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……似合わねぇんだけどなぁ、こう言う場所は。
[手巻きタバコを口に咥え、両手をジーンズのポケットに突っこんだままぽつりと呟く]
[男の残された隻眼はゆるりとした動きで街並みを捉えていった]
[花祭で賑わうその街に男の風貌──よれたシャツに洗い晒したジーンズを身に纏い、右眼に大きく縦に入った傷を持つ──は似合わない]
[周囲からは浮いた存在のように見えることだろう]
ま、話のタネと思えば良いか。
…面白そうなネタもあることだしな。
[ジーンズのポケットから右手を抜き取り、咥えていた手巻きタバコを指先で掴む]
[手巻きタバコが離れた口から、ゆらりと紫煙が吐き出された]
[再び手巻きタバコを咥えると右手をジーンズのポケットへと捻じ込み]
[道の隅をゆるりとしたペースで歩いて行った]
[不意に太陽が影を差した]
[ゆるりとした動作で見上げると、そこには屋根の上を駆けていく一つ、いや、一人と一羽の影]
……へぇ、こんな場所でもあんな奴が居るんだな。
[僅かばかり興味が湧いたのか、手巻きタバコを咥えたまま口端を釣り上げた]
[しばし駆けて行くのを眺めてから、駆け去った方向へと歩みを進める]
[何かしでかしてくれるんじゃないかと言う、淡い期待を*込めて*]
/*
と言う訳で。
散々参加するか悩むとか言ってた俺様参上。
霊能者が空いてると聞いてがっつり組みましたよ、と。
もちろん弾かれてもどうにでもなる。
役職希望確認おーけー。
そんじゃあしばらくよろしく頼むぜ。
5人目、煙突掃除人 カヤ がやってきました。
煙突掃除人 カヤは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―或る屋根の上―
え っちょ
[煙突から顔を出した、直後の事件。
どうやら屋根の上を誰かが駆け抜けて行ったらしく
驚いて飛び立った鳩が煙突掃除人の頭を直撃したのだ。]
わーーーーーっ!!
[軽く小さな体は煙突から出た所で危ういバランスを崩されて、
ころころと屋根の上を転がり落ちた。
向かいの窓から見ていた太った女将が、目を手で覆う。]
[音は、想像よりずっと鈍かった。
「花祭」と書かれた大きな布が丁度下にピンと張られており、
煙突掃除人はそこに、無事着地した。
ぼよん、と一度弾んだ後、
今度こそどさっと音を立てて地面に落ちた。]
った〜〜――――っ
[大きな布は書かれたペンキを乾かすために張られていたようで
煙突掃除人は文字のまま真黄色のペンキがべったり。
ついでに、落ちた先が花を敷き詰めた大きな籠の中だったから、
まるで半身動く花人形。
たんこぶにまで花がくっ付いているのを見て、
周りの大人は驚いた顔から大爆笑の渦。]
っくそっ 誰だぁ!!
[顔に血を上らせて真赤にして、肩を怒らせた煙突掃除人は
べたべたになった侭、自分が落ちてきた屋根を見上げる。
駆け抜けた人物は知ってか知らずかもうおらず、
煙突掃除人の大きな声と野次馬たちの笑い声が、平和に響いた*]
6人目、人形師 ゲルダ がやってきました。
人形師 ゲルダは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[薄暗い部屋。その中央に備え付けられたテーブルに置かれたランプのぼぅとした灯りのみが今この部屋を照らす唯一の光
その灯りの下、安楽椅子に腰掛け、この部屋の主であるゲルダは黙々と手を動かす
凄い集中力で絶え間なく手を動かしていたが、パチンという音とともに、ふぅと深く息を吐いて、椅子に凭れ掛かる]
…………よし、これで完成、と
[満足そうにそう呟いた彼女の手で掲げられているのは一体の人形
レースが緻密に縫い込まれた衣装を身に纏い、その表情は穏やかな笑みを浮かべている
よく見てみれば、ランプの光の届く範囲でも指の数を優に超えるほどの人形が鎮座し、そのどれもが優美な衣装で着飾っている]
なんとかお祭りには間に合ったわ
[解れが無いか等といった最終チェックを済ませ、ことりと人形を置くと、ピッとまるで指揮者が指揮棒を振るうように指を振る
────するとどうだろうか
床に、棚に、テーブルに鎮座していた人形たちが一斉に動き出す
メイド服を着た人形たちは忙しなく部屋の中を走り回り、燕尾服とドレスを着た人形たちは、手を取り合ってダンスを踊る
それはさながら、お城で開かれるパーティーのよう]
[その中心、指先のタクトを振るうゲルダの指に填められた指輪
そこからはランプの光を反射して時折キラキラと光る極々細い糸が無数に伸びている
それは人形たちに繋がり、彼らの手足を自在に操っている
これが彼女の生業──『人形幻樂団』]
[そうして人形を巧みに操っていたゲルダだが、最後にスッと手を翻すと、無数に伸びていた糸は消え、人形たちは元の場所で動きを止める]
ん、上々
これなら、お祭りでも御捻りに期待が出k(ぐ〜きゅるきゅるきゅる
……………そう言えば、ご飯食べてなかった
しかも、気にしたら一気に来た…………いたたたたた
[そう呟いて腹を押さえながらピッと指を振ると、テーブルの上に置かれた一回り大きい人形──彼女が「アーニャ」と呼び、とりわけ可愛がっているうちの一体である──がぴょんと彼女の肩に飛び乗る]
うー、ごはんごはん
[そう呟きながら、部屋を後にする
部屋に残された人形たちは、彼女が出て行った扉を硝子の瞳で見つめているので*あった*]
/*
い。
一段落するまでまっとったが、長かったなあ……(汗。
[つか、待つなよ。
いや、他にも色々とやる事あったからさ!]
─広場近くの屋根の上─
[駆け抜けた後に起きた騒動やら何やらは知らぬ様子で、澄んだ音色を響かせる。
蒼の髪の上にふわり、風が運んだ花弁が一片舞い落ちた]
……んー、ほんと、いい天気にいい陽気。
この調子で、祭りの間中ずっと晴れてればいいんだけどなぁ。
[一頻り、音色を紡ぎ終えると銀を唇から離し。
空を見上げつつ、呑気な呟きを落とす]
― →広場付近―
[街の一角で起こった笑い声。
それを遠く耳にしながら、白い封筒を片手に目的地へと歩いて行く。
この時代、手紙を投函する以外の手段もあるのだろうが、彼にとっては習慣のようなものだった。
そうして広場に差し掛かる頃、その耳に音色が届く]
やあ。
また抜け出したのかい?
[屋根の上に寝そべる影を見て、彼は眼を細めた。
音が途切れるのを待ち、声を掛ける]
─広場─
[影を追い通路を歩く]
[至る所に作られた花壇、家々の窓辺に置かれた花咲くプランター]
[花祭の賑わいは街全体に及んでいる]
……んな場所よりも、街外れの方が性に合ってそうだなぁ。
[紫煙をくゆらせながらぽつりと呟く]
[隻眸の先に魔法仕掛けの噴水が見えて来て]
[花祭の舞台となる広場が目の前に広がった]
[隻眸は平和な風景をその瞳に映す]
……なんでぇ、特に何にも起きてねぇじゃねぇか。
日常茶飯事なのかね。
[屋根の上を走り回る人物が騒ぎを起こしているかと期待したのだが]
[特に何も無く時が流れていることに軽く舌打ちをした]
……っと。
[呼びかける声に、一つ、瞬き。
ひょい、と身を起こして下を覗き込む]
あ、やっほー。
ん、どうせ俺は祭りの演奏に加われないし。
なら、外でのんびりした方がいいじゃない?
[加われないのは、未だに『見習い』の三文字が取れない──取ろうとしないから、なのだが。
そんな事は気にした様子もなく、軽い口調で問いに答える]
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