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だから、試してんのさ。
[青年の足を払った後はすぐさま立ち上がる]
[体勢を崩した青年は風の力を借り、倒れるまでは至らず]
…俺が全部片付けた後ならまだ良いが。
そうじゃない時にアイツを探し当てて行動を共にすることになった場合、下手を打てば追手がかかる可能性がある。
専門外なんざ言ってられねぇぜ?
[返しのスライディングに対し左足で地面を踏み切ろうとして]
[一瞬、動きが止まる]
[それにより反応は遅れ、軸足にしようとした左足が青年により払われ体勢を崩した]
……ち。
[短な舌打ち]
[青年に足を払われことに対してか、それとも別のことに対してか]
[僅かに眉根が寄る]
[体勢は前のめり、前方受け身の形で地面を転がり]
[右足に力を込めて立ち上がり青年へと向き直る]
風とは随分馴染んでるようだな。
後は実戦経験が追い付くかどうか、か。
[右手に持ったままの手巻き煙草は口へと戻され]
[男の周囲に紫煙が纏わりついた]
/*
多少変わったがまぁ何とかなった。
そういや拳は無理なんだな。
さてどう料理してやろうwww
つーわけで次辺り判定かますぜ。
それは、そーかもしんないけどっ!
[それとこれとは別だろう、と。
言うだけ無駄と思えたので、それは言わず。
体勢崩しが決まった後、すぐに飛び跳ねるように立ち上がって身構える。
しばし、離れていた隼が肩へと戻り、周囲にまたふわり、と風が巡った]
……風の、制御の修行は、忘れてねーもんっ。
[馴染んでいる、という言葉にやや息を弾ませながら返す。
風は、自分にとっては大事な友であり、大切なものを『護れる力』。
だからこそ、それとの親和を高める修行だけは欠かしてはいなかった。
ぐ、と額の汗を拭いつつ、紫煙の動きを追う。
何が、くるか。
それを考えつつ、そう、と制御の術具である腕輪に触れた]
/*
何とかなったなら、よかった。
手は傷められない、ってのがあるからにゃ。
だから、防御性能も低いとか。
判定了解ー、打ち返してゆくよ、と。
[周囲に纏う紫煙はどんどんその量を増して行く]
そうかい。
…そうだな、力を自由に繰れるのであれば、あるいは。
[何かを思いついたのか、す、と一度隻眸を閉じる]
……風は炎を掻き消すが、炎は風によって燃え盛ることも出来る。
巻き上がれ、そして駆けろ、『獄炎龍』。
[閉じた隻眸を開くと同時にコエを紡ぐ]
[周囲に纏った濃い紫煙は瞬く間に燃え盛り]
[龍の形となり男を取り巻いた]
こいつを掻き消して俺に一撃食らわせたら合格だ。
力負けしたら巻かれるからな、覚悟しろよ。
[にぃ、と愉しげに口端が持ち上がる]
[軽く顎をしゃくると、焔の龍は胴を男に巻き付けたまま顎門を開き、青年へと向かう]
て、ちょ。何だよ、それっ!
[生み出された焔の龍に、蒼の瞳が見開かれる]
っとに、もう!
合格とか覚悟とか、勝手だってのに……!
[がじ、と頭を掻きつつ吐き捨てる。
それでも、迫る龍を見据える蒼は、真摯]
でも。
なんもしないで、ただ、やられるのは、性に合わないんだよな……。
[低い呟き。風が、周囲に渦を巻く。
呼吸を整え、意識を沿わす。
負けず嫌いの気質は、微かな恐怖心を押さえつけて]
……『舞い上がれ』!
[同調した風へと、呼びかけた]
俺は自他共に認める「勝手な人間」なんでな。
[返される真摯な蒼を隻眸は捉える]
[低い呟きは聞こえたか否か]
[焔の奥で隻眸が細まった]
[青年の言葉に応じ唸りを上げる風]
[舞うそれは吐き出された灼熱を防ぎ]
[けれど迫る龍を食い止めるまでには至らない]
…行け。
[轟と言う唸りを上げて焔の龍は風を突き破り青年へと襲いかかる]
[空気を焼き、肌を焼き]
[風を取り込んだ焔は燃え上がった]
[焔の龍が風を突き破るのを見届けた男は]
[継続して吐き出していた紫煙を止め]
[手巻き煙草を口元から離して燃え尽きさせる]
[媒介の煙を失った焔の龍は、徐々に威力を落として行った]
だからって……!
[勝手すぎ、という言葉は声にはならなかった。
それだけの余裕は、持てなくて]
……くっ……。
[風に力を凝らし、先へ進めようとするもそれは叶わず。
焔の龍が牙をむいた。
一度は散らされた風が弱いながらも護るように周囲を取り巻くものの、しかし、それは容易く揺るがされる程度のもの。
激しい熱。それでも、身を護るために手を翳す事はしない。
逆に、両の手を護るように身体を丸めて、熱波に耐えた]
……だ、から。
専門外、だって、言ってん、のに。
[やがて、焔の龍が鎮まったなら。
口をついたのは、こんな言葉]
[掻き消えた焔の龍の中から現れた青年は両手を護る体勢をしていた]
………。
[その姿と続けられた言葉に罪悪感は覚えない]
[それが男の性格であるが故に]
[それでも、表情には感嘆の色が垣間見えるか]
専門外だから、で全て避けられる程世の中は甘くねぇからな。
…正直これを食らったら気絶しやがると思ってたんだがよ。
耐え切った頑丈さに関しては合格だな。
[そしてまた勝手なことを言うのだった]
それは、そーかも、だけ、ど。
[一応は、危険地帯と称される裏通りに出入りもしていた身。
予期せぬトラブルや危険の存在は認識してはいるものの。
さすがに、この展開は釈然とはしないわけで、やっぱり言い返すのは止まらなかった。
半分は、悔し紛れかも知れないが]
気絶して、手、熱に晒して傷めたら、バカだし。
倒れて、られるか、よ。
[勝手な言葉に返すのは、ある意味では論点のズレた一言。
何とか倒れこむのは押さえているが、限界が遠くないのは見て取れるはず。
その様子に、焔の襲来と共に離れていた隼がじぃぃぃ、と。
物凄く物言いたげにしていたのは、多分きっと*言うまでもない*]
[青年の言葉を聞きながら、胸ポケットから手巻き煙草を取り出す]
[火を点すと立ち上るのは文字通りの紫煙]
[無臭のそれは青年の周囲を取り囲む]
プロ精神と負けず嫌いなのは認めてやる。
ま、変なことに巻き込まれんよう気を付けるこったな。
[強引に戦いに引き摺り込んだことに謝罪は無い]
[謝ると言う行為自体、男は行うことが少ないために]
[青年を取り囲んだ紫煙は微弱な癒しを注ぎ込み]
[痛みだけは取り除いてやった]
[青年が倒れ込んだなら男はそれを拾い上げ、肩に担ぐ]
[どうせ自力では戻れないだろうと言う判断からなのだが]
[見捨てないくらいには青年を認めていると言う*ことなのだろう*]
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