してやってんのにその態度かよ。
[小さく溜息をつきながらミリィの様子を見やる]
相変わらず、苦労しているな、レーグ。
[やって来た白狼に、最初に向けるのは苦笑混じりの挨拶。
肩の水晶龍は、優雅な一礼を向けて]
ん、ああ。
委員会の連中に拝み倒されてな。
[問いかけには、苦笑のまま、肩を竦める。
三年前の大立ち回り、主はともかく白狼は覚えてするかも知れない]
大丈夫だ、こいつは、動き出せば動く。
[ブリジットの疑問には、さらりとこう返し]
ばれなきゃ…って、本気で言ってるのか?
[違反などほぼしたことがないウェンデルでも、武勇を知っているためか、眉をひそめつつ。
身体を捻り、パンチを避ける様子には、流石だな、と感心した様子]
神様も一人に対して、何もかも用意出来るほど暇では無いでしょうから。
[ブリジットに小さく笑えば]
それを聞いて安心しましたよ。
流石に神に否定された学問が発展するとは思えませんから。
…当たり前になっては成り立つも何も、ですか。
しかし、その学科に進める、という以上、信心という物は強いはずですから。ね。
[悪態を疲れたライに、一瞬だけ寂しげな表情を浮かべたが、すぐに元に戻すとあっかんべーをした]
だから何でもないって言ってんのに、しつこいからでしょ。眼にごみが入っただけよ。
[それならそれで、早く言えばいいのにと後々思うが、今はこの言い訳で精一杯]
って戦ってないわよ。これは所謂〜……そう教育?
[ブリジットの言葉に疑問系]
/*
鳩から見て知ってたけれど。
人がたくさん、増えてい、る!
わーい、頑張ろう頑張ろう。
でも男女比動いてきたんだな。どうしようかな。なな。
まあなるように、なるさ!
動き出せばですか…?
[どう見ても起きそうにない様子にあまり納得はいっていないようですが]
…狼さんがついているから大丈夫なのかな。
[マナじゃなかったら、と言うウェンデルには「なるほどー」と頷いて]
出来れば実験台にはされたくないけどね。
もう一人危険人物居るし。
[一応誰とは言わなかった]
自信のある場所を馬鹿にされたら怒るだろうねー、プライド高い人だと。
ウェンデルも、頭を拒否されたら怒るんか?
ああ、起きてその気になれば、な。
[それまでが長い、というのは、一応言わずにおいた]
……ま、そうとも言うかな。
[狼さんが、という言葉にも、断定は避けておく。
あんまりきっぱり言い切るのも、白狼の胃には優しくなさそうだから。
……あんまり、効果はないかも知れないが]
…やっぱ無理かなぁ。
『無理に決まってるでしょ』
[バレたら雷。むしろ手を出した時点で雷なのは周知だろうと言わんばかりの灰銀]
あーそーかい、じゃあ今度から何かあっても心配なんかしてやんねー。
[あかんべーをしてくるミリィにそう言い、んべ、とこちらも舌を出した]
[ミリィとライヒアルトの遣り合いを見ていたわけだが、]
……なぁるほど。まるっと状況は把握した
…………いやはや、報われないって悲しいねぇ(ぼそり
[誰にも聞こえないような呟きをすると、くるりとマテウス……というかレーグの方を向くと]
よう、わんこ。相変わらず苦労してるねぇ
[お前が言うなと]
ばれないことが、まず一番難しいような気がします…。
[講師にしても用務員にしても学院内に普通の人などいないのだから。]
こちらの学科に進んでいる方は例外なく強い信仰心をもたれてると… 思います。はい。
[僅かに歯切れ悪く返事をして曖昧に笑ってみせます。]
[そろそろ時間よと導師に教室を追い出されて。
中庭に来たものの、ボードの前には人が沢山。その中には]
わ、ぁ。
[ちょっと離れた場所で深呼吸。深呼吸。
思わず小さな精霊に頼みごとをしそうにもなったけれど、ここでそれはルール違反過ぎるかもと思いとどまって。
こっそり裏側からボードの方に近寄ってみた]
もう一人…か。
しかし、そう言う返しは犬も喰わんぞ。
[教育、という言葉が聞こえたような気がして、眉間に指を当てつつ]
さぁ…どうだろうな。
頭を拒否されるよりも…なんだ。
皆と比べて、身体がどうの、と言われた方がむかつくな。
[ミリィの言葉を真に受けて目を瞬かせ]
教育だったんですか…?
若しかして導師の方でした?
申し訳ありません出過ぎたこと申し上げまして。
[ぺこりと頭を下げるのです。]
「ふふっ。主は相変わらずさ」
[いつものことだからというちょっと硬い笑みを浮かべる狼]
「なるほど。お主も苦労するな…その労働を請け負う志を主にもわけてもらいたい」
[なんてぶつくさ…と愚痴りそうになったのを止め、苦笑するゼルギウスを見上げ]
「ということは…まだ委員に所属しているのかな?…でしたら勝手ながら主に何か仕事をする機会を与えてもらえるかな。行き過ぎた生徒の鎮圧でも。怪我人の治療でも]
[役目があればやる気が出ないかとか。とりあえず雑用でもなんでもということらしい。相変わらず苦労狼である]
……貴女、ジョーダンって知ってる?
[思わずジト目でブリジットを見つめてしまった]
まぁ導師云々は別にしても、うちの神社の跡取りなのは間違いないし……。
うむ。気にしてないから表をあげぃ。
[ちょっと時代劇調に仰々しく言ってみた]
起きてその気になってからじゃ遅くないですか?
このまま開始されちゃったら大怪我してしまったりとか…。
あ、でも、狼さんが居るから平気なんでしょうか。
それだと参加する意味がないような…。
[何だかひとりで悩んでます。]
…でしょうね。
私が神に祈って、お腹が空いたからとリンゴを出して貰えるとは思えませんし。
[ブリジットの言葉に一つ瞬きをするも。
直ぐに何時もの様に]
しかし…貴女もこの儀式に参加するのですか?
いえ、神聖魔法は治癒とかの方が話を聞くもので…
[お気に障ったのなら謝罪します、と付け加え]
え、何で?
[犬も食わんと言われてきょとん。素で理解していません。ウェンデルがムカつくことを聞き、改めてウェンデルを見て]
そっかー。
やっぱりその辺も人それぞれだな。
俺も貧弱とか言われるのキライ。
ちゃんと筋トレもしてるのに。
「ああ、お嬢さん。主は確かに怠け者だが…切り替えたときの主はしっかりしておりますぞ。これがいつもだったら。…と失礼。そういうわけなので動き出す機会を増やすために…勝手に申し込んだのだよ」
[なんて説明。勝手に参加者になってる主はこんだけ人ごみにいても寝れる体質らしい。不眠症の人には羨ましかろう。
そして断定を避けてくれたゼルギウスの気遣いも感謝しつつも胃にぐっと来たりして]
「お嬢さんの心配も最もだがそれまでは我が主を守って…」
[そして守られるから寝たままという構図が浮かんだ。狼の白い毛は苦労した白髪じゃないんだよ。ええ]
ジョーダンは知っていますよ?
[妙な目つきで見られているのに特に気付いた様子もなく]
はい。ありがとうございます。
神社… ですか…?
若しかして天聖学科の方だったでしょうか?
[ミリィの言葉に頭をあげて不思議そうに訪ねてみました。]
[相変わらず、という言葉に、なんとなく肩を叩きたくなった。
というのはさておき]
いや、俺も傍観するつもりだったんだがな。
なんだかんだで、参加する事になっていた。
……委員会には所属したままらしいが、権限はほとんどないぞ、俺?
全勝逃げ切りの看板だけ、と言っても過言ないわけだし。
[それだけでも十分らしいです]
ま、生命学科はいてくれれば助かるから、必要に応じて治療に回るくらいは、俺が言わんでも頼まれるだろ。
[軽く言いつつ。
ほんとにこいつ、苦労性だなあ、とかしみじみと思っていたり]
「そうなのだよユリアン。主もユリアンのように大きな落差もなく活発であればどれだけよかったことか」
[でもそれはそれで困るのかどうかはわからないというかそっちのほうがマシとおもってる狼は羨ましがって空を見上げたり、またやっぱり愚痴りそうになりながらもそれは堪えて]
「ところで…ここにいるかたがたは、イベントの参加者で?…主の変わりに挨拶申す」
[とぺこりと周囲に頭を下げる巨狼。それにともなって死体のようになってるマテウスの頭もだらんと下がる不思議]
[そーっとそーっと目立たないように。その動きがかえって目立つかもしれないとかは思っていない。
ボードに近かった人には、それでもぺこりと頭を下げて。
貼り出されている名前を確認してゆくのだけれど]
え。ゲルダも?
[ちょっとぽかんとその名前を見ていたり]
…ふむ…君、いつの間にか男に嫉まれたりしてないか?
[今までの会話と性格から、本当に分かっていないのだろうな、と。
顎に指をやりつつ]
まったくだ。
頭は悪くても、知識が無くても、勉強をすればどうにかなる。
しかし、体躯ばかりはどうしようも無いというのに…
[…少し早口になってしまった事に気付き、咳払いを一つ]
お互い大変。か。
[ウェンデルの言葉には頭を振って]
あまり戦うことに向いた魔法でないのは本当ですし。
心配されてしまうのは仕方がないかなって思います。
でも、参加してみたかったんですよ。
先輩とか導師の方には散々止められたんですけど。
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