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はいよ、肝に銘じとく。
……つってもそこまで金にゃぁ困ってないから、そこんとこは安心してくれ。
まぁ、時にはちーっとマケてくれっと嬉しいがねぇ。
[などと言いながらも、言われた金額をその通りカウンターの上へ]
さぁて。
こってり絞っといたから、次からは大丈夫だと思うが。
それだけ美味かったってことだろ。
アイツら、飯はよく残すクセにな。
[肩を竦めてみせた]
[死角になって見えなかった先ほど見かけたぶち猫が、
フーゴーの近くに行ったことで見える。
ぶち猫は再度、生物学者の姿を見て、
一瞬きょとりとした表情を見せただろうか。]
……格好、ですか?
いつもと変わりませんが。
[問いかけに、自らの身体を上から下へと見やり。
嗚呼、と頷いたのは、視線の先を感じてか、
肩の少女が微かに身じろいだのを感じたからか。]
……拾ったんです。
[非常に端的に述べた。]
母一人子一人で営む慎まし〜い雑貨屋に、あんまり期待せんといてー?
[どこが慎ましい、と突っ込まれそうな事を言いつつ、代金を確かめる]
はい、確かに。毎度あり、と。
なら、チビさんたちに言うといて。
ご飯残してる内は、なんも作ってあげんよー、てね。
[肩を竦める様子に、騒動の様を思い浮かべ。
それから、悪戯っぽい笑みを浮かべて、こう言った]
[ぶち猫は、喉元に伸びる手を避ける事無く。
ごろごろ、と喉を鳴らす。
学者に向ける視線は、やはり、どこかきょとり、としたもの。
興味深げに、尾が揺れた]
[いつか目が覚めた後に、教会の身上書に書かれた項目にはこう書かれていた]
−−−
■名前:リディ・ルゥリィ Liddi Rulli(ただし、記憶の中にあった名前なので本名かどうかは分からない)
■年齢:思い出せない
■職業:特に無い
■経歴:覚えていない。一番最初の記憶は森の中。
−−−
以下はPL情報。
島生まれの島育ち。
ただし、他の住民は全員リディの顔は知らない。
家族は無し。友人はもういない。
持ち物で身元を照会するものは無い。運動神経は鈍く、いたずら好き。
ライヒアルト家の居候予定。
■希望縁故:基本的にほとんど始めて出会う人ばかりになりますが、そこから友人その他になれるならお受けいたします。
後はまあ、なんとなく設定が分かる人ならそっち方面もどうぞw
いやそうじゃなく。
[格好、の勘違いにはしっかりと突っ込みが入った。続く説明、と言うには短い言葉には片眉を上げて]
拾ったってぇ。
そんなほいほい落ちてても困る代もんじゃあねぇか。
おめぇが拾ったってぇことは、森に居たのか?
あそこに居たってぇのも不思議な話だが。
[ライヒアルトが良く向かうのは森、そこで拾ったのかと思い再びの問い。ぶち猫の喉を擽りながらも視線はライヒアルトと、担がれた少女へ向かう]
それはそれとして。
気ぃ失ってんだか寝てんだか分からねぇが、大丈夫なんかその子?
/*
リディがなめさんっぽいな。
妖精系だったりするんだろうか。
そうなると少し「えー?」な感じもするけど。
まぁあれこれやるのはその人の自由だ。
リアリティ求めすぎてんのかな。
まぁ良いか、なめさん今までもそれ系統やってっしw
多分元ネタとかは背後が知らないものなんだろう。
歳食ってっし妖精系なら乗りたいところではあるんだが。
設定がはっきりしない以上ちと微妙。
あぁ、悪かった。
そりゃぁあんだけ取り立ても厳しいんだしな。
[何処か揶揄うような口調で言いつつ、買った品を手にして]
ハハ、ソイツぁ効きそうだ。
今度言ってやるとしよう。
そんじゃ、また来るな。
ありがとさん。
[ひらりと片手を上げて、店から出た]
[相手の表情が動くのとは反対に、まったく表情が動かぬまま]
森ではなく、すぐそこで因縁をつけられました。
私には覚えがないのですが、どうも私に恨みがあるようで。
[相変わらず淡々とした声音で続ける。]
……腹が減ったと気を失ったので、
クロエさんのところでクッキーか何かあれば買って帰ろうかと、
思っているのですが。
[ずれた少女を担ぎ直す仕草を挟み]
流石に、この子を背負ったまま、買い物は無謀でしょうかね。
[真顔で呟いた。]
……アレは、例外さね。
[からかうような言葉に返すのは、冷ややかな一言]
うん、言うてやって。
お残ししなくなったら、とっときのお菓子焼いだけるからねぇ。
はぁい、またよろしゅうに。
[こちらも片手を上げてこう返しつつ、店を出る背を見送った]
[自分とは対照的に動かぬ表情。これで愛想もあれば、とは思うが言ってもどうにもならないために口には出さず]
はぁ? 恨みって。
おめぇ何かやらかしたのか。
……そもそも誰だこの子。
[目を覚まさない少女に視線をやり、首を傾げる。見覚えは無さそうだ]
腹ぁ減ったって。
それだったらクッキーよりはちゃんとした飯食わせた方が良いんじゃねぇか?
つーかその格好で動きまわったら他の連中にも驚かれるのがオチだ。
買いに行くんならうちで寝かして行きゃ良い。
リッキーも居るし、おめぇが離れてる間の面倒を見るくれぇは出来る。
[冷ややかな声にはやはり肩を竦めるのみだった]
さぁて。
後は、今日の飯買って帰るか……
……ん?
[雑貨屋を出て少し歩いたところで、訝しげな顔をして立ち止まる。
視線は数名と猫、主に担がれた少女へ]
フーゴーさんもご存じないのですか。
[首を傾げた相手を見やり、何にしても言葉の足らない生物学者は、その一言で、自分も担ぎあげた少女が何者か知らないと暗に告げる。]
……ああ、それもそうですね。
昨日の夕食の残りで良ければ有るのです。
[フーゴーの言い分に、一つ頷いて。
けれど、申し出には首を横に一度振った。]
この子が何に対して恨みを持ってるのか、
まだ聞けてないのですよ。
できたら、起きた時に直ぐに聴いた方が良い気がするので。
残り物で間に合わないようなら、
後で買い足しに出かけることにします。
7人目、作家 ヘルムート がやってきました。
作家 ヘルムートは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―村外れ・別荘―
んっんー…、なぁんでかしら。
浮かばない時って、ほぉんと浮かばないのよねぇ。
[つづりかけの羊皮紙を前に突っ伏し、おもく息を吐いた]
せぇっかく気分転換に、こんな僻地にまで遊びにきたのにねぇ。
これはもう…散歩にでもいくっきゃないわねっ!
[なにがどうしてそんな結論に至ったか。
別荘をでて、むらなかの方角へむかっていく]
[数日前、島にあがった直後に記入した書類にはつぎのように]
―――
■名前:ヘルムート・フォン・ティーク(Helmut von Tieck)
■年齢:26歳
■職業:作家
■経歴:名家(ただし没落しかけ)のうまれであるにもかかわらず、表舞台に立つとき以外は、女装をして過ごしているキワモノ。
村に来たのはつい数日前で、別荘のひとつに住んでいる。
使用人はごく少数しか連れず、自分で身のまわりのなにやらをすることも多い。
複数のものがたりを、本名で出版している。
■希望縁故
島外でおつきあいのあるかたが居てくださるとうれしいです。縁故の正負は問わず、どのようなものでも歓迎です。
―――
/*
すっごいのきたwwwwwww
は、いいんだけど、おなごが少ないよwwwwwww
さて、そろそろ身体サイクルを戻すためにも、今日は早寝した方がいいかな。
島の子供でこんくれぇの歳の子なんだったら知ってるはずなんだがな。
見覚えは、無ぇ。
[多分、と言う言葉が出かかったが、現状記憶には残っていないためにその言葉は飲み込む。口振りからライヒアルトも知らぬと察し、不思議そうな表情になった]
知らねぇのに恨まれるってぇのも可笑しな話だな。
ああ、聞くのにタイミング逃しちまったらずっと聞かないままになったりもするからな。
ともかくその子が起きねぇことにはどうにもならんか。
話にしても、飯にしても。
[ライヒアルトの返答には頷きを返す。一通りぶち猫を構ったところで掛け声とともに立ち上がり。そのお陰でようやくもう一人の姿に気付いた]
よぉ見習い。
んなところで突っ立ってどうした。
[その態度から一人前では無いと言う意味を込めてウェンデルを見習いと呼ぶ。揶揄いの笑みを浮かべた口元へパイプを運び、煙は吐き出した]
/*
すげぇキワモノが きた。
島外での関わりはは15年前で止まってっかんなぁ。
ギリギリ会えたとしても11の時か。
無理無理w
さて、と。
……ああ、そういや、入荷した本の整理が終わってなかったか。
今の内に、片しちまおうかね。
[ふとその事を思い出し、店の隅に積んだ荷を解く。
書物の需要は決して多くはないが、自身の趣味も合わせて、不定期ながら仕入れている。
新たに届いた数冊の本、その内の一冊を著した者が島に来ているなどとは、今は知る由も*ないのだが*]
まぁ、人というのは、
自分の知らないところで恨み辛みを買う動物ではありますけれど。
なんにせよ、この子が起きてからのようですね。
[立ちあがるフーゴーに視線を合わせ、
その後、彼の足もとに居るぶち猫に、
ほんの微か唇の端を持ち上げてみせた。]
ウェンデルさん、こんにちは。
[そしてぶち猫から視線を上げると、
先程視界の端に捕らえた神父見習いへ挨拶を向け、
つぃっと足を一歩前に。]
それでは、とりあえず、家に向かうことにします。
んぁ?
あぁ、買い物途中でね。
[疑問には包みを示した。
呼ばれ慣れているのか、呼び名にも特に気にした様子はない。
隣のライヒアルトにも片手を上げてから、ゆっくり近付いて行く]
つーかそりゃぁこっちの台詞だろ。
おやっさん達こそ何してんだ。
それに……ソイツぁ一体なんだ?
[担がれた少女を顎で示して首を傾げる]
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