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生憎、そういう知り合いはきみしかいなくてね。
もし誘拐が本当なら、大々的に記事になれば抑止力にもなり得るだろう?
…まあ、お手柔らかに頼むよ。
[意地の悪い笑みにも動じず、さらりと続ける。
苦笑と共に、一応釘を刺すようなことは言うけれど]
ああ。
[宿を探すという友には、軽く手を上げて応えた]
[人形の言葉におかしそうにくつくつと]
[己にとってあの言葉は挨拶みたいなものであるため]
[何を言われようがお構いなし]
…何か知ってんだったら、容赦なく追わせてもらうがな。
[口端を持ち上げながら呟いたのは、女性と人形が傍から居なくなってからのこと]
[己にとって優先されるべきことは”情報”であるために、そんな呟きが漏れた]
抑止になるなら誰かがとっくにやってるだろうよ。
噂程度とは言え、話に持ち上がったりしてるんだからな。
それに……生憎と俺は正義の使者じゃねぇ。
[お手柔らかに、と言う友人には、善処するさ、とだけ告げて尚も意地悪げな笑みを浮かべる]
んじゃあまたな。
[短く挨拶の言葉を告げると、軽く右手を上げ]
[ポケットに手を捻じ込むと友人に背を向けて*歩き始めた*]
期待してるよ。
[少女にも軽く手を上げ、その背が見えなくなってから、封筒を持ち直す]
…もうこんな時間か。
早いな。
[改めて空を見上げ、のんびりと呟く。
再び目的の場所へと*足を向けた*]
─宿屋─
[宿屋を見つけるとグレードの低い部屋を一つ借り]
[少し休憩してからまた宿屋を出た]
華やかな外見とは裏腹に、黒い噂も絶えねぇんだよなぁ、ここは。
裏の話を聞くには裏の人間、と。
さぁて、言葉の分かる奴は居るのかね。
[手巻きタバコを咥えたまま、にぃと口端が持ち上がる]
[出来るだけ話し合いで、とは考えているがそこは裏の人間]
[チンピラ辺りは話も聞かず襲い掛かって来ることもあるだろう]
[それはそれでまた、己の暇潰しになるために問題は無いのだが]
─宿屋→裏通り付近─
[隻眼で眼つきが悪いだけでも言いがかりを受けそうなものだが]
[そんなことはお構いなしに裏通り付近へと向かい]
[話を聞けそうな連中を*物色する*]
/*
基本的に縁故は取らんつもりだが、露天商は見かけるくらいはしてそうだな。
軽縁故程度で話しかける切欠にしよう。
―煙突のある家の傍―
[煙突掃除人は、べたべたに黄色いペンキを体中にまぶし
その上から花を沢山くっつけた侭
笑い声を背に掃除をした煙突の家の前。
チャリン、と硬貨を駄賃として貰い握り締めると
掃除用具を持ったまま、駆け出した。
舞い散る花弁が、更に体に張り付いていく。]
むー…もう一軒或るんだよなぁ。
[ぶつぶつと呟きながら掃除布で顔を拭えば、
黄色は落ちるけれど、煙突の墨がべったりとつく。
だが帰って風呂に入る時間は無いと判断し、
掃除用具を入れた大きなバケツを背負って歩き出した。]
一丁上がりあがりっと!
女将さん、終わったよ!
[暫くの後、真っ黒に汚れた煙突掃除人が公衆浴場の前に立っていた。
硬貨を貰いながらの入っていくかい、との言葉には、
湯汚すことを懸念して苦笑いして断り
街の広場へと、駆け出した。]
[街は、言葉通り賑わっている。
露店から張り上げられる声、ツアー客を引率するらしき人。
はらはらと舞う花弁は色とりどり。
中央の広場の魔法の噴水は、キラキラと太陽を反射*させていた*]
/*
お。
独り言 あと777pt
じゃなくて。
さぁて、どこに出よか。
というか、あと1日でどんだけ人が入るやら。ら。
SNS不調で広告しきれてなかったり、ちょうど企画ラッシュだったり、色々ときついのはあるるのだが。
むぅ。
─屋根の上─
[ひょい、ひょいと身軽に屋根の上を駆ける蒼の髪は、街ではある意味お馴染みのもの。
幼い頃は危ないから、と目くじら立てていた周囲も、今は呆れたのか諦めたのか、ほとんど口を出す事はない。
……一人を除いて、ではあるが]
っと……なんか、飛んで?
[ふと見上げた空、舞うのはつばの広い帽子。
観光客の物が、気まぐれな風にさらわれたか、などと考えつつ]
……いよ、っと!
[軽い声と共に屋根を蹴り、ジャンプする。
頭上を行き過ぎようとしていたそれをひょい、と掴むと、そのまま下の路地へと降りた]
んーと。どーすっかな、コレ。
[取った先は、考えていなかったらしい]
[背後から感じたのは、冷たいんだけどやけに熱い視線と、威圧感。
いやーな予感を覚えつつ、振り返った先には]
あー……あは。
ギュン爺、どーしたの?
[街の住人であれば、知らぬ者のない、自衛団長。
幼い頃から何かと騒動を起こしていた身、彼には色々と世話になる事も多く。
故に、馴染み深さと同じくらい、苦手意識もあったりして。
何とか逃げようと思うよりも早く、始まったのは──昔と変わらぬ、お説教]
─裏通り付近─
やれやれ、収穫無しか。
まぁ、ここらの連中が知ってるならとっくに自衛団が解決してるか。
[薄暗い裏路地からジーンズのポケットに両手を突っ込んで出て来て]
[手巻きタバコを咥えたまま溜息交じりに呟く]
[裏路地では何事も無かった………かどうかは推して知るべし]
やっぱ話を聞くのは自衛団の方が良さそうだな。
調べてるのは団長つったか。
[こきこきと首を動かし、大通りへと足を踏み入れる]
[とは言え街の地理にはまだ疎い]
[一旦大通り隅にある案内板へと足を向けた]
─ →大通り─
/*
しかして一日目までぎゅん爺に遭遇するつもりが無かった俺。
まぁ一旦途中で話切り上げる方向に持って行けば良いかな。
……ぅぁー、もう。
わかってる、ってば、それは。
[親御さんがどうのとか、兄弟がどうのとか、いつまでも子供ではないのだから、とか。
重ねられる言葉は、さて、何度聞かされたのやら。
疲れたように反論すれば、その態度のどこが、との言葉と共に、拳が頭に落ちる]
ってぇなぁ、もう……。
[思わず上がる、恨みがましい響きの声。
屋根の縁に止まって傍観している隼が、こてり、という感じで首を傾げた]
―広場―
[広場に置かれたベンチ、その中の一つに彼の姿はあった。
既に投函した後らしく、手紙はその手には無い]
ほんと。
平和、だねえ。
[のんびりと呟いた言葉ははしゃぐ子供の声に紛れる。
両肘を膝につき、両掌で頬を抱えながら、陽光に煌めく水と風に流れる花を眺めていた]
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