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ああ、こんにちは。
ってヴィル、知り合いなのか?
[露店商が師匠と呼ぶ彼と、友人に接点があるとは思わなかったよう。
開き直りには苦笑を零したのみで、それ以上何も言わず]
…あれ、いいのかい。
[周囲の話を聞いているのかいないのか。
少女の指先で返って来る金貨に瞬く]
知り合いってほどでも無い。
昔の取材対象だ。
[友人の問いには短く答え]
また会うことになるとはな。
それも事件でも何でも無く。
……いや、巻き込まれていないだけで事件は起きてるか。
[元取材対象に返しながらくつりと笑う]
俺の知らないところでまた事件に遭遇したりしてねぇだろうな?
……そこはほら、特殊な保護魔法でもかかってるんじゃないの?
鮮やかな色合いがいつまでも残りますようにってね。
[ヴィリーから形について問い詰められると、たじろぎながら]
そ、そうかしら……じゃあ、もう少し新しいものなのかも。
に、二千年前くらい?いや、千五百年くらい……かな。
[ハンスの指示にしぶしぶ頷くと]
ええ、いいんです。お祭り価格なんです。
[修道士に答えつつ、涙目でさらに銀貨を積み上げていく]
文様は間違いありませんよ。
ただ、まあ…ね。
[肩を竦めてみせる]
[それから若干小さな声になって]
見逃してやってくださいよ。
この街では初めて場を任せたから、気合が入りすぎたんでしょう。
本当に悪い品ではないんです。
[粗悪品を扱わせるようなことはしていないつもりだ]
[まあ三千年は幾らなんでも]
[普通なら買い手だって気づくだろうが]
こんにちは。
ええ、ちょっとしたご縁がありまして。
[ライヒアルトには笑顔で会釈した]
俺は別に常に事件と共にいるわけじゃありませんよ。
……疲れるな。
客相手じゃなくさせてもらうよ。
[くつりと笑う相手にため息を吐いた]
[本当は見た瞬間に顔を思い出したくらい何度も会っている]
[素の口調に戻って隻眼を見返し]
巻き込まれていないだけで起きているって?
ああ、もしかして例の噂のことか。
それを追いかけてこの街へ?
[保護魔法と聞けば、ふ、と鼻で笑って]
かかってるかどうかも分からず勧めていたわけか。
ああ、根本的なことを言わせてもらえば。
この絵付けの手法は三千年前にはまだ確立されていない。
残念だったな。
精々五百年から千年前だ。
[それはそれで悪くは無いものなのだが]
[露天商の師らしき元取材対象の指示もあってか代金は戻るようで]
[それを確認するとそれ以上のことは言わない]
文様のはハッタリさ。
もう少し勉強させた方が良いんじゃねぇの?
躾もプラスしてな。
[肩を竦める元取材対象にくつりと笑って見せた]
好きにしろ。
俺も客としているつもりじゃねぇ。
[素の口調になる行商人にそう返して]
[訊ね返されたことには手巻きタバコを口元に戻しながら軽く頷いた]
ああ、それだ。
正しくはそこの奴に呼び出されたんだが。
[指し示す親指の先は己が友人]
……ううー。
[ヴィリーの言葉に唇を噛んで唸る。悔しいが言い返せるだけの知識はなく、本当?と問うような視線を師匠に向ける]
ええー!ハッタリ!ハッタリって!
……酷い。ずるい。嘘吐き。悪党。人でなし。
[肩を落として呪詛の言葉を紡いでいたが、やがて興味は旧知らしき二人の会話へと移って行く]
……例の噂?
なるほど。
[2人それぞれから接点を聞けば、納得したように頷いた]
それは嬉しいな。
でもそれ以上減らして大丈夫なのかい。
[少女の涙目は見ていないようで、戻った金貨を袋に戻す。
普通気付くべき点をあっさりと流したのは職業柄か。
むしろ店の心配をするような言葉を向けさえした]
[客の前で堂々とバラされるのには額へ手を当てる]
だから今はまだ修行中なんだ。
まあ俺も師匠って言えるほどの年季は積んでないが。
後で良く教えておくよ。
[やりすぎた上に居合わせた相手がまた悪かった]
[チラリとベッティを見る]
[涙目なのを見て、苦笑を噛み殺し損なった]
呼び出すほどに親しい相手なのか。
ウチの可愛い店員さんのお客さん第一号、紹介してもらえるかい?
[軽口のように尋ねながら若干場所を移動する]
[タバコの煙を避けたのだと吸っている本人には気づかれるか]
ああ、良く言われる。
[露天商の呪詛もどこ吹く風]
[口端を持ち上げ、勝ち誇った笑みを露天商に向けた]
知らねぇ方が幸せだろうが、ここに居る以上知らんと言うのも危険かね。
ここ最近、この街で失踪事件が起きてるのさ。
俺が耳にしたのは噂程度のものなんだが…。
良いネタになるだろうと思って取材に来たわけだ。
[修道士の革袋へと戻される金貨に、口を半開きにして声にならない言葉を漏らす]
大丈……夫……です。
その子、大事にしてあげてくださいね。
[革袋に未練たっぷりな視線を向けながら]
[師匠の苦笑混じりな視線が向くと、視線で謝意を示す]
[ヴィリーの親指の先が修道士に向くと、呼び出し?と不思議そうな顔をして、話の続きを*聞くつもりだ*]
悪徳商法で俺に追いかけ回されることが無いように育ててやれ。
[言葉と共に吐き出される紫煙]
[渋みの含まれるそれを避けるような動きは隻眸に入るものの]
[特に咎めるつもりは無いためにそのままに]
何の因果かダチと呼べるほどになっちまった聖職者だよ。
ライヒアルトっつってこの街の教会に今は居る。
[やや表情が渋いのは教会関係が苦手と言う現れ]
[それでも友人となってしまったのだから不思議なものである]
[真偽を尋ねるベッティには小さく肯定の頷きを]
[やりすぎたね、と唇の動きだけで伝え]
はいはい、そこまで。
騒ぎ立てると他に迷惑だよ。
[ベッティに近寄り頭をぽんと撫でた]
[落ち着きなさいというように]
……俺もさっき聞いてきたばかりだよ。
あくまでも噂だけどね。
まあ、裏通りとかには近づかないこと。
[ヴィリーの説明にそう続けて]
騒ぎには巻き込まれたくはないものだね。
記事になるような事件には特にだ。
へえ、教会関係者のお友達とは。
まあ良い人そうなのは伝わってくるけど。
[珍しいと小さく笑う]
[教会関係者を苦手としているのも知っていればこそ]
[人のよさはベッティとの会話で言わずもがな]
ああ、俺はハンス。ハンス=コーラー。
個人で行商しているしがない商人ですよ。
これからもどうぞごひいきに。
[ライヒアルトに名乗り]
[カヤにも向けて、帽子をとって改めて挨拶をした]
うー。
[ヴィリーを恨みがましい視線でひと睨み]
失踪事件?
何だろう。海軍の強制徴募か何かかな。もしかすると伝説の黒い人の仕業?
[カヤをちらっと見た後、師匠に頭を撫でられると、ふにゃっと顔を崩して]
わっかりましたー。裏通りには近づきませーん。
[右手を上げて元気に*お答え*]
そりゃ誰だって同じだろう。
事件の解決を願ってるだろうが……そこまでは至ってねぇみてぇだな。
祭りのこともあって今騒ぎ立てるようなことはしたくないみてぇだし。
だから情報も噂程度。
失踪する人物の共通項もあまり見つからんようだし……自己防衛を頑張るしか今のところは無さそうだ。
精々巻き込まれんよう気を付けろよ?
[騒ぎに巻き込まれたくないと言う行商人の言葉は切実そうに聞こえた]
[事件の度に顔を付き合わせて居ればそれも必定か]
良い人と言うか、お人よし過ぎる。
[友人の批評に関してはむしろ天然と言いそうになったが、本人が居るので止めておいた]
海軍の強制徴募だとして、それならそう言う風に噂が立つと思うがな。
つか伝説の黒い人って何だ。
[眉唾系の噂話には興味がないようだ]
花祭りはこの街に欠かせないものだからね。
騒ぎ立てたくないのは当然さ。
[それでも噂になっているという事実に眉を寄せる]
そりゃごもっとも。
今は一人逃げればってわけにもいかないしな。
[ベッティと一緒に回るようになってからこちら]
[そこまで大きい事件に巻き込まれはしなかったが]
[ヴィリーと顔を合わせたことで不安が過ぎる]
そちらも気をつけてあげる必要がありそうだな。
友人なら。
[心の声も何となく伝わり、ククッと笑った]
自分の身くれぇ自分で護って欲しいもんだ。
[友人なら、と言われ紫煙と共に嘆息が漏れた]
ともあれそれもあって俺もしばらくここに逗留する。
何か話聞いたら教えてくれ。
この先の宿屋に部屋を取ってる。
そんじゃあ俺ぁそろそろ行くぜ。
またその内にな。
[軽く左手を上げ短く言葉を紡ぐと露店の前を後にする]
[渋みの含む煙を纏った異質な姿は、雑踏の中へと*消えて行った*]
何か聞けたらね。
この祭りの間はここに店を置いているよ。
[同じく片手を上げてヴィリーを見送る]
[煙を纏う姿が人波の中に消えるのを見届けて]
さて、少し交代しようか。
少し祭りも見て回っておいで。
それもまた勉強になるだろうから。
[露店の奥へと入りながらベッティに声を*掛けた*]
/*
どうしても夜が遅い。自重しないと。
ベッティは快諾ありがとう。未熟だけど師匠頑張ります。
ヴィリーは遅くまでのお付き合いに本当に感謝。
明日以降はもっと気をつけるから。ありがとう。ごめんね。
─大通り─
[人込みの中、馴染みの商店の主や宿の客引きなど、観光客と接しやすい知り合いを中心に、拾い物に心当たりがないかを聞き歩く。
とはいえ、感触は芳しくなく]
んー……どうすっかな。
詰め所に届けちまえば手っ取り早いんだけど……。
[先の自衛団長とのやり取りもあり、それは出来れば避けたい所で]
仕方ねーなー、最悪、広場で人寄せしながら聞きまくるか。
……っと、あ、おーい、ちょっといいかー?
[時期が時期だけに、後がうるさいんだけど、と呟いた直後、目に入った顔見知りの客引きに駆け寄って*問いを投げ*]
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