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─大通り─
に、しても、何なんだろなあ……。
[通りを歩きつつ、呟くのは先ほどの報せの事。
一体何が起きたのか、その辺りははっきりとは聞けなかったら、少しだけ気にかかり]
ま、それより何より、俺の方が問題、か……はぁ。
[先ほどの決定事項に、やや大袈裟なため息をつく。
騒ぎが耳に入ったのは、それと前後する頃]
あれ、なになになに?
[気持ちを切り換えるためか、それともいつも発揮する子供っぽい好奇心故か。
歩みは自然、人の集まる騒ぎの場へと]
[近くにいるらしき友人の姿には未だ気付かない。
不意に、女性が騒ぎの中心に向け動くのが見え]
…おお。
[見事な所作に感嘆を洩らした。
すっかり周りの野次馬と同化している]
何かしら、あれ。
[露店に戻る途中、人だかりが目に止まる。中心からはいくつかの怒号]
[駆ける足を止めて、騒ぎの中心へと視線を投げつつ]
ねね、何か面白い出し物?
[近くにいた、野次馬らしき男性に話しかける]
……って、うわ。
[人垣の向こう、見えたのは先ほど噴水で話した剣士]
へぇ……すっげ……。
[瞬き一つ、上がるのは、純粋な感嘆の声]
『ああ!?なんだてめえ!』
『人のケンカに手出してんじゃねえぞ!』
[こんな時だけ息がピッタリな二人に、レナーテが笑いかけると]
……そりゃ、アタイに言ってんのかい?
よーし。このケンカ……買った!
[笑みを浮かべたまま、レナーテは二人を瞬く間に殴り飛ばし、人傷沙汰にもなりそうなケンカを強引に止めた]
『お、覚えてろこのデカ女〜!!』
『次会った時は、容赦しねえからな、この巨娘!!』
[殴られた衝撃で吹き飛んだ二人が、同時に言葉を発し、全く正反対の方向へと走って消えていった]
かっかっか。
いつでも来なさい。
[最後に快活に笑うと、周りの野次馬からは拍手喝采が巻き起こった]
『姉ちゃん、いいぞ〜!』
『かっこいいじゃねえか〜!』
『うちの息子の嫁になってくれ〜!』
『いや、むしろわしの嫁になってくれ〜!』
[周りの野次馬の賞賛の声に、レナーテは照れたように手を挙げ]
や、どもども。
サンキューサンキュー。
嫁に関してはノーサンキュー。
[とか言いながら、野次馬の中に戻りつつ、6本目の味噌田楽をかぶりついた。
ちなみにそれは、店の親父さんが、ありがとよ、とか言いながら、無料でくれた]
[事も済んだしと再び立ち去ろうとして]
……ライヒ、何してんだお前。
[見つけた友人の姿に声をかける]
[専門外の騒ぎの野次馬と化している様子に小さな嘆息]
[それを隠すかのように離した手巻きタバコを口元へと戻した]
/*
追加裏設定をちょろり。
元軍人。
右眼を失ったことで退役し、紆余曲折の末に現在の出版社へと所属。
かつての経験から荒事専門のジャーナリストとして活動している。
右眼を失った際に、それを補うかのように魔力が開眼。
しかし元々得意な分野では無かったため、その力の使用は不安定。
難易度の低いものならば自在に操れるが、高レベルの術となると魔力任せになることが多い。
こんなもんか。
……おねーさん、中々やるねぇ。
[野次馬の中に戻って来たレナーテに、感心を交えた声で呼びかける。
隼も、同意するように一つ、羽ばたいた。
ちなみに嫁云々の歓声に関しては、それって苦労しそうじゃね? なんて失礼な思考もちょっと巡っていたりする]
え、…ああ、なんだ。
[声の方向を見遣り、友人の姿を眼にする。
同時に自分の姿を顧みたか、やや気まずそうな笑みを見せた]
いやあ、自警団を呼ぶつもりだったんだけどね。
あまりに見事な仲裁だったものだから。
[一度部屋に戻ったあと、カリカリと劇の脚本を書いていたが、ふぅと息をつき目元を解すと外を見やり]
……ん、もうこんな時間か
…………ご飯食べないと
[そう呟くと、外套を纏い、肩にアーニャを乗せて部屋をあとにした]
─部屋→大通り─
うわー、凄い……新手の劇かしら。
ね、ね、あの人って何者?自警団の人?それとも怪人とか?
[巨大な女性の活躍を目の当たりにして、経緯を聞こうと野次馬を捕まえて話しかける。その時目に止まったのはヴィリーと修道士の姿で]
……怪しいわ。
[二人から見つからないように、野次馬の影に隠れた]
呼ぶつもりなのが見入ってちゃ意味ねぇだろ。
まぁ、確かに生半可な腕じゃねぇな、アイツは。
[再び隻眸は喝采を浴びている女剣士へ]
腕に自信が無けりゃあんな芸当は出来ん。
[如何に素人の喧嘩とは言え、刃物まで抜いたとなれば]
[それに割って仲裁しようと言う輩はそうそう居ないことだろう]
[出来てもやらない人間がここに居るし]
ほにゅ?
[口の中に味噌田楽をほおばりながら、声のしたほうを振り向いた]
ほ。
きゅのうにょ……にゅ。
[モグモグ、ゴックン]
よ。
昨日の兄さんじゃねえか。
宿屋の件、サンキューな。助かったよ。
腕に関しては、色々と旅してるから自然とな。
たっぱあるから、それだけで有利ってのもあるしな。
[ちなみに、この娘。身長190cmあります。]
ん、ああ、宿取れたんだ。
[そりゃ何より、とけらりと笑って]
旅……かぁ。
やっぱ、色々と見れたりできるんだろーなぁ。
[短い言葉にもらす呟きは独り言めいたもの。
身長の話に、一つ、瞬いて]
身長高いと、かぁ……。
俺も低い方じゃないけど、その上行ってるモンなぁ、おねーさん。
[そういうこちらは180前後なわけだが]
─大通り─
[大通りまでやってくると、なにやら騒がしい
首をかしげ、近くにいた青年に聞いてみると、レナーテの活躍について耳にする]
……へぇ、そうなんですか。ああすみませんお手数をおかけして
[そう言って話を聞いた青年にぺこりと一礼]
[ヴィリーの視線がこちらの方を向くと慌てて身を屈めたり]
[女剣士の方を見やって]
……あれ、あの人、アーベルの知り合いなのかな?
何か面白い組み合わせだなー。
[解散しつつある野次馬の中、いろいろと気になる様子]
…まったくだね。
[突っ込みは素直に受け入れた。肩を竦める。
友人の視線を追い、視線は再び件の女性へ向かう。
野次馬の間でこちらを伺う目があろうとは思いもしない]
でもまあ、あんなに強い人だとは思わなかった。
度胸があるっていうか。
[無意識下では噴水での出来事と脳内比較しているのかも知れない]
まあ、色々と面白いもんが見れるってのは、旅の一番の醍醐味だね。
後、ご当地特製のうまいメシとかな。
[笑みを浮かべながら、頭の中に歴代うまかったメシランキングがずらずらと並び、少しよだれが出た]
……おお、よだれが。
[じゅると適当にぬぐい、アーベルの身長を見つめると]
んー、それだけあれば普通は充分じゃねえか?
アタイの場合はウドの大木みたいなレベルまでいってっからよ。
胸とかも、これ以上育ったら邪魔くさくてしょうがねえんだけどな。
[言いながら、無造作にもにょりと、自分の胸を掴んだ。
ちなみに、かなりでかい]
[他へ視線を向けたのは刹那のこと]
[口元に薄い笑みが浮かんだかは定かでは無い]
剣士の格好をしてんだ、それなりに腕は立つだろうとは思ったが。
…剣士っつーよりは喧嘩屋の動きに似てたがな。
[言いながら、口の端から紫煙が漏れた]
[何となく、呼ばれたような気がして、ん? と言いつつ視線を感じた方を一瞬だけ見やる。
肩の隼はしっかりそちらを凝視していたりするが]
そーかぁ……。
いい事ばっかじゃない、ってのもよく聞くけど、やっぱ、いい事の方が多いのかなぁ。
……ってか、食べ歩きの旅、ってんでもないんだろ、何でも屋、って事は。
[ぽつり、と零した呟きの後、よだれを拭う様子に苦笑いして]
んー、まあ、十分とは言われるけどねぇ。
……って。
[無造作に胸掴む様子に、ちょっと引いていたり。
耐性、あんまりないようです]
そりゃまあ、悪いことだって当然あるけどよ。
けどそんなもん、普通に生きてたってどこにでも転がってるじゃねえか。
なら、アタイは楽しんでいきたいもんだね。
[そう言って笑う姿は本気でそう思っているようで。
根っからのポジティブ人間であることがうかがい知れた]
それに、何でも屋は生きるための手段。
メシは趣味さ。
鍛錬が趣味とかストイックな生き方はしてねえしな。
……ん?どした?
[胸を掴むのはあまり気にしてやったわけではないので、気付かないようです]
…何か可笑しかった?
[眼を戻し友人を見上げ、一瞬見えたような笑みに首を傾げる]
はあ。
そういうところまでは分からないな。
[喧嘩評には言葉通り、いまいち芳しくない返事。
見世物は終わったとばかりに散って行く野次馬、辺りを見れば見知った姿もあるのが分かりやすくなる]
[手を振られた隼は首をこきゅっ、と傾げていたり。
ある意味、とってもお気楽]
痛い目といい目は五分五分、って感じ?
……そっか、楽しむ、か。
[何か思うところあるのか、一瞬だけ、蒼の瞳を伏せて]
ん、あ、ええと。
なんでも、なんでも。
[どした、という問いには、ひらひら手を振りつつ誤魔化し笑い]
[そうして、人ごみの隙間をするすると抜けるとレナーテの元へと
少女が肩のアーニャを見ているのには気付かなかった様子]
……あれ? 昼間のお姉さんじゃないですか
[ちなみにお姉さんお姉さん言ってるが、実は同い年だとかまだ気付いてない]
いや。
気配の消し方も知らん素人が隠れてこっちを窺ってやがったんでな。
[仕事柄、時と場合によっては察知する能力も必要で]
[また気配を消す能力も必要だったりするものだから気付いたらしい]
[散った野次馬の影から見えた露天商に再び隻眸を向けて、友人に示す]
[尤も己の場合は仕事柄と言うよりは過去に就いて居た職で身につけた技術なのだが]
お前は分からんで良い。
分かった方が不自然だ。
[芳しくない返事にはそんな返答]
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