情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─港─
[漁に出たり戻ったりする船乗り達に挨拶しながら、港の片隅に泊められた愛用の船へと近付く]
ダニーにメンテしてもらってから走らせてねぇんだよなぁ…。
そろそろ乗っておきたいところだが。
[船の外装に手を触れながらそんなことを漏らし、視線は天へと向く]
……今から出すのはちぃと無謀かも知れんな。
良くねぇ雲行きだ。
[それは勘にも似たものだったが、長く船を乗っていた時に培われたもの。天気の異変を何となくではあるが感じ取る]
どちらにせよ、今おめぇを海に出す余裕はねぇ。
悪ぃがもうしばらく待ってくれ。
[船に語りかけるように言葉を紡ぐと、せめてもの手入れを始めるのだった]
[そんな中]
……ん。
おい、何の話だ?
[奥様方の噂話が耳を掠め、何気なく声を掛けた。
態度は兎も角顔は悪くないこともあってか、噂話程度なら簡単に教えてくれる者もいる。
船乗りの奥さんから伝わってきたらしい港での顛末は、少なからず脚色がついていたかも知れないが]
へぇ、今度は男かい。
こないだも学者先生がなんか拾ってたみたいだが。
……ま、生きてんなら俺の出る幕じゃねぇな。
[男はその辺りには興味を示さず、不謹慎なことを呟いたりするのだった]
─朝・自宅─
[昨夜は結局帰宅してすぐ寝てしまったので、まず昨日中断した作業を片付けようと作業台に向かい。
ただの貝が美しいブレスレットに変わったのは結局昼を過ぎてしまった]
もうこんな時間か…あぁ、そうだ。
雑貨屋に行って、納期を確認しないと。
…ついでに、ゲルダのところに寄るか。
下手するとまだ、高いびきかも知れないからな。
[今出来上がった品物もついでに雑貨屋に納めておくか、と考えながら工房に鍵をかけ。
昨夜の事があるので、近くで仕事をしている漁師に来客が来たら少し待っててもらうように頼んでからまずゲルダの家に向かった]
― ゲルダの家へ ―
ところで、そのゲルダさんに拾われた男性は、
記憶喪失だったりしませんか?
いえ、私の拾った子がそうだったので、
その方もそうでしたら、
意外と繋がりがあったりするのかと思いまして。
[そして唐突に思いついたことを述べれば、
相手は「気を失っていたから、そりゃ分らん」と、
応えをくれる。]
……そうですか。
人間の拾いものというのもこの島では珍しいですし、
すこし、ゲルダさんのところに確かめに行ってみますね。
─港・船の上─
[それなりの大きさのある船へと乗り込み、甲板に立つと徐に指笛を鳴らした。甲高いその音は開け放たれた宿屋の窓まで届き、その窓から一つの影が飛び出す]
…よーし、来たなヴェルト、良い子だ。
[飛び出した大きな影はペットであるヴェルト。大きな羽ばたきと共に船へと近付き、何故かフーゴーの頭の上に降り立った]
……ヴェルト、そこじゃねぇだろ止まるのは。
[漏れる苦笑。時折ヴェルトはこのような悪戯をしてくるのだ。ヴェルトを促して腕へと移動させ、更に船の縁へと降ろす。そうしてから広い甲板の掃除を始めた。辺りに調子っ外れの鼻歌が響く]
んー、まあ見つけちゃったからねー。
ダーヴィッド、か。あたしはゲルダ。
よろしく。
[名乗り返しながら風呂に行くと言う相手に父の服を着替えとして渡しておいた。
それからまたリビングへと戻って珈琲を入れる。]
そういや、ライヒアルトもなんか拾ったとかって噂あったっけ……。
[狭い島のなか、珍しい出来事はすぐに噂になるものだった。
リビングで珈琲を飲みながら、珍しい事が続くなんてふしぎなこともあるもんだとのんびり呟いている。]
─ゲルダの家に向かう途中─
…空気が湿ってきたな。
今夜あたり…荒れる、か。
[自宅兼工房は海辺に有る為、急な時化が来ても大丈夫なようにいつでも出かける際はしっかりと戸締りはしているが。
いつになっても慣れるもんじゃないな、と内心で溜息をつきながらゲルダの家への道を急ぎ。]
─通り
あー、そいえば…クロエの店寄ってこ。
そろそろ革手がボロボロになってきちゃったしなあ。
うん、そうしよう!
[道具箱をかつぎあげると、幼馴染の居る店へと急ぐ。店先で箒を抱えて猫と居る姿が目に入った]
おーい、クーローエー!遊びに…じゃなかった。革手買いに、私が来たよー!
[理路整然としているような、そうでないような。
少しばかり不可思議な思考回路を漁師――船乗りかもしれない、相手に披露し、くるりと踵を返す。
白い砂の上を、土の上と変わらぬペースで歩んで行く。
視線を上げれば、自慢の船の上のフーゴの姿、ヴェルトの姿、
砂浜を歩くヘルムートの姿も捕らえることができるか。
近づいたなら、どちらにも「おはようございます」と挨拶を向け、
それでも相変わらずマイペースに自分から足を止めることなく、
ゲルダの家に向かって歩を進める。]
─雑貨屋・前─
[小さく呟き、ため息をつくのと、威勢のいい声が名を呼ぶのはほぼ同時だった]
やほー、カヤ、いらっしゃい。
革手は、いつものでいいん?
[元気のいい幼馴染に、にか、と笑ってこう返す。
ぶち猫も、挨拶するようににぃあ、と鳴いた]
―宿屋―
[昨日は結局クロエを送ったそのまま、お茶などご馳走になりながら少し会話に花が咲いたりもしたのだった]
んー。
[陸での朝は極度に弱い。
揺れない寝台では目覚めも遅くなりがちで。甲高い指笛が聞こえなければまだまだ寝ていたことだろう]
もう朝か。
ふぁぁ。
[欠伸混じりに酒場ともなる食堂を覗くと、そこには手伝いの青年の姿しかなく]
親父さんは?
ああ、こいつの所か。納得。
ぼやくなって。リッキーになら任せられるからだろ?
そうだな、俺も眠気覚ましに見せてもらってくるか。
[愚痴混じりのリッキーも嫌そうには見えない。
一生懸命に支度する青年を軽く応援して、港に向かい宿を出た]
みゅうぅ。
[なんだか涙目になりながらも、あっちこっちと迷いながら、適当に歩き回り、一体ライヒアルトの家から教会までどれくらいの障害があればこのような時間になるのだろう、という時間をかけてやっとリディは、教会の前を通りかかった]
───教会前───
教会……教会……。
[が、教会というものをよく分かってないので、そのまま通り過ぎようとしていた。
今更ながらに、ライヒアルトに教会ってなんなのかと聞いておくべきだったと後悔中]
―砂浜―
[砂浜でみつけた話し相手は海女。
やはりというべきか、「ひろいもの」のはなしはここでもされる。
その途中聞こえた声に振り返り、]
あらん?アルせんぱぁい。
ごきげんうるわしゅう。
[海によく似た色彩のドレスのすそをつまみ、一礼して。
はた、と気付くのは]
リィちゃんは居ないのかしら…?
[ふかく詮索はしなかったゆえに、リディの状況はしらず]
─港・船の上─
[聞き慣れた声が耳に届くと鼻歌は一度止まり、掃除の手が止まる]
おぅ、ライヒアルトおはようさん。
今日も精が出るな。
[港に来たのもいつものフィールドワークなのだろうと当たりを付けそう言葉を投げかける。挨拶のうちと考えているために返事は期待しておらず、声を投げかけた後は再びズレた鼻歌を鳴らしながら掃除を続ける。ヴェルトもまた、ライヒアルトの姿を見止めると、挨拶するかのように、がー、と鳴いたのだった]
[笑顔になる前のクロエの少し曇った顔が気にはなったが、尚更いつもの調子で返す]
うんうん!いつもの!あれじゃないと、なーんか違うのよね。前に親父…の使ったけどやっぱ駄目ね。
[それを告げるとしゃがみこんで猫を撫で回す]
うにうにうにー。あんたも元気にしてたー?
私はこのとおり元気よー?
[それから他愛もない話を二、三聞いた後、彼女らと別れる]
続けてたぁ、妙な偶然もあるモンだな……
お?
[思い起こす矢先、目の前を通り過ぎていく少女。
呟く声も聞こえた]
……教会ならここに建ってんじゃねぇか。
[通り過ぎた背中に声を掛けた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新